写真:沢木 慎太郎
地図を見る日本から飛行機に乗り、バンコク経由でプーケットまで約8時間。さらにプーケットから船で2時間。
ここにあるのが、アンダマン海に浮かぶピピ諸島。「ピピ・レイ島」(Phi Phi Lei Island)があるのも、この諸島。
ディカプリオ主演のハリウッド映画『ザ・ビーチ』のロケ地となったビーチ、マヤベイがある島が「ピピ・レイ島」です。
レイ島ほど有名ではなく、日本人にはあまり知られていませんが、「バンブー島」(Bamboo Island)も、ピピ諸島のひとつ。写真がバンブー島。プーケットよりも、透明度バツグンの海が広がります。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るピピ諸島は、クラビ県に所属しています。クラビから船で約90分。ピピ諸島のなかでも、神秘的な秘境感が漂うのが「ピピ・レイ島」(写真はマヤベイ)。
一方、透明度の高い海を楽しめるのが「バンブー島」。美しい海と自然を愛する、自由な旅人におすすめの秘境ビーチです。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「ピピ・レイ島」「バンブー島」は、無人島。これらの島への行き方は、個人で船をチャーターするか、観光ツアーに参加してアクセスするのが一般的。
プーケットからの1日観光ボートツアーでは、距離が遠いため、「ピピ・レイ島」だけを巡る観光ツアーが多く、ピピ諸島を隅々まで巡ることができません。
しかし、リゾートホテルやレストラン、お土産店、ダイビングショップがある、観光拠点の「ピピ・ドン島」(Phi Phi Don Island)に宿泊すれば、トン・サイ湾(写真)からピピ諸島全体を巡る「1日シュノーケリングコース」に参加して、のんびりした秘境ツアーを楽しむことができます。
ピピ・ドン島の旅行代理店・ツアーデスクで申し込めば、約700バーツ(約2500円)と料金が安いのでおすすめ。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るそれでは、ピピ・ドン島から、「1日シュノーケリングコース」に行きましょう。大型船は、トン・サイ湾を出航。木造船のロングテイルボートと違って、安定感があります。
お弁当やドリンク、お菓子のサービスも充実。シュノーケリングのセットも貸し出してもらえます。
最初のシュノーケリング・ポイントが、同じ湾内にある「シャーク・ポイント」。まっ青な海へ向かって、思いっきりジャンプ!
写真:沢木 慎太郎
地図を見るピピ諸島の海域は、タイでも有数のダイビングスポット。
「シャーク・ポイント」は、海面に岩礁がわずかばかりに突き出た海域で、色鮮やかな紫やピンク色のソフトコラールが群生。カラフルで、美しい熱帯魚の群れに圧倒されます。
シャークにも出会えますが、プランクトンを食べるおとなしいサメなので大丈夫。運がよければレオパードシャークやジンベエザメに会えるかも。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る続いてのシュノーケリング・ポイントが、ドン島の北東部に浮かぶ「バンブー島」。青く、透き通った海。島全体にまばゆい光があふれています。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「バンブー島」をおすすめするのは、海の透明度が抜群に高いこと。死ぬまでに一度は見たい、絶景の海が広がります。
信じられないほどに透き通った海。「ピピ・レイ島」と同じように、カップルや女子旅でおすすめの海外旅行先。世界中の女性が、この美しい島に集まってきます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る純白のビーチ。透き通る海の青さ。「バンブー島」は、奇跡的な美しさ。カラフルな、かわいい熱帯魚たちがきらりひらりと身をひるがえし、たくさんのサンゴも生息しています。
優しく、静かに打ち寄せる波。美しさのほかには、何もない島。何もないところがいいのです。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「バンブー島」は、ピピ諸島の6つの島(ピピ・ドン島、ピピ・レイ島、バンブー島、モスキート島、ビダノック島、ビダナイ島)のうちの一つ。
長さ1キロも満たない扇形をした小島が、「バンブー島」。
島の頂上に竹(バンブー)が生えていることから名づけられました。まっ白なビーチに座って、きれいな海を眺めていると、何もかも捨てて、ここで暮らしたくなります。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るボートはバンブー島を出発。モスキート島を巡り、ピピ・ドン島の北部をまわって、ドン島北東部にある「モンキービーチ」(Monkey Beach)へ。
こちらも、エメラルドグリーンの海が美しく、浅瀬でシュノーケリングを楽しむことができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「モンキービーチ」の楽しさは、野生のサルたちに触れあえること。かわいい子ザルの姿も、たくさん見られます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るかわいい子ザルを見かけると、抱っこしたくなるのが女性たち。しかし、野生のサル。噛みつかれることもあるので注意しましょう。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るモンキービーチを出ると、映画『ザ・ビーチ』のロケ地となった「ピピ・レイ島」へ。レイ島で絶好のシュノーケリング・ポイントが、写真の「ローサマベイ」(Loh Samah Bay)。
透き通る海にカラフルな熱帯魚が泳ぎ、人を見てもまったく恐れません。かわいい熱帯魚と一緒に、遊泳を楽しむことができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るピピ島の観光ツアーで、一番のおすすめスポットは、ピピ・レイ島の「マヤベイ」(Maya Bay)。映画『ザ・ビーチ』のロケ地となったビーチです。
映画で、“美しすぎるほどに美しく、日常のすべてから解放される夢の楽園”と描かれ、ラブロマンスの舞台になったビーチ。神秘的な秘境感が漂い、いつまでも眺めていたくなります。
※ピピ・レイ島は、環境保護のため、入域禁止区域(マヤベイ、ローサマベイ)があり、2019年5月現在は無期限閉鎖中
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「1日シュノーケリングコース」の最後は、サンセット。マヤベイを出発し、ピピ・ドン島へと帰るのですが、アンダマン海の水平線へと沈む夕日が美しい。楽しかった一日が終わる一抹の寂しさ。この次のタイ旅行も、ピピ島を観光しましょう。
ちなみに、ピピ島のベストシーズンの時期は、乾季の1月〜3月ごろ。カラッとした晴天が続き、強い日差しも和らぎ、旅行に快適なシーズン。
「1日シュノーケリングコース」は、サン・セットの時間帯がコースにあらかじめ含まれています。料金は約700バーツ〜(約2500円〜)。
一方、「半日シュノーケリングコース」では、3つの時間帯(9〜13時、10〜14時、14〜18時30分)があり、ピピ・レイ島巡りとサン・セットを楽しむ夕方のコースも用意。料金は約300バーツ〜(約1000円〜)。いずれも、日本で予約するよりも、タイ現地で申し込んだ方が安い。
なお、ピピ・レイ島だけを巡る「半日シュノーケリングコース」や、ピピ島の見どころ、楽しみ方、おすすめのホテルなどについては別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方は、関連MEMOに張り付けたリンクからのぞいてみて下さい。
住所:Koh Phi Phi Don (Bamboo Island), Krabi
アクセス:ピピ・ドン(Phi Phi Don)島から船で約15分/ピピ・ドン島へは、バンコク&他国経由で、プーケット国際空港(Phuket International Airport)、またはクラビ空港(Krabi Airport)へ。ドン島へはプーケットから船で約2時間、クラビから約90分
2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2023/11/29更新)
- 広告 -