黄金のトンネルに感動!花があふれる春のバンクーバー

黄金のトンネルに感動!花があふれる春のバンクーバー

更新日:2018/07/27 11:24

アメリカとの国境の街、カナダの西海岸にあるバンクーバー。都会と自然が程よく調和し、気候も穏やかで過ごしやすい街です。
電車、市バス、水上バスなど交通機関が発達しているため、これらを乗りこなせば観光地へのアクセスも便利。
そんなバンクーバーを訪れるなら色とりどりの景色が楽しめる春をおすすめします。カナダで一番早く春を迎えるバンクーバーでは、数々の美しい花を見ることができるのです。

圧巻!黄金のトンネルに感動

圧巻!黄金のトンネルに感動
地図を見る

ダウンタウンからバスで約30分のところに、観光名所としても有名なバンデューセン植物園があります。東京ドーム1.7倍もの広さがありながら手入れが行き届いた園内。エリアごとに世界各国の花が植えられていたり、コンセプトの異なる庭園になっていたりと、どの季節でも楽しめるように工夫されています。
特におすすめは5月中〜6月上旬。キバナフジが満開になる季節です。バンデューセン植物園はその規模がものすごい。ラバーナム・ウォークという黄金のトンネルができあがるのです。

見上げると空から降りそそぐような色鮮やかなキバナフジ、その下に咲き誇る赤紫のアリウムやブルーベルの作り上げる美しいコントラストが観光客を魅了します。
夜にはライトアップされ、さらに輝きを増して幻想的に広がる黄金の世界は必見です。

足を延ばしてビクトリア

足を延ばしてビクトリア
地図を見る

バンクーバーからフェリーで1時間半ほど、観光・グルメに人気の街ビクトリア。ここビクトリアにあるブッチャートガーデンも四季折々カラフルな植物が楽しめ、年間100万人以上が訪れる有数の観光地です。

東京ドーム5つ分もあるこの庭園は、イギリスのブッチャート氏の所有する石灰岩採石場に奥様が花を植え、広げていったのだそうです。園内はイタリア、日本、地中海の庭園を参考に5つのエリアに分かれ、それぞれ趣向を凝らした作りになっています。

季節ごとに植え替えられる花壇は、1年を通して多様な花々が鑑賞でき、その美しさに時間を忘れることでしょう。

園内にあるレストランでは、英国式のアフタヌーンティも楽しめます。英国式庭園を眺めながらサンドイッチやケーキ、チョコレート等、食べきれないほどの軽食やスイーツ、イングリッシュティに舌鼓。優雅な気分に浸りながらのティータイムに目もお腹も満足です。

市民が集う憩いのスタンレー公園

市民が集う憩いのスタンレー公園
地図を見る

ダウンタウンの西側にあるスタンレー公園。市民からも愛されるバンクーバーで最大かつ最古の、カナダ国定史跡にも認定されている公園です。園内にはのんびりできる芝生の広場、ローズガーデン、海に面したプール、水族館、テニスコート、トーテムポール広場などがあります。園内を一周するサイクリングコースもあり、サイクリングやジョギングを楽しむ市民もたくさん。

この時期に行くとローズガーデンにはいろいろな種類のバラが咲いていて一帯が良い香りに包まれます。入園無料の公園だからといって侮れません。育てられている品種の多さ、行き届いた手入れに驚かされます。

観光でのお勧めは馬車で園内を案内してくれるツアー。英語ガイドが見どころをおもしろおかしく説明してくれます。ゆっくり馬車に揺られながらの園内散策は、左手に新緑、右手に海という抜群のロケーション。英語がわからなくてもその景色だけで癒される、まさに都会のオアシスです。

大自然の中を走る馬車は、トーテムポール広場に停車して写真タイム。立ち並ぶトーテムポールには、先住民たちの歴史が刻まれていてそれぞれ個性的で見応えがあります。

スタンレー公園は桜の名所としても有名なので、3月下旬〜4月上旬に行くのもいいですね。

公園の西側から続く道を歩くと、サンセットが美しいと評判のイングリッシュ・ベイがあります。この周辺にはオシャレな飲食店も多く、綺麗な夕陽を見ながら食事ができるお店でサンセットディナーも良いのではないでしょうか。

癒しの街バンクーバーへ

バンクーバーへは羽田空港からも直行便で行けるようになり、ますます便利になりました。都会の中に自然があふれ、気候も街も人も全てが穏やかな雰囲気で旅行しやすい癒しの街です。

太陽の下ですくすく育った花が咲き誇るバンクーバーの春。感動の黄金トンネルや、日本ではあまりお目にかかれない色とりどりの花を楽しみに行ってみてはいかがでしょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/05/20−2015/05/24 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -