都内から電車とバスを乗り継いでも約1時間30分程度と、比較的アクセスし易い牛久大仏。奈良の大仏が高さ14.9メートル。ニューヨークの自由の女神像が高さ40メートル。ここまでは大体どのくらいの大きさか検討がつくかと思いますが、この牛久大仏はなんと高さ120メートルなんです。奈良の大仏がこの牛久大仏の手のひらに乗るくらいの大きさと言うと、伝わりやすいでしょうか。
この手前の大仏の頭の幅は、人3人分位、高さは人1人分くらいですが、実際の牛久大仏の頭の大きさはこのレプリカの1,000個分の大きさです。だんだんどんな大きさなのか想像できなくなってきますね。実物を見ると、近づくのが怖いくらい、真下を通るのは恐ろしくて思わず走って通り過ぎたくなるくらいの大きさですよ。
胎内は5層に分かれていて、写経体験ができるコーナーもあります。最上階には展望台があり、改めて大仏の高さに驚かされますよ。晴れていれば東京スカイツリーや富士山が望めるかも?!
牛久大仏の目玉は勿論大仏様ですが、春から秋にかけては大仏の足元を彩る花々に目を奪われてしまいます。季節によって咲き乱れる花が違うため、訪れる時期で全く違った大仏様を見ることができるのも、この牛久大仏の魅力の一つですね。
ちなみに春には桜や芝桜・アイスランドポピーやカスミソウ、なでしこなど色も種類も様々でカラフルな花が咲いているので、見る角度を変えるだけで一日でも花と大仏のカラフルな競演を楽しむことができますよ。また、5月から10月にかけてはただ鑑賞するだけではなく、「お花摘み」をすることができます。こんなに広大な土地でのお花摘みを経験できることは滅多にないので、小さなお子様と一緒でも一日飽きることなく楽しめますね。
こちらは群生海と呼ばれ、四季折々の花が咲く生命の源を表す池です。先ほどのお花畑とはまた違った花が咲いていて、ここでも四季の花を楽しむことができます。
また、牛久大仏には本願壮厳の池と呼ばれる浄土式庭園があり、古くは鎌倉時代から伝えられたものと言われています。浄土式庭園と聞いてもあまりピンときませんが、古代の人々は水や石を神が宿るものと考えていたそうで、牛久大仏にも群生海の池、本願壮厳の池、正覚の滝など水にちなんだスポットがあります。折角大仏を見に来たのなら、時には日々のストレスを癒すため水辺で心を落ち着けてみるもの良いですね。正覚の滝では鯉の餌やりもできますよ。
大仏を見に来たのに、ウサギにリス?!ヤギやミニブタなど沢山の小動物がいることに驚いてしまいますが、ここでは命の尊さを学んでもらうという大切な場所。
うさぎやリスの餌やり体験や触れ合い体験もあり、大仏の鑑賞にちょっと飽きてしまったお子様もここなら楽しめますね。季節によっては生まれたばかりのアヒルの赤ちゃんやひよこにも直接触れ合えて大人も子供も癒されてしまいます。猿のショーも休日は無料で一日4回開催されていますので是非楽しんでみてくださいね。
また、園内の広場でお弁当を広げて食べるスペースもあるのでお弁当持参でも大丈夫です。牛久大仏のお食事処は入り口付近に一つ、小動物公園内に一つありますが、閉店時間も早くメニューに限りがあるため、心配な方はお弁当持参もオススメです!
世界一大きな牛久大仏。大きさは勿論圧巻ですが、大仏以外にも楽しめて癒される工夫がいっぱいです。年間を通して様々なイベントがあり、夏には花火と大仏様を一緒に鑑賞できたり、お正月には夜間のライトアップがあったりと季節によってみどころいっぱい。
癒しと安らぎを求めて是非お出かけしてみてくださいね!
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(2023/12/10更新)
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