バンコク・リバーサイドラグジュアリーホテル「ザ・ペニンシュラ」で優雅な休日

バンコク・リバーサイドラグジュアリーホテル「ザ・ペニンシュラ」で優雅な休日

更新日:2018/07/27 08:54

吉田 彩緒莉のプロフィール写真 吉田 彩緒莉 タイホテル専門家、海外旅行ライター、海外旅行媒体ディレクター
タイはホテル天国。物価が日本より安い事もあり、日本の半額からシーズンによっては3分の1程度で超一流ホテルに宿泊することが可能です。
あのザ・ペニンシュラも日本や香港の半額程度!これなら手が届きます。ペニンシュラバンコクは客室レベル・施設・サービス、どれを取っても本家香港や、東京のザ・ペニンシュラに負けていません。高層階ならチャオプラヤー川の雄大な眺めとバンコクの夜景を一望。極上ステイが楽しめます。

川沿いに佇む迫力の高層ビルがザ・ペニンシュラバンコク

川沿いに佇む迫力の高層ビルがザ・ペニンシュラバンコク

写真:吉田 彩緒莉

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ザ・ペニンシュラバンコクは、バンコクのシンボルであるチャオプラヤー川沿いにあります。一目見て「なんだあのビルは?」と威圧されてしまうような存在感。バンコクの中心部とは川の反対側にあり、賑やかなバンコクを静かに見下ろしている姿がまたクール!

とはいえ、深夜24時まで5分おきに高架鉄道BTSのあるサトーンの船着場に専用船での送迎を行っているので、不便さは全く感じられません。むしろ賑やかな街で遊んだあと、川沿いの美しい夜景の中を、専用船に揺られこのホテルに帰る瞬間に「ああ、私はこのホテルに泊まっているんだ」という昂揚感が湧き上がるのです。
この気持ちは、ザ・ペニンシュラバンコクに泊まっているからこそ感じられるもの。

他にもシャングリラホテルのすぐ目の前に専用の船着場があり、こちらはゆったりとソファーに座って船を待つ事もできます。更に、オリエンタルホテルの最寄船着き場、オリエンテンや、川沿いのショッピングスポット、リバーシティにも送ってくれるので、ホテルの送迎船であちこち出かけられ、とても快適。

客室は最低でも46平米。居住性のある贅沢空間

客室は最低でも46平米。居住性のある贅沢空間

写真:吉田 彩緒莉

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ザ・ペニンシュラバンコクの特徴としてもう一つ上げられるのは。客室の広さと、その居住性。
ドアを開けるとフローリングのエリアがあり、大きなクローゼットが二つとドレッサーがあり、ちょっとした着替えるスペースもあります。バスルームには二つの洗面台が別々にあるんですよ。

よくダブルシンクの洗面台はありますが、全く同じ大きさの洗面台が二つ、距離を置いて備え付けられているホテルはバンコクにはありません。とても贅沢な作りです。そのバスルームのバスタブにはなんとテレビまではめ込んであるんです。
テレビを見ながらの優雅なバスタイムを終え、バスローブに身を包んでもう一つの客室のドアを開けると…広い寝室が広がっています。

ザ・ペニンシュラバンコクの客室は全室リバービュー。一番スタンダードなタイプで46平米もあるんです。窓も大きく、ベッドに寝転んだまま、チャオプラヤー川を望むことができます。

大きなソファーのリビングエリアに感激!

大きなソファーのリビングエリアに感激!

写真:吉田 彩緒莉

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ベッドの反対側には余裕のあるリビングエリアが!大きなソファーに猫足のテーブル、窓際には大きなデスクと2組の椅子が置いてあり、このデスクをダイニングテーブル代わりにお酒を飲んだりできます。
客室専用のFAX、もちろんオーディオも各種備え付けられているので好きな音楽を楽しむ事ができますよ。

更に、何度か宿泊していると「おかえりなさい」のメッセージと共に、お皿に山盛りのザ・ペニンシュラオリジナルのチョコレートのサービスが!
夜には毎晩異なるデザートやおつまみを届けてくれるので、それが楽しみになってきます。

縦長のプールはチャオプラヤー川に運河が注ぐような作り

縦長のプールはチャオプラヤー川に運河が注ぐような作り

写真:吉田 彩緒莉

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ザ・ペニンシュラバンコクのプールは縦長です。大きなプールが一番奥にあり、その周りをサラというタイの東屋を模した寛ぎスペースが点在しています。日に焼けたくない人は、このサラにあるデイベッドに陣取りましょう。
スタッフがきれいにベッドメイキングをしてくれて、冷たいお水とおしぼりを持ってきてくれます。
午後になるとカットしたフルーツを配ってくれる、心憎いサービスも。

チャオプラヤー川方面には更に細いプールが続き、一番川沿いにも小さめのプールとサラがあります。川を眺めながら寛ぎたい人はこのエリア、本格的に泳ぎたい人は奥、とその日の気分で選べるのが嬉しいですね。

このプール、バンコクの名物である運河がチャオプラヤー川に注ぎ込む様をデザインしているんです。タイらしさをきちんと出しているのはさすがですね。

さすがペニンシュラクオリティ!種類豊富な朝食を川沿いのテラスで

さすがペニンシュラクオリティ!種類豊富な朝食を川沿いのテラスで

写真:吉田 彩緒莉

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バンコクのリバーサイドホテルでの朝食は、やはり川を望むテラスで頂きたいもの。バンコクはシーズンによってはとても暑いですが、早朝は爽やかです。
リゾートの朝をゆっくりと過ごしたい、という人もご安心を。暑くなってくるとダクトから水蒸気を出して、涼しく過ごせるよう細やかな心遣いがなされています。

ビュッフェ台は屋内と屋外にあり、1泊、2泊では食べ切れないほどの種類の多さ!
屋内に生ハムやチーズなどのコールドミール、バンコクでは「?」と思うほど層がへなっとしたクロワッサンが出てくる高級ホテルも多いですが、さすがペニンシュラクオリティ!本場と変わらぬサクサクのクロワッサンやデニッシュなどのパン類など、火を使わないタイプの料理が並びます。
お粥や、おしゃれな小皿に盛った納豆まであるんですよ!

屋外には大きな塊から切り分けてくれるローストポーク、香港が本拠地だけに、レベルの高い蒸し立ての点心も!屋外のビュッフェ台にはキッチンがついていて、卵料理も全てこちらで作ってくれます。ホットミールは全てここに揃っているので、屋内で食事をする人は、屋外のビュッフェ台も忘れずに。

行きかう船を眺めながらのんびりといただく朝食の時間は、リバーサイドホテルならではの贅沢ですよね。

ちょっと背伸びしてでも、また戻りたいと思わせるホテル

ザ・ペニンシュラバンコクのスタッフは、フロントスタッフからドアマン、ベルボーイにいたるまで、一度泊まると顔を覚えてくれる人が多く、名前を呼んで「久しぶりです」と駆け寄ってくるフレンドリーなスタッフも多いんです。

アフタヌーンティーで人気のあるザ・ロビーのピアニストは、ファーストネームや、前回の滞在時にリクエストした曲まで覚えていてくれるホスピタリティーの持ち主だったりと、一人一人がまた会いたい、と思わせてくれる素晴らしいスタッフばかり。

このホテルに泊まるためにまたタイに行く…あなたのそんな場所になりうるホテルです。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/03/20−2016/03/21 訪問

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