和歌山城の見所はここ!押さえておきたい必見ポイントをご紹介〜徳川御三家の居城・紀州和歌山城〜

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和歌山城の見所はここ!押さえておきたい必見ポイントをご紹介〜徳川御三家の居城・紀州和歌山城〜

和歌山城の見所はここ!押さえておきたい必見ポイントをご紹介〜徳川御三家の居城・紀州和歌山城〜

更新日:2014/07/18 16:13

今兵庫県竹田城などでも再び注目されているお城。お城観光といえば順路に沿って歩いて終わり…となりがちですが、ちょっとした知識をもって見れば一段と楽しめちゃうんですよ。
ということで、今回は徳川御三家の居城として栄えた和歌山城。
お城の代名詞でもある白亜の天守閣、テレビでも紹介された木の根、時代別の様々な石垣、日本でも珍しい斜めの屋根付き橋「御橋廊下」など、お城の見どころをご紹介していきます。

和歌山城について

和歌山城について
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ではまず和歌山城についてご案内しましょう。

和歌山城は今から約430年前、豊臣秀吉が弟の秀長に命じて建てたお城です。
その後、徳川御三家の一人、徳川頼宜(よりのぶ)が城主を務めたことにより、紀州徳川家の居城として幕府の西の要としての役割を果たしていたと言われています。

標高約49mの虎伏山(とらふせやま)の上に建てられ白壁の天守閣の美しさから、別名「白亜(はくあ)城」、山の名前を取って「虎伏城」などとも呼ばれていました。
当時の石垣や土塀、岡口門・追廻門などが今も残っていてそのうち岡口門と土塀が国の重要文化財に指定されています。

天守閣・茶室など、一部が入場有料となっているものの、それ以外は無料で見ることができますので、観光客はもちろん地元の人にとっても散歩で歩いたり、お堀の周りをランニングすしたりと、親しみやすいお城なんです。

では、和歌山城の表門だった大手門から入っていきましょう!
(手前の一の橋と大手門は昭和57年に再建されたものです。)

お城らしからぬ?珍スポット

大手門から天守閣に向かって歩いていく途中に見ることができるのがこれ!
某テレビで紹介された珍スポットです。もはや有名になりすぎて珍スポットではないかもしれませんが…。

ではどうぞ!裏坂登り口にある「木の根っこ」
石の階段の下の方から覗くと、木の根っこが階段をよじ登る小人に見えるんです。
角度によっては全くそのように見えませんのでご注意を!下からのぞく感じで見てくださいね。
写真を撮る人の姿も見られるほどまだまだ人気のスポットのようです。

お城らしからぬ?珍スポット
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白亜の天守閣のここに注目!

白亜の天守閣のここに注目!
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お城と言えば、天守閣ですよね!
お城=天守閣というイメージの人も多いと思いますが、天守閣がお城に造られたのはあの織田信長の建てた安土城が最初です。それまでは天守閣という建物自体、存在していなかったんですよ。
織田信長は自分が持っている権力を、高さのある大きな天守閣で誇示したと言われています。昔は今ほど高い建物が周りに無かったのでかなり目立った建物だったようです。

そして、この和歌山城にも4つの特徴をもつ天守閣があります。それは‥

1.前は国宝に指定されていた!
2.白い天守閣のイメージがあるが、築城当時は黒色だった。
3.「連立式天守」という珍しい構造をしている。
4.「石落(いしおとし)」という出っ張りを見ることができる。

ではひとつずつ細かくご案内していきます。

1.前は国宝に指定されていた!
現在の天守閣は昭和33年に再建されたものです。
実はこの和歌山城の天守閣は昭和10年に国宝に指定されていたんです。しかもお城としては姫路城に次いで日本で2番目の国宝指定!
ですが国宝指定後に戦火で焼失してしまい、国宝指定も解かれてしまいました。

2.白い天守閣のイメージがあるが、築城当時は黒色だった。
和歌山城の別名「白亜城」にあるように和歌山城の天守閣は真っ白!というイメージがありますが、築城当時は真っ黒なお城だったと言われています。江戸時代の再建時に黒ではなく白になったそうです。

3.「連立式天守」という珍しい構造をしている。
和歌山城の天守閣は写真を見ていただいても、ちょっと想像している天守閣と違う?と感じる人もいるのではないでしょうか?
この和歌山の天守閣は、大天守と小天守、台所、乾櫓、二門櫓などが連結したり多聞櫓(たもんやぐら:石垣の上にある櫓)で繋がっているつくりで、楠門を閉めるとそれらが塀で囲われて大きな要塞になるという構造。
今日本にある連立式天守はこの和歌山城・世界遺産姫路城・伊予松山城の3城だけ。とっても珍しい作りなんです!

4.「石落(いしおとし)」という出っ張りを見ることができる。
写真の中央やや右寄りにぽこっと外にでっぱりがあるのがお分かりでしょうか?
こちらは「石落」。戦国時代、石垣を登ってきた敵に向かってこの石落から下にいる的に石を落した所とされています。ただ、この石落としは本当は石を落した場所ではなく鉄砲を討つために使用されたと言われたりいろんな説があるため、正式な使用方法は謎だそうです。

天守閣の上まで登ると連立式天守になっていることが良くわかります。もちろん遠くの景色を見ることもできますよ。

和歌山城天守閣
料金:大人400円 小人200円
時間:10:00〜17:30(入場は17:00まで)
年中無休(年末年始は除く)

石垣に刻まれた刻印の謎

石垣に刻まれた刻印の謎
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和歌山城の見どころのひとつに「石垣」があります。

時代の移り変わりを表すかのようにいろんな種類の石垣が城内にあるんです。
時代の流れ順に言うと、
・大小様々な石が乱雑に組み立てられているように見える「野面積み」
・大きな石の中に小さい石が挟まれている「打ち込みハギ」
・美しく積み上げられた「切り込みハギ」
この3つに分けられます。

広い城内を歩くと3種類の石垣を見ることができますよ。

また、これらの石垣をよく見ると、天然の石ではないような形をしている石が含まれています。
これらは「転用石」と呼ばれるもので、石垣を組むときに石が足りなかったため、周りにあった墓石や灯篭・石仏までもを持ってきて石垣に組み込んだと言われています。

あと石にはいろんな刻印がされているものがあるんです。
和歌山城の石垣の中で約2000個以上の石に刻印が確認されているそうですが、その種類は約170種類。
石垣を組む際に各大名が手伝いで石を運んできたり石垣を組むなどした際に、わかりやすく石に刻印をしたもの。江戸城・大阪城・名古屋城などでも見られます。
刻印のある石が多いのは新裏坂辺り。案内の看板もあるので探してみてください。

御橋廊下を渡ってみよう

御橋廊下を渡ってみよう
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和歌山城には、お堀に一風変わった橋がかかっています。
この橋は「御橋廊下(おはしろうか)」。
かつて西の丸と二の丸を結ぶ橋としてつくられ、藩主とその付き人のみだけが渡ることができたと言われています。その姿が見えないように屋根を付けている珍しい橋です。

明治の初めころまでは残っていたそうなんですがそのあと無くなり、写真なども残っていなかったところを江戸時代の文献や復元調査などで形や構造などを調べて2006年に復元されました。

こちらは無料で渡ることができますよ!
履物を脱いで渡ります。滑り止めの木の板が細かく並べられていて歩きにくいのですが、お越しの際には藩主気分で是非渡ってみてください!

御橋廊下
料金:無料
時間:10:00〜17:00
年中無休(年末年始は除く)

他にもいろんなスポットがあります!

いかがでしたでしょうか?
今回は和歌山城の有名どころをご案内しましたが、他にも入園無料の和歌山公園動物園、国名勝指定の西の丸庭園など、みどころたくさんの和歌山城。

時間をゆっくりとってのんびりとお散歩気分でまわってみてください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2013/08/17 訪問

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