写真:斎 信夫(いつき)
地図を見るMRTイースト・ウエスト・ラインのパヤ・レバー駅(Paya Lebar)から、南東にあるジュー・チアット・ロード(Joo Chiat ROAD)をタクシーで約8分、徒歩で約20分南下すると、だんだんと建物の色がパステルカラーに変わってきます。左手にピンク色の「大吃之喜(House of Bamboo Noodle)」という中華料理店と「JK CENTRE」と書かれた建物が見えてきたら、そこがクーン・セン・ロード(Koon Seng ROAD)との交差点。ここを左に曲がるとシンガポールで一番美しい「プラナカン建築群」が並んでいます。
プラナカン建築の建物はジュー・チアット・ロード沿いなどにもありますが、写真を撮るならここがおすすめ。特に女子ならあまりの可愛さにキュンときちゃいますよ!シンガポールの中心、シティーホール駅からだとタクシーで20分位です。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見るマカロンのショーケースのような可愛い建物群、「間口を狭く奥に細長い形」なのはプラナカン文化の発祥の地、マラッカから引き継がれたもの。細長い形の建物は、京都の町屋と同じように中庭があり、光と風を上手く取り入れられるようになっています。
色合いなどは、シンガポール政府 都市再開発庁の規定があり、装飾色や使用禁止色など、今の外観を壊すような色合いにするのは違反になります。軒下の飾りやタイルの模様、壁に飾り付けられた蔦や花の浮き彫りなど、繊細で凝った装飾がいつまでも美しいまま見られるように、国が見張ってくれているのです。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見るジュー・チアット・ロード(Joo Chiat ROAD)から徒歩で10分ほど南下すると、カトン地区のメインストリート、イースト・コースト・ロード(East Coast Road)に出ます。角に「112カトンショッピングセンター(112 Katong)」があるのが目印です。この道沿いにはお店がたくさん並んでいます。
プラナカン建築は1階がお店、2階が住居の「ショップハウス」が多く、外観と同じく色合いが可愛らしいビーズ雑貨や、パステルカラーの陶器「ニョニャウェア」、シンガポール航空の制服で有名な民族衣装「サロン・ケバヤ」のお店など、プラナカンにちなんだお土産が揃っています。
遠くから見ると少しわかりにくいですが、各建物の入り口前はアーケード状になっていて隣の建物とも繋がっています。そのため、雨の日でも濡れることなく散策を楽しむことができます。雨が多い熱帯ならではの工夫と言えますね。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見るラクサはシンガポールで一般的に食べられている麺料理ですが、カトン地区のラクサはおいしさが違うんです。その中でも最も有名なのが「328 Katong Laksa(328加東ラクサ/328加東叻沙)」。イースト・コースト・ロード(East Coast Road)にも数店舗出す人気店。
「112カトンショッピングセンター」がある交差点を右に曲がり、イースト・コースト・ロードを西方面に1ブロック、200m程歩いた角にお店があります。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る素麺とうどんの間くらいの太さの米粉麺は、ツルツルもちもちの歯ごたえで、5cm程の短い麺が香辛料の効いたココナッツミルクベースの魚介スープに良く絡みます。具のもやしやエビ、貝などと一緒に、麺とスープをレンゲですくって食べるのが伝統的な食べ方。そのため、お店にはお箸は用意されていませんのでご注意を。
「328 Katong Laksa」は、クリーミーでスパイシーな風味が癖になると、現地の人も足繁く通う名店です。大と小のサイズが選べ、小にサイドメニューのココナッツミルクで炊いたごはん「ナシレマ」等を付けるのがローカル風。フレッシュライムジュースと一緒に食べるとシンガポールの暑さが吹き飛びます。
営業時間:8:00-21:00 (無休)
美しく可愛い街並みと、お土産に絶品ローカルグルメも楽しめるカトン地区は、近代都市シンガポールの昔の姿をそのまま残しているエリアです。見どころが狭いエリアにまとまっているので、空き時間の散策にもピッタリ。
雨宿りや休憩するなら「112カトンショッピングセンター」へ。パヤ・レバー駅から無料シャトルバスも運行しています。暑いシンガポールの散策で疲れた身体を、冷房の効いた室内で休めてリフレッシュできます。
シンガポールのカトン地区に来れば、可愛い街並みに美味しいラクサで心もお腹も充実。
特に女子にはおすすめのエリアですよ!
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(2025/1/17更新)
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