写真:吉田 彩緒莉
地図を見る一番狭い部屋で54平米の客室を誇るのが、パトンパラゴン。驚くなかれ、五つ星ホテルです。木でできたクラシカルなドレッサー、大きなベッド、そして全てのお部屋に小上がりのリビングスペースがあり、日本の座敷のように寛げます。それに、かわいらしいオブジェが飾られ何ともおしゃれ。
バスルームの大きなバスタブにはなんと枕まで付いていて、最高のバスタイムが楽しめます。
客室レベルは日本で一部屋30000円相当のホテルの客室に値するはずです。2016年3月のレートでこのホテルの値段は一部屋5000円ほど。なんと一人2500円程度なんですよ!
リゾートのマストアイテム、プールは建物の中央にあり60メートル以上。大変な広さですし、笑顔で迎えてくれるスタッフも礼儀正しく、施設・サービスについては不満なことは何もなし…他にも好きな果物を1キロ選んで客室に持ち帰ってください、という微笑ましいサービスがあったりと、なぜこのホテルが5000円なのか、多くのホテル滞在経験を重ねた中でも、一番驚かされたホテルです。
シービューではありませんが、パトンビーチへは道を挟んでわずか1分。立地についても申し分なし。
パトンビーチの最強コスパを誇るのは、間違いなくこのホテルでしょう。
すぐ近くにはムスリムの方が経営するイサーン料理(タイ東北料理)食堂があり、そこでいただけるガイトー(鶏のから揚げ)はプーケット屈指の美味しさです。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るパトンビーチの二パリゾートはこじんまりしたホテル。美しいタイ様式のレセプションが際立ちます。客室も重厚なタイスタイル。1階の部屋はプールアクセスで、客室のテラスからそのままプールに飛び込めます。
何より、小さめのホテルなので団体客が居ないところが一番イイ!客層も落ち着いた欧米人層の多いホテルです。ビーチから少し離れていますが、それでも徒歩圏。トップシーズンでもかなり低めの料金設定です。
朝食は写真のタイ様式レセプションに隣接した、美しい作りのレストランで。種類は多くありませんが、宿泊費を考えると、とても充実していると言えるでしょう。
プーケットナンバー1のショッピングスポット「ジャンクセイロン」から徒歩7分。飲み屋の集まるバングラー通りにも近く、交通費がほとんどかからないのは嬉しい限り。
プーケットは交通費が高く、ホテルによっては買い物に出るにも毎回1000円以上かかることもあるので、ホテルを節約しても、移動費で消費することも多いんです。
こんなに素敵で便利なホテルがシーズンオフには1部屋4000円、1人2000円程度で泊まれるんですよ。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るディーヴァナパトンリゾート&スパはパトンビーチ徒歩約8分、ジャンクセイロン徒歩15分。南国の木々と芝生がきれいに整えられた庭にあるガーデンウイングと、タイ様式の屋根がある、スマートな雰囲気の本館に分かれています。
ガーデンウイングならツインルーム利用で1人2500円から、本館でも1人3500円程度。
本館はどの客室にもバルコニーが付き、素敵なプールを見渡せます。このプールが大きくて2層に分かれていて、リゾート感たっぷり!プールはガーデンウイングにもあるので、お好みのプールでゆったりと寛げます。これだけ施設が整っているのに、この値段は信じられません。
客室はシンプルながらもタイらしい装飾が施されています。1階には屋外ジャグジー付の客室も!
ちなみにジュニアスイートでもオフシーズンなら1部屋10000円で宿泊できるので、ちょっと贅沢してもいいですね。
このホテルのもう一つの長所が朝食の美味しさと種類の豊富さ!タイ料理・洋食・中華・インドと、どの国のお客さんにも対応。一応、味噌・カニカマの寿司程度の和食もあります。
特に洋食は朝から手の込んだラザニアや、ポテトグラタンなど大人も子供も喜んで食べられるものが多く、味のレベルも高し!サラダの種類も豊富ですよ。
朝食は朝5時から。タイのホテルって意外と早朝発のお客さん対応をしていない所も多いのですが、このホテルはこの安さなのに、早朝発のお客さんのこともきちんと考えてくれています。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るパトンはオンザビーチのホテルがとても少ない!そして高い!シービューのホテルも非常に稀少です。ましてや値段がお安めとなると、本当に少ない。
そんなパトンの救世主的存在がセンタラブルーマリンリゾート&スパ。パトンビーチからわずか徒歩5分。旅行サイトのエリア上では「パトン」と表示されますが、実はもうここは違うビーチ「カリムビーチ」。プーケット屈指のサーフポイントです。
静かなビーチにはほとんど人がいない上に、ホテルも少ない。パトンエリアなのにこんなに静かでいいの?と嬉しくなってしまいますが、昼は静けさを、夜は食事やお酒を飲みにパトンへ出られる賑やかさを求めている人には最高。
シービュールームの客室から見渡すアンダマン海の美しさと言ったら…言葉にできません。テラスにはしっかりとしたイスとテーブルが置かれているので、1日中のんびりと景色を見て過ごすのも良いでしょう。
朝食はビュッフェスタイル。海を見渡すオープンエアのレストランでいただけるので、最高の1日のスタートが切れます。
一番のおすすめはプールからの絶景!ビーチチェアに寝ころんで、丁度水平線が目の前に来るような作りです。パトンエリアは夕日も美しいので、茜色に染まるアンダマン海を見ながらひと泳ぎするのは格別の時間ですよ。
これで1部屋7000円程度、ツイン利用なら1人3500円です!
センタラブルーマリンリゾート&スパについては別の記事に詳しく書いているので、関連MEMOからお読みください。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る壮大なラグーンに囲まれ、一瞬ここはどこの高級リゾートだ?と驚いてしまう高級感あるリゾートホテルが、カタビーチにある「アルピナプーケットナリナリゾート」。
一番スタンダードな客室でも50平米からあり、とてもおしゃれな造りです。
プールはラグーンの中にあり一体化しているような作り。浅瀬もあり、まるでビーチにいるような気分が楽しめます。客室のバルコニーからはこのプールとラグーンが望め、夜はライトアップしたラグーンとプールを望みながら、ゆったりと寛げます。
朝食は別棟でいただけ、テラス席やラグーンを望む屋内席など、お好みのシチュエーションで。本格的に辛いトムヤムクンや、毎日変わるスペシャルメニューがあり、飽きることがありません。
ビーチまでは徒歩10分ほど。行きはシャトルも出ているので、時間が合ったら利用してみても良いでしょう。
近くにはレストランやコンビニもあり、困ることはありません。
プーケットのトップシーズンは11月から3月。乾期と言われ、雨がほとんど降らない時期です。しかし、その間はたったの4か月。年末年始以外の日本の大きな休みにかぶりません。
でも悲しむことはありません。それ以外のシーズンは、オフシーズンという事で、全てのホテルが半額以下になるのだから、むしろ嬉しい!
でもオフシーズンだから天候が悪いのでは?リゾートなのにそれは嫌だ!と思う人も多いでしょう。
4月から7月は、プーケットの夏。とても暑いですが、激しいスコールがザーッと降って、あとはずっと晴れていることも多いんですよ。
8月から9月は雨の量が多くなりますが、やはり集中的に降る時間がある程度で、ビーチに出られないという事はありません。
実際、筆者が8月、9月に滞在した時は、全く雨が降らなかったことも多いです。
10月は本格的な雨季なので、激しい雨が降る事も多くなりますが、1日中出られないということは全くありません。雲行きが怪しくなったら屋内へ、と考えておけばよいでしょう。
シーズンオフに、お得にプーケット!これが一番かしこいプーケット旅行です。
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(2024/9/9更新)
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