写真:藤田 聡
地図を見る館林つつじ祭りは、県立つつじが岡公園東側のつつじ園で行われます。古くからあるヤマツツジが見所で、貴重な品種や歴史的な名木には「緑色の看板」があり、ひと目で分かります。写真中ほどの看板は、名木の桃色ヤマツツジを示すもの。周りのヤマツツジが赤いのに唯一桃色で、特別な品種である事が分かります。
写真:藤田 聡
地図を見る館林つつじが岡公園のヤマツツジには、蓑咲き、桔梗咲き、八重咲きなど品種が多数あります。同じ赤い花でも形が微妙に違うので、色も微妙に異なって見えます。下草の緑が背景になり、つつじの赤が一層鮮やか。名木の桃色ヤマツツジも加わり、夢のような絶景です!
写真:藤田 聡
地図を見る館林つつじが岡公園はヤマツツジから見頃になり、GWに向けて他のつつじも次々見頃になりますが、先に咲いたヤマツツジは終わって行きます。樹齢800年の名木「勾当内侍遺愛(こうとうのないしいあい)のツツジ」と、樹齢650年の名木・蓑霧島は、ヤマツツジの中でも遅く咲くので、GWが見頃。特に蓑霧島は老木とは思えない、園内一見事な咲きっぷりです!
写真:藤田 聡
地図を見る館林つつじが岡公園では単に花を見るだけでなく、見事な幹や枝の様子を下からも鑑賞しましょう。実際、名木・蓑霧島の看板にも「しゃがんで下から樹冠の中を覗き込む」のがおすすめ鑑賞法だと明記されています。写真は、蓑霧島の樹冠の中の様子です。
写真:藤田 聡
地図を見る館林つつじが岡公園には、つつじの巨木が多数あります。人間の背丈の倍以上に育った巨木もあり、つつじとは思えない程。ヤマツツジらしい真っ赤な花も印象的で、館林ならではの光景といえます。記念撮影にも断然おすすめの、絶景スポットです!
館林つつじが岡公園は、古くからつつじの群生地で、室町時代の古文書に既に「つつじが崎」として登場。その後、戦国時代末期から歴代の館林城主に保護され、中には後の五代将軍、徳川綱吉の名前もあります。
つつじが岡公園には営業時間は無く、本来24時間無料開放の公園ですが、館林つつじ祭り期間中は、つつじ園のみ有料化。営業時間外は入園出来ず、入園料は咲き具合に応じて変動します。
公園周辺には無料駐車場が多数あり、つつじ園がある東側には、無料の臨時駐車場も多数開設。つつじの開花情報(開花状況)は、公園や観光協会のサイトに掲載されます。
GWの花名所と言えば、あしかがフラワーパークの藤の花が有名で、つつじが岡公園から車で30分で到着出来ます。また関東周辺のつつじの名所では、小室山公園(伊東市)もGWに見頃を迎えます。いずれも別記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧下さい。(記事最後の「関連MEMO」内に、リンクあり。)
2021年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/29更新)
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