会津五桜「石部桜」も楽しめる会津若松の「いにしえ夢街道」で花散歩

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会津五桜「石部桜」も楽しめる会津若松の「いにしえ夢街道」で花散歩

会津五桜「石部桜」も楽しめる会津若松の「いにしえ夢街道」で花散歩

更新日:2017/03/18 18:34

なべ部 FGのプロフィール写真 なべ部 FG

会津若松の桜スポットで一番有名なのは、ライトアップも楽しめる鶴ヶ城公園。しかし、会津にある桜の名木である会津五桜の一つ「石部桜」など他にも見どころがたくさん有ります。会津若松市内の東側に位置する、「いにしえ夢街道」沿いに点在する花を楽しみながら散策してみませんか?

大河ドラマ「八重の桜」のオープニングを飾った「石部桜」

大河ドラマ「八重の桜」のオープニングを飾った「石部桜」

写真:なべ部 FG

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飯盛山と東山温泉を結ぶ歴史の道「いにしえ夢街道」の一番北に位置する石部桜は、NHKの大河ドラマ「八重の桜」のオープニングに登場した桜です。中世会津の領主である蘆名氏の重臣、石部治部大輔の庭にあった桜と伝えられ、樹齢約650年のエドヒガンザクラ。樹高は約11メートル、枝張は約20メートルで、根本から10本の幹に分かれています。周囲が田んぼで、一際大きく目立ちます。

大河ドラマ「八重の桜」のオープニングを飾った「石部桜」

写真:なべ部 FG

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現地までのアクセスは、桜の見ごろ時期に利用できる臨時駐車場から、川沿いの道などを歩いて約15分。または、飯盛山付近の駐車場からでも徒歩約15分です。私有地である耕作地には、立ち入らないように注意してください。見頃は4月半ば〜。

大河ドラマ「八重の桜」のオープニングを飾った「石部桜」

写真:なべ部 FG

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大河ドラマで登場した、遠くから見て、田園地帯に一本こんもりとした桜が有名ですが、直下から見上げる桜も見事です。最盛期には、混雑が予想されますので、訪れるなら早朝がお薦めです。

飯盛山麓の老樹「太夫桜」

飯盛山麓の老樹「太夫桜」

写真:なべ部 FG

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白虎隊士で有名な飯盛山にも、有名な桜の古木が有ります。「太夫桜」は石部桜と共に、会津二大老樹の一つで、樹高13メートル、太さ5.5メートルのエドヒガンザクラです。寛永3年(1626年)若松城下にいた、いつき太夫という名妓が、花見の頃この辺りで兇徒のために殺害され、弟の南秀という滝沢南岳院の法師が、姉を弔うために植えたといわれています。

この桜は飯盛山の下の方、白虎隊記念館の左手奥に位置しますが、敷地内のあちこちにも桜があります。

飯盛山麓の老樹「太夫桜」

写真:なべ部 FG

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白虎隊士の墓地へ至る階段を登り、さざえ堂のある中腹などにも桜があり、会津若松市街を見下ろしながらの桜の眺望もお薦めです。

御薬園で水芭蕉やスイセンと桜

御薬園で水芭蕉やスイセンと桜

写真:なべ部 FG

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鶴ヶ城の東、徒歩15分の場所にある御薬園は、会津藩主松平氏の別荘であった地で、朝鮮人参の栽培に成功し、広く作付を奨励し藩の薬園となったことから「御薬園」と呼ばれるようになりました。園内の薬物植物標本園では約400種類の薬草標本栽培しています。

また、心字の池を配した回遊式の大名庭園があり、その中島に設けた茶室楽寿亭には、戊辰戦争時の刀傷が残っています。池を囲むように様々な花があり、春には桜と同時に、スイセンも開花しており、写真のようなコラボレーションが楽しめます。

御薬園で水芭蕉やスイセンと桜

写真:なべ部 FG

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さらに、池の畔に可憐な水芭蕉も咲きます。他にも5月の藤・牡丹や夏のハスなど四季折々の花を楽しめます。

お楽しみは花だけでなく、池を望む「御茶屋御殿」ではお抹茶を、売店では秘伝の薬草茶を味わうことができます。

御薬園で水芭蕉やスイセンと桜

写真:なべ部 FG

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秋の紅葉時期も見事で、池の周囲の木々が赤く染まり、水面に映える姿もお薦めです。

近藤勇の墓近く天寧寺の桜

近藤勇の墓近く天寧寺の桜

写真:なべ部 FG

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葦名盛信の建立により創設された天寧寺は蘆名氏の菩提寺であった名刹。その裏山に広がる広大な墓所には、多くの著名人のお墓があります。土方歳三が建墓したとされる新選組局長 近藤勇の墓や、会津藩家老の田中土佐(玄清)、萱野権兵衛、作家の早乙女貢など。その墓所に咲き誇る桜がこちらのソメイヨシノ。中には枝の雄大さから「獅子桜」と命名された桜があると案内されています。

会津武家屋敷の白壁沿いの桜

会津武家屋敷の白壁沿いの桜

写真:なべ部 FG

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東山温泉の手前に位置する会津武家屋敷は、江戸時代の会津藩家老 西郷頼母の復元した屋敷などの歴史的建造物を見学できる施設。春には屋敷を囲むように100本を超える桜が咲き、桜まつりが開催されます。また秋には、菊の花が屋敷内に飾られ、紅葉とのコラボはお薦めです。

併設の食事処「九曜亭」では会津の郷土料理が味わえ、売店「郷工房 古今」では、会津伝統工芸品などのお土産品が充実しています。

おわりに

石部桜以外の会津五桜は、いずれも会津若松市内でなく、近隣の町にあります。会津美里町伊佐須美神社の「薄墨桜」、会津美里町法用寺の「虎の尾桜」、猪苗代町磐椅神社の「大鹿桜」、会津坂下町の薬王寺の「杉の糸桜」。開花時期がことなる(大鹿桜は5月上旬開花)ため、一度にすべての満開を鑑賞するのは難しいですが、どれも貴重な名木で訪れる価値ありです。ただし、見ごろの時には混雑しますので、早朝など時間をずらしての訪問がお薦めです。

なお、今回ご案内した花スポットが点在するいにしえ夢街道の歴史遺産などについてや、鶴ヶ城の桜ライトアップについては、関連MEMOの『歴史好きでない人も歓迎!会津の歴史を訪ねるみち「いにしえ夢街道」』を参照ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/04/18−2016/11/03 訪問

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