スイス・ヴェルネイヤーズのお宿「レーヴス グルマン」で大自然を満喫!

スイス・ヴェルネイヤーズのお宿「レーヴス グルマン」で大自然を満喫!

更新日:2016/03/20 19:34

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家
スイスのヴァリス州は4000メートル級の山々が集中する山岳地帯。その入り口の町、レマン湖南東のマルティニは、シャモニーやアオスタ、さらにアルプス越えの峠が近いため、古くから交通の要衝地として栄えてきました。その隣の駅ヴェルネイヤーズに今回のお宿「レーヴス グルマン」があります。温かい人柄のオーナー夫妻&居心地よいお宿で、特に夕食は心に残るものです。このお宿を拠点に大自然の中へ飛び出しませんか。

温かいオーナー夫妻経営のお宿「レーヴス グルマン」から、大自然の中へ!

温かいオーナー夫妻経営のお宿「レーヴス グルマン」から、大自然の中へ!

写真:Hiroko Oji

地図を見る

「レーヴス グルマン」があるのは、スイスのヴェルネイヤーズという鄙びた鉄道駅から徒歩10分の閑静な住宅街。緑やお花・果樹が溢れる広いお庭がある民家が建ち並ぶ住宅街に潜む、居心地よいお宿です。とても辺鄙で観光とはかけ離れたようにも思える立地なのですが、とんでもない!隣駅のマルティニはモンブラン・エキスプレスやセントバーナード・エキスプレスの始発駅で、フランスのシャモニーや名峰の数々を一望できるモン・フォールというスイス最大規模のスキーリゾート地へ手軽にお出かけできます。お宿から国鉄駅とは反対方向へ歩くと、10分ほどでこのモンブラン・エキスプレスに乗れるのも嬉しい点です。

また、4000メートル級の山々が集中する山岳地帯の代表格ツェルマットやサースフェー、クラン・モンタナなどにも近く、エラン谷やアニヴィエの谷など大自然を満喫するにも絶好の立地と言えるでしょう。レマン湖畔のジュネーブへは列車で2時間かからず、空港利用にも便利です。

ゆったりしたダブルのお部屋は居心地満点

ゆったりしたダブルのお部屋は居心地満点

写真:Hiroko Oji

地図を見る

ボブ(夫)とセシル(妻)というご夫妻が運営するお宿は全部で6部屋。客室はそれぞれ内装が異なっており、セシルのセンスが光るお部屋になっています。たとえば、ヴァッカスという名のお部屋は葡萄&ワインがテーマになっており、壁の装飾や家具・ランプなどは全て葡萄やワインにちなんだデザインで、コルク栓を上手く使ったディスプレイが目を楽しませてくれます。

室内のバスルームはシャワーのみでバスタブはありませんが、使い勝手がよく清潔でゆったりしたスペースになっています。また、廊下の隅には、湯沸かしポットと紅茶&コーヒーセットが用意されており、好きな時に自由に利用できるようになっているのが嬉しい心配りです。

広いお庭でバーベキューや団欒の時間も

広いお庭でバーベキューや団欒の時間も

写真:Hiroko Oji

地図を見る

各お部屋から見下ろせる広々としたお庭は緑で覆われ、週に一度バーベキューの夕食をここでいただけるように設備が整えられています。毎日の夕食会の食前酒もここで振舞われます。芝生の上には日向ぼっこのできるチェアが置かれ、駐車スペースも確保されています。

ビュッフェ式で頂く朝食は夕食会のお部屋と同じ席で

ビュッフェ式で頂く朝食は夕食会のお部屋と同じ席で

写真:Hiroko Oji

地図を見る

朝食は8時から10時までの間に、日本式でいう2階の朝食ルームに用意されています。このお部屋は夕食会が開かれるお部屋です。内容は多種類のハム&チーズ、ヨーグルト、フルーツ、シリアル類、数種のバケットにクロワッサン、手作りジャム、カップケーキ、ジュース、ホットドリンクと、いたってシンプルですが心のこもったお美味しいものです。

オーナー夫妻で進行する夕食会はたっぷり4時間かけて

オーナー夫妻で進行する夕食会はたっぷり4時間かけて

写真:Hiroko Oji

地図を見る

夕食はその日の午前中までにリクエストすれば用意してもらえます。午後7時から開始なのですが、よくあるホテルやB&Bについているハーフボードの夕食とは一風変わっていて、ホームパーティのような夕食会。

先ずは食前酒が、お庭のバーベキューコーナーで振舞われます。数種類のワインにおつまみが、芝生の上に置かれたテーブルに並べられ、先ずは立ったままで、参加者がそれぞれおしゃべりを楽しむ時間となります。ところが、ほとんどフランス語!セシルが英語堪能なので、フランス語の分からない人には横について、みんながどんなことを話しているのか、さりげなく通訳してくれますので、ご安心を!

約1時間後、朝食のテーブルのあるお部屋へ移動となります。テーブルに着いたら先ずはセシルから、本日のメニューをフランス語で書かれたミニボードを見せながらの紹介があります。フランス語に引き続き英語でも同じようにしてくれます。ここからが、ボブの腕の見せ所!彩りが美しく美味しいサラダに続きチーズやフォアグラなどの盛り合わせ、メインのステーキ、デザート&コーヒーと、手際よく台所に立ち料理する姿も楽しめるのです。

セシルはタイミングを見てお手伝い。ボブもセシルもゲストと一緒に食べたりおしゃべりしたりしながら頃合いを見計らって次の料理の準備をするのですが、その進行がとってもスムーズ!4時間という、日本人にとっては長すぎるようにも思える時間もあっという間に過ぎてしまいます。後に残るのは「参加してよかった!」という思い出です。

辺鄙でも便利な立地の「レーヴス グルマン」でスイスの大自然へ!

セシルの長年の夢がかなって手に入れたというこの立地のお宿は、レマン湖畔やスイスアルプスを満喫でき、彼女の温かい思いやりが随所で伝わってきます。また、以前レストランでシェフをしていたボブのお料理は本当に美味しく、一流レストランでいただく4コースのお料理が、家庭的な雰囲気の中で味わえるのがおすすめポイントです。また来たくなるのも当然で、リピーターばかりと言ってもいいくらいのゲストは気さくな人たちばかり。皆さんも、スイス・ヴァリス州の大自然とともに、このお宿の居心地よさを味わってみませんか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/07/17−2014/07/20 訪問

- PR -

旅行プランをさがそう!

このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -