写真:ミセス 和子
地図を見る北海道湧別町にある「かみゆうべつチューリップ公園」は、公園の総面積が12.5万平方メートル、作付け面積が7万平方メートルとスケールの大きい公園ですよ。そこに220品種、120万本のチューリップが開花します。
本州ですとチューリップはもっと早い時期のお花ですが、ここ道東、湧別町では5月になってやっと開花します。冬の長い北海道、遅い春を楽しみたいと、多くの観光客で賑わいますよ。チューリップの品種も年々増え続けています。
「オランダ風車型管理棟」は、かみゆうべつチューリップ公園のほぼ真ん中にあり、風車型の建物はチューリップが開花すると、まるでオランダに来たような気分にさせてくれる建物です。オランダ風車型管理棟の展望台から広大な敷地のチューリップ畑を一望する事ができますよ。
「かみゆうべつチューリップ公園」では、チューリップと同時期に開花するムスカリとのコラボレーション花壇もあります。
ムスカリは、ユリ(キジカクシ)科のお花です。地中海沿岸ー南西アジアにおよそ40種類が分布する球根植物です。爽やかな紫色でぶどうの房のように見えるお花、耐寒性が強いので春でも気温の変動が激しい北海道に適していますよ。
かみゆうべつチューリップ公園は、道東の厳しい冬が終わり、遅い春を満喫させてくれる素敵な場所です。
写真:ミセス 和子
地図を見る「チューリップ公園」の南東の一角では、チューリップ掘り取り販売コーナーがあります。好きな品種のチューリップを、自分の目で確認し自分の手で掘り起こして購入する事ができますよ。
価格は1本100円で購入できます。欲しい種類のチューリップの球根を間違いなく購入する事ができるので安心ですね。球根の予約販売や、関連したお土産もたくさん用意されています。
写真:ミセス 和子
地図を見る昭和30年代から湧別町は、輸出用としてチューリップの球根が栽培されていましたが、オランダの球根が世界市場で値下げされると、チューリップ栽培は徐々に衰退して来ました。
しかし昭和50年「後生にチューリップを残そう」という強い思いから、定年退職を迎えた西川氏の指導を受けて「湧別老人クラブ連合会」では、現在のチューリップ公園の場所に、「老人農園」を作りどんどん拡大して行きました。
自分達が楽しむ「老人農園」でしたが、国道沿いに広がるカラフルなチューリップ畑は、毎年春になると人が集まるようになりました。昭和60年には作付け面積を拡大し、昭和62年には「オランダ風車型管理棟」を建設、昭和63 年4月1日に正式に町立の「チューリップ公園」として指定され、毎年チューリップフェアが開催されるようになりました。
かみゆうべつチューリップ公園のイメージキャラクターの「チューピットくん」と「リップちゃん」です。チューピットくんとリップちゃんは、チューリップの妖精で、二人のめんこい(可愛い)キャラクターは、来園者に夢を与えてくれています。
写真では向かって左の、チューピットくんがお兄ちゃん12才で、右のリップちゃんが妹10才です。チューリップフェアが開催されている期間の土曜日、日曜日にチューリップ公園で会う事ができますよ。
チューリップ公園ではイメージキャラクターのグッズが販売されており、一緒に記念撮影もできます。北国の春の訪れが嬉しく、心が和むキャラクターです。
かみゆうべつチューリップ公園はいかがでしたか、広大な敷地内では園内を1周する「チューピット号」の電動バスがありますので、ご年配の方や足の不自由な方でも観光する事ができます。
また、オランダの民族衣装を着て、オランダ製ジャンボ木ぐつの撮影スポットで記念撮影はいかがでしうか。詳しくはMEMOを参照してくださいね。
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(2023/11/30更新)
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