オープンバスでお花見!東京駅から都内の人気花見スポットを1時間で巡る

オープンバスでお花見!東京駅から都内の人気花見スポットを1時間で巡る

更新日:2019/03/19 14:51

安藤 美紀のプロフィール写真 安藤 美紀 おこもり温泉宿探求家、おいしいもの探検家
春になったら一度は行きたいお花見。とはいえ、早朝からの場所取りは大変だし、同じような桜の景色も見飽きちゃった…。という方におすすめなのが、屋根がない2階建てオープンバスに乗ってお花見をするコース「東京さくら回廊」です。
このコースはハイアングルのお花見が楽しめるから、とっても新鮮!しかも約1時間のコースなので、ふと思いついた時に行けちゃいますよ。みなさんも、いつもと違うお花見を楽しんでみませんか?

都内のお花見スポットを効率よく回る「東京さくら回廊」

都内のお花見スポットを効率よく回る「東京さくら回廊」

提供元:はとバス

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「東京さくら回廊」は、屋根がついていない2階建てのオープンバスの中から、都内の桜をハイアングル&ダイジェストで楽しむ、はとばすの期間限定コースです。毎年、桜の期間だけ開催していて、知識豊富なバスガイドさんの話を聞きながら、お花見と同時に東京観光ができます。

行程は、東京駅→北の丸公園→靖国神社→外堀通り→千鳥ヶ淵→東京駅。所要時間は約1時間で、オープンバスに乗ったままお花見をしていきます。

このようなオープンバスを運行しているところは、どのくらいあるの?
というと、都内では、はとバスとスカイバス東京の2社だけ。どちらも同じような観光バスですが、バスガイドさんのクオリティに絶対の自信を持つはとバスは、初めて東京に来た方はもちろん、東京を知り尽くしている人にとってもおすすめです。

「東京さくら回廊」の開催期間は、2019年3月16日〜4月10日まで。
桜の見頃のシーズン(2019年3月25日〜4月3日)は、朝8時〜夜9時まで1時間ごとに2本運行、それ以外のシーズン(2019年3月16日〜3月24日、4月4日〜10日)は、朝9時〜夜8時30分まで約2時間に1本のペースで運行しています。

※詳細な日時は公式サイトをご確認ください。

さあ、オープンバスに乗ってみよう!

さあ、オープンバスに乗ってみよう!

写真:安藤 美紀

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「東京さくら回廊」の出発地は、東京駅(丸の内南口)の改札を出て左へ曲がった、はとバス乗り場。改札を出ると、すぐにはとバス乗り場の案内板がありますので、まず迷うことはありません。

はとバス営業所カウンターでチケット発券の手続きを済ませたら、バスに乗車しましょう。オープンバスの座席は全席指定席。1人でも気軽に参加できて、座ったまま桜の名所を次々案内してくれるから楽ちんです。

ただし、「東京さくら回廊」はオープンバスなので、雨の日だと運行中止になることも…。乗車中に突然雨が降ってきたら、無料のレインコートを支給してくれる嬉しいサービスもあります。

開放感抜群!大都会の中を爽快にドライブ

開放感抜群!大都会の中を爽快にドライブ

写真:安藤 美紀

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東京は、たくさんの建物が並び“コンクリートジャングル”などと呼ばれていますが、実は街中にはたくさんの桜が咲いています。

みなさんは、どうして東京は桜が多いのか、ご存知でしょうか?
東京都のお花は、ソメイヨシノです。そのため都内には、至る所にソメイヨシノが植えられ、桜の名所が数えきれないほどたくさんあるのです。

また、「東京さくら回廊」は皇居の周りや靖国神社の周りも回るため、桜以外に東京のドライブコースとしても最適!春の暖かい陽気の中、気持ちいい風に当たりながら青空と大都会の街並みも楽しんでみましょう。

オープンバスに乗って驚くのが、その高さ。信号機がすぐそこにあったり、ガード下をくぐる時はスレスレで、大興奮です!

ここが新宿!?異国情緒溢れる迎賓館赤坂離宮

ここが新宿!?異国情緒溢れる迎賓館赤坂離宮

写真:安藤 美紀

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「東京さくら回廊」は、桜以外も見どころが豊富。今回のコースでイチオシの場所といえば、イギリスのエリザベス女王を初め、多くの国賓をお迎えしてきたという、迎賓館赤坂離宮です。

外観はイギリスのバッキンガム宮殿、内部はフランスのベルサイユ宮殿をモデルにして作られた迎賓館赤坂離宮は、重厚さと華麗さに溢れた佇まい。

基本的に一般の人は中に入ることができませんが、外観の撮影は自由に出来ます。東京へ来た記念に、ぜひ写真撮影を。迎賓館赤坂離宮に近付くと、少しだけバスを停めてくれます。慌ててカメラを連写モードにしなくてもOK。ゆっくり撮影できますよ。

迎賓館赤坂離宮に近づいたら、ここが新宿区とは思えないような優雅な景色を堪能してください。

桜が手に届きそう…!

桜が手に届きそう…!

提供元:はとバス

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「東京さくら回廊」の大きな見どころは2つ。
東京の桜の開花宣言に使われる木(標準木)がある靖国神社と、代官小路(だいかんこうじ)です。

靖国通り沿いの桜は、昼間見てももちろん綺麗ですが、夜になるとライトアップも行われまた違った雰囲気に。「東京さくら回廊」の最終便(夜7時から)は、夜桜ドライブの時間帯になるので、美しい夜桜を満喫してください。

千鳥ヶ淵から竹橋まで続く通りは、代官小路と呼ばれています。この通りは道幅が少し狭くなっていることもあって、両サイドの桜の枝が伸び、美しい桜のアーチができます。代官小路は、“桜のトンネル”とも呼ばれ、頭上に覆いかぶさるような美しい桜をかいくぐって眺めることができます。

手を伸ばせば、桜や桜の枝に届きそう!
桜と距離が近い写真を撮れるシャッターチャンスです。

「東京さくら回廊」は2階建てバスということで、普段なかなか撮ることができない高さから桜の写真を撮ることもできます。桜が近付いてきたら、カメラを持ってスタンバイしましょう。

また、オープンバスは桜の散り際も最高。バスの中に花びらがフワリフワリと落ちてきて、幻想的な雰囲気になります。

たった1時間で東京の桜を満喫できる「東京さくら回廊」

「東京さくら回廊」は、1時間という短い時間で東京の桜見物のいいとこ取りができるツアー。東京観光の空いた時間に組み込みやすいコースなので、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。

今回のコースは、普段見上げる桜と違い、想像以上に近い距離で見られて新鮮!いつもと違うお花見ができますよ。

掲載内容は執筆時点のものです。

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