開湯400年!青森県下北半島の秘湯「薬研温泉」でカッパの伝説が残る名湯を楽しむ

| 青森県

| 旅の専門家がお届けするオリジナル旅行ガイドメディア

開湯400年!青森県下北半島の秘湯「薬研温泉」でカッパの伝説が残る名湯を楽しむ

開湯400年!青森県下北半島の秘湯「薬研温泉」でカッパの伝説が残る名湯を楽しむ

更新日:2016/03/22 10:43

Kaycom Dのプロフィール写真 Kaycom D 旅行ライター

本州最北端の青森県下北半島にある「薬研温泉(やげんおんせん)」は、開湯400年の歴史ある温泉地。あたりは大畑川が流れる薬研渓谷の大自然が広がり、奥薬研温泉にはカッパの伝説が残る「夫婦かっぱの湯」があります。大間のマグロをはじめとした地元の料理も楽しめる山深い温泉郷で、日ごろの疲れを癒しましょう。

- PR -

開湯400年の薬研温泉

開湯400年の薬研温泉

写真:Kaycom D

地図を見る

薬研温泉郷は、青森県の最北端下北半島に位置し国民保養温泉地としても指定された温泉郷。開湯400年の歴史を持ち、1615年に「大坂夏の陣」で敗れた豊臣秀吉方の落人がこの地で温泉を発見したと言われています。

温泉地の名前の「薬研」とは、お湯の湧出口が漢方薬を作る道具の薬研に似ていることから名付けられました。泉質は無色透明のアルカリ性単純泉で、刺激が少なくやさしいお湯です。
※写真は「ホテルニュー薬研」の内湯

薬研渓谷

薬研渓谷

写真:Kaycom D

地図を見る

下北半島には日本三大美林のひとつ青森ヒバの原生林が広がり、薬研温泉郷周辺にはそのヒバの実験林などもあります。豊かな森林と山岳の地形が作り出す薬研渓谷には緑がかった美しい大畑川が流れ、水量が多く迫力の大滝なども見られます。

渓流沿いには、新緑や紅葉など四季折々の風景を楽しみながら歩ける遊歩道が設けられ、トロッコの線路跡やトンネル、吊り橋なども設置。
気軽に歩きたい人は、山道の遊歩道ではなく県道を歩けば、高低差もほとんどなく舗装されているので足も汚れません。

奥薬研温泉の「夫婦かっぱの湯」

奥薬研温泉の「夫婦かっぱの湯」

写真:Kaycom D

地図を見る

薬研温泉から2キロほど川を遡ると奥薬研温泉に辿りつきます。この地には河童の伝説が残り、渓流のすぐ脇に建つ総ヒバづくりの「奥薬研修景公園レストハウス」では、「夫婦かっぱの湯」という露天風呂に入ることができます。森の香りがする涼しい風に吹かれ、渓谷の景色を眺めながら入る温泉はまさに格別。河童の像が立つ大きな湯船でゆったりと手足を伸ばしてください。

このレストハウスには無料の休憩所があり、食事をすることもできます。メニューには、地元の特産品を利用した「いかすみラーメン」や「サーモン丼」、「豚丼」などがあり、味もボリュームも満点。食事時にこのあたりに来たらぜひ立ち寄ってみてください。
また、露天風呂は有料ですが、建物の入口にある足湯は無料で入ることができるのでこちらもあわせてどうぞ。

国設薬研野営場

国設薬研野営場

写真:Kaycom D

地図を見る

薬研温泉には、4月下旬から11月上旬まで利用できる「国設薬研野営場」があります。7.2ヘクタールの広大な敷地を有し、水洗トイレやコインランドリー、炊事場、ファイヤーサークルなども完備。周辺では、大畑川での渓流釣りや森の中の散策も楽しめ、樹齢800年にもおよぶ県内最大のクリの木(愛称:おぐり)も見ることができます。

大間にも近いことから、フェリーで北海道へ行く途中に立ち寄るキャンパーも多いのだとか。本州最後の野営地として訪れてみてはいかがでしょう。

ホテルニュー薬研

ホテルニュー薬研

写真:Kaycom D

地図を見る

「ホテルニュー薬研」は、薬研温泉では最大規模のホテル。ホテルの裏側には渓谷の大自然が広がり、奥薬研温泉への道がすぐ脇から続いています。
館内には、青森県産のヒバを使用した内湯と渓流が望める露天風呂があり、湯船にはヒバチップが包まれたテルテル坊主がプカプカ浮いています。効能は、リウマチや神経痛、疲労回復など。ヒバの香りをかぎながらじっくり浸かってその温泉効果を満喫してください。

ホテルの夕食では、大間のマグロをはじめ津軽海峡産の海の幸や下北産の山の幸を味わえるのも魅力。大間のマグロの溶岩石陶板焼きやお茶漬けなどの追加料理もあり、この地ならではの料理を思う存分いただけます。地酒も揃っているので、温泉上がりにチビチビやりながら下北の味を楽しんでください。

※「ホテルニュー薬研」は改正された耐震改修促進法の関係で2016年11月に閉館予定です。薬研温泉での宿泊施設は限られており、閉館後は受け入れ人数が大幅に減ってしまうので、ぜひその前に訪れてみてください。

最後に・・・

薬研温泉郷からは、本州最北端の大間崎や日本の三大霊場のひとつ恐山(休山日:11月〜4月)へも日帰りで訪れることができるので、秘湯の雰囲気を味わいながら名所の観光も楽しめます。
「奥薬研」と路線バスが通る「大畑」間は、予約をすれば乗合タクシーの利用も可能なので、予定が決まったら事前に問い合わせてみましょう。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/03/17−2016/03/19 訪問

- PR -

条件を指定して検索

トラベルjp<たびねす>

トップページへ戻る

トラベルjpで一緒に働きませんか? 旅行ガイド編集部では運用サポートスタッフを募集中です! この記事に関するお問い合わせ