日本一美しい村で食す海の幸?!伊豆松崎・温泉民宿「石部荘」

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日本一美しい村で食す海の幸?!伊豆松崎・温泉民宿「石部荘」

日本一美しい村で食す海の幸?!伊豆松崎・温泉民宿「石部荘」

更新日:2016/03/24 14:27

sachieのプロフィール写真 sachie 伊豆史女、伊豆専門ナビゲーター

温泉民宿「石部荘」は、伊豆半島西南部の松崎町石部にあります。宿では、地元の海で獲れた魚介類や山の幸など、自然の食材を使った料理を味わえ、お風呂は源泉かけ流しの100%温泉! 石部地区は、駿河湾越しに南アルプスを望める棚田や、変化に富んだ海岸線など、昔からの素朴な里山が広がり、日本一美しい村に加盟が認められた所。スーパーもコンビニも無い、のどかな景色の中にある「石部荘」で過ごす旅は、如何でしょうか?

何にも無いのが良い!!素朴な人情が息付く町の寮母・寮父さん?!

何にも無いのが良い!!素朴な人情が息付く町の寮母・寮父さん?!

写真:sachie

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ご紹介する「石部荘」は、伊豆半島の西南部の松崎町石部地区にあります。石部地区は、松崎市街からバスで約20分の山間にある地区で、三方を山に囲まれ、一方は海が広がっています。民家などの建物が、ひしめき合うように建ち並んでおり、昔の部落の名残が感じられます。スーパーやコンビニなどは無く、のどかで質素な所です。地区を通る道路は、対向車とすれ違えないくらい道幅が狭く、入り組んだ路地などがあり、車も入れない道もあります。

石部荘は、そんな路地の狭い道へ入った場所にあり、最初は慣れないためか複雑に感じてしまいます。ですが、ちょっぴり迷路のようで、大人でも好奇心をかき立てられてしまうようです。松崎方面から国道136号線を通り「石部」交差点を左折。町を流れる山道川沿いにある「JA伊豆太陽三浦」を目印にすると分かり易いですよ。

石部荘は、石部で古くから続く温泉民宿。ベテランで信頼の置ける安心安全な宿のためか、町の山手にある棚田の保全ボランティア活動を続ける大学生が泊まりにやって来ます。まるで、寮母さんや寮父さんのような存在の家庭的で温かみのある宿です。

規模は小さいけれど、確かな品質の湯に入れる!!

規模は小さいけれど、確かな品質の湯に入れる!!

写真:sachie

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いきなりですが、こちらは宿のお風呂です。
宿に着いて一息してから、最初に入る温泉は、一番気持ち良く格別なもの。お風呂は、100%源泉かけ流しの天然温泉。少し不便な所にありますが、それを乗り越えて来たくなってしまう理由の一つが、この温泉です。交じりっ気なしの純度100%の温泉が浴槽に湛えられています。ここの源泉温度は、低くても約43度の熱めの湯。そのため、浴槽の湯に手を入れて確かめるととても熱いです。男女別に、大人が2、3人は入れるくらいの大きさの内風呂があり、空いていれば貸切で入れるなど、融通が利くのは嬉しいですね。

泉質は、石鹸も泡立たない程のとっても塩っ気の強い温泉。お湯に浸かると、温泉に含まれている塩分が肌に蓋をしてくれる役割をして良く温まるので、冷え性の人には特にお勧めです。皮膚の弱い人は、塩分の刺激が強いので、湯上りに水道水で洗い流した方が無難。皮膚の強い人は、洗い流さずにそのまま皮膚に浸透させたくなるような、ミネラルたっぷりの温泉です。

『温泉データ』
泉質:カルシウム・ナトリウム・塩化物温泉(低張性・中性・高温泉)
源泉温度:55.7度・43度 pH7.4

一挙両得の味を味わえる!お楽しみの夕食!

一挙両得の味を味わえる!お楽しみの夕食!

写真:sachie

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こちらは、宿で出される夕食です。テーブルに並ぶのは、ヒラメのお刺身、鮑のお刺身、のびるの和えもの、里芋の煮もの、自家製の切り干し大根の炒め煮など。ここで暮らす土地を知り尽くした人が経営するので、そこで獲れる旬の味覚や美味しいものなど、確かで旨い食事を提供してくれます。

野菜は自家菜園で育てたものなど、石部で採れたものを使用し、魚介類は、もちろん地元の海で獲れたもの。季節によっては、宿のご主人が獲ったものがメニューに並ぶことがあるそうで、海から直接テーブルに海の幸が並べられます。そのため、鮑のお刺身はまだ動いていて、海から獲ってきたものを、そのままつぶしたような感じで、今まで食べたことが無いような、コリコリとした最高の歯ごたえです。一流のお店にも負けないような新鮮な素材を味わえると思ったら、里芋の煮ものなどの家庭的な料理も味わえて一挙両得! 心が安らいでしまうようなおふくろの味に出会えるためか、大学生が泊まりにくる理由も肯けてしまいます。

日本の原風景が広がる!美しい棚田!

日本の原風景が広がる!美しい棚田!

写真:sachie

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ここ石部を訪れたら外せないのが、こちらの棚田です。
この棚田は、宿から車で10分程離れた、海とは反対側の山手の斜面に広がっています。江戸時代後期に起きた山津波によって、崩壊してしまいましたが、平成12年に「棚田を地域の宝」として修復。現在4.2ヘクタール、約370枚の水田が蘇っています。

東日本では珍しく「日本で最も美しい村」に加盟している松崎町。そこにある日本を代表するような美しい自然の景色の石積みの棚田は、静岡県棚田等十選にも認定されています。標高120m〜250mにあるので、晴れの日は駿河湾を眼下に、南アルプスや富士山まで見渡せる気分爽快なパノラマが楽しめますよ。

因みに、棚田のあぜ道にある無数の白色の丸いものは、5月下旬及び12月上旬〜翌年2月上旬までの期間限定で行われるイベント「石部の灯り」で使われるライトです。夜なると約680本のライトが点灯し、水田に浮かび上がる幻想的な景色を見られます。棚田では、収穫祭などのイベント時に地場産品の販売所「棚田でマルシェ」が置かれます。宿のご主人は「棚田でマルシェ」や「石部こらっしゃい会」を立ち上げた人物。石部や棚田のことを何でも知っているような頼もしい方なので、是非色々と聞いてみては如何でしょうか?(石部の棚田についての詳しいイベントは、下記のMEMO【松崎町観光協会及び松崎町役場 年間イベント】よりご覧下さい)

おわりに

石部の棚田は、オーナー制度なので、田植えや収穫など年間を通して体験することができます。興味のある人は下記のMEMO【石部へ行こうよ!】よりご覧下さい。

石部荘は、美しい棚田や山、海などの自然や素朴な町並みがある、静かで居心地の良い所にあります。ものが溢れている時代、石部荘を訪れて、心が研ぎ澄まされてしまうかのような穏やかな環境の中、食の有難さや自然の有難さを感じてみる旅は如何でしょうか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/02/09 訪問

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