アンパンマン列車が最初に登場したのは2000年10月。
土讃線(岡山〜高知〜中村間)に採用されたアンパンマン列車(ブルー)は子ども達の目をくぎ付けにして大人気を博しました。以来、リニューアルを繰り返して今日に至りますが、列車はすべてがディーゼル車での採用でした。そして今回、満を持して予讃線(岡山・高松〜松山間)を走る8000系特急電車にアンパンマン列車が初登場!
デザインは本州と四国を結ぶ予讃線のコンセプトシンボルとして、アンパンマンの「虹の架け橋」を採用。この列車を眺めるすべての親子にとって会話の架け橋となってほしいというメッセージがそのボディに込められています。
提供元:JR四国
http://www.jr-shikoku.co.jp/アンパンマン列車が予讃線にデビューして以来、延べ1,030万人(平成26年度まで)がこの列車を利用、うち「アンパンマンシート」には12万8千人が座っています。
そして今回初登場の8000系新型列車にもアンパンマンの世界が楽しめるように16席限定の指定席「アンパンマンシート」を用意、特別な旅の特別なスペースとして、いろいろな演出が楽しめる空間となっています。
シートは5色の虹のストライプ柄にアンパンマン、ばいきんまん、ドキンちゃんが描かれ、シートに座りながら記念撮影ができる設計に。また座席テーブルを開けると実際の運転台のようなミニ運転席が現れ「運転ごっこ遊び」が楽しめます。そのほか、カーテンや天井もアンパンマン仕様に!
アンパンマン列車は8両編成。
16席の専用シート(1号車)の後方デッキには写真のように「虹と空」をテーマにした空間が広がっています。デザインコンセプトである「虹の架け橋」がこんな所にも仕掛けられているのです!
外装の「虹」からの繋がりと広がりをテーマに「空」をイメージした明るいスペースのデッキにはウエルカムエンブレム(写真右側)を配置、記念撮影ポイントとして旅の思い出作りのお手伝いをしてくれるでしょう。そしてエンブレムの反対側に設置された自動販売機もアンパンマン仕様に!
アンパンマンのキャラクターで主役のアンパンマンを凌ぐ人気があるのがドキンちゃん。この新型列車には、実は人気のドキンちゃん専用ルームが隠されているのです。
それが写真の洗面台。デッキテーマの「空」繋がりとして「ピンクの夕空」をテーマにしたオシャレでかわいい空間になっています。
写真では見えませんが、洗面台の下部には、しっかりドキンちゃんが横たわっている絵の仕掛けが!そしてカーテンを広げるとそこにはしょくぱんまんとドキンちゃんのラブラブ2ショットが目に飛び込んでくる仕掛けになっています。
またトイレは、「みどり」をテーマにしたさわやかで気持ちのいい空間に仕上がっています。
外観は白色をベースにカラフルな虹を全車両に織り交ぜ、また側面にはミカンや温泉、タオルやお遍路さんなど沿線を連想させる多彩なキャラクターを配しています。これらのデザインは沿線風景である瀬戸内海の海や山々にも映えるように効果的に設計されているのが特徴です。
また1号車だけでなく、一般車両(2号車〜8号車)の天井にも外観と同様にアンパンマンの世界が広がっているのも見逃せません!
写真はミカンぼうや。
愛媛を代表するかんきつ類であるミカンのキャラクターは子ども達に人気で記念撮影ポイントのひとつと言えます。
いかがでしたか?
アンパンマン列車シリーズは原作者で漫画家の故やなせたかしさん(高知県出身)にちなみ2000年に土讃線でデビュー。JR四国ではデビュー15周年を記念して2016年3月31日まで高松、西条、今治、松山、宇和島、高知の六駅でアンパンマン列車15周年記念パン(1個100円)を発売中です。アンパンマン弁当を含めて旅の記念にGETしてみましょう!
この機会に家族でアンパンマン列車の旅に出てみませんか?
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(2024/4/19更新)
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