海に出られない日はここで決まり!「小笠原諸島・父島」のお勧めスポット

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海に出られない日はここで決まり!「小笠原諸島・父島」のお勧めスポット

海に出られない日はここで決まり!「小笠原諸島・父島」のお勧めスポット

更新日:2016/03/28 16:13

浅井 みらののプロフィール写真 浅井 みらの 総合旅行業務取扱管理者、全国通訳案内士(英語)、世界遺産検定2級

ホエールウォッチングやダイビングが盛んな小笠原諸島。訪れたからには思う存分マリンアクティビティを満喫したいですよね!?しかし思い通りにならないのがお天気。雨や嵐に遭遇してしまう可能性は捨てきれません。場合によっては海に出られないことも。そんな時は気持ちを切り替えて、海ではなく陸に目を向けてみませんか。小笠原諸島・父島の各地を巡れば、海に出ずとも小笠原らしさを十分満喫できますよ。

逆境を乗り越えた国産コーヒーの地を訪問

逆境を乗り越えた国産コーヒーの地を訪問

写真:浅井 みらの

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南米やアフリカ産のイメージが強いコーヒーですが、実は小笠原諸島でも栽培されているのをご存じでしょうか。コーヒーが育つ環境は北緯・南緯25度以内のゾーン、通称コーヒーベルトと呼ばれています。しかし小笠原諸島は北緯27度。ベルト外ですが亜熱帯地域に加え海洋性気候の恩恵を受け、生産が可能になりました。

父島中央部にある「Nose’s Farm Garden」の歴史は、明治政府が開拓に乗り出した時と共に始まります。開墾、戦争による強制引き上げ、そこからの復帰。度重なる苦難を乗り越え、現在も栽培が続いています。こちらの農園では収穫前の畑見学からコーヒー豆を挽くまで、コーヒーができあがる工程を体験できるツアーが実施されています。小笠原諸島で育まれたコーヒー、歴史や生産工程を知った分だけ普段とは違う味が楽しめそうですね。

南国フルーツの宝庫!JA農産物直売所が面白い

南国フルーツの宝庫!JA農産物直売所が面白い

写真:浅井 みらの

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父島のメインストリートにある「JA農産物観光直売所」。こちらでは普段見慣れないパパイヤやドラゴンフルーツ、マンゴなどの南国フルーツが棚いっぱいに並べられています。聞いたことのないフルーツも販売されており、見ているだけでも十分楽しめますよ。他にも有名な島レモンや、そのレモンを使ったジャムやカードはお土産にもお勧め。

父島で作られた作物に加え、母島で作られたものも販売されています。毎日父島・母島間を往復するははじま丸によって運ばれます。商品入荷もははじま丸の入港直後から30分前後。母島で作られたトマトは甘味が多く、父島の方も入荷直後に訪れるほど。大よその母島産農作物の入荷時間は直売所で分かりますので、その時間前後に訪れてみるのはいかがでしょうか。

それでも海が恋しい時は可愛いお魚天国のお店へ

それでも海が恋しい時は可愛いお魚天国のお店へ

写真:浅井 みらの

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一歩足を踏み入れた途端、水族館にいるような雰囲気に包まれます。天井、壁には色とりどりの熱帯魚たち。立体感、表情といい、本物のようです。それにどこか、愛嬌が感じられるのは、一つ一つが丁寧に作られているからでしょう。

父島のメインストリートから1本奥の道にある「わしっこ屋」。店内を悠々泳ぎ回る魚は全て和紙で作られ、販売されています。どの魚も小笠原諸島で見られる熱帯魚ということで、改めて小笠原諸島の海の豊かさにも驚きです。クジラやニモなど馴染みのあるものから、初めて見るものまで種類も豊富です。お気に入りの一匹がきっと見つかる素敵なお店です。

空に向かう、白さ際立つ巨大アンテナ。その正体は!?

空に向かう、白さ際立つ巨大アンテナ。その正体は!?

写真:浅井 みらの

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父島東側の山沿い、木々が生い茂るなか突如開かれた地にたたずむ巨大アンテナ。正体は「国立天文台VERA小笠原観測局の電波望遠鏡」です。日本列島の東西南北4ヵ所に同じような電波望遠鏡が設置され、観測したデーターを合わせると直径2,300qの超大型電波望遠鏡と同じ機能をはたすことになります。その機能の凄さは月面上の1円玉を発見できるほど!

小笠原観測局にある電波望遠鏡は直径20m、高さ24m、重量約400tと父島最大の建造物です。真っ白な塗料、複雑な構造は大自然とミスマッチですが、迫力が感じられます。アンテナ周辺には、電波望遠鏡について分かりやすく書かれた案内板もありますよ。

最後はこれ!島グルメに舌鼓

最後はこれ!島グルメに舌鼓

写真:浅井 みらの

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海に出られない機会を生かし、島のグルメを堪能しましょう!父島メインストリートにお店をかまえる「島寿司」では、白身魚をお醤油ダレで漬けた「島寿司」が食べられます。お醤油色に染まり、照りも出ることから「べっこうずし」という別名も。わさびの代わりに使われる辛子との相性が絶妙です。

それに加え、青海亀を使ったお寿司も食べられますよ。亀は小笠原諸島で昔から重要なたんぱく源として食べられていました。料理の種類も多く、お刺身や煮込み料理、カレーの具としても。味は癖がなく、馬刺しに近いです。小笠原諸島ならではの食文化を体験してみてはいかがでしょうか。

島に流れるのんびりな空気

海の魅力が注目される小笠原諸島ですが、南国気候で培った独自の島環境も魅力の一つです。栽培されている植物や果物、南国で生まれたアートや食文化、内地から離れているお陰で作られたのは望遠鏡だけでなく、島を取り囲むのんびりとした豊かな空間です。時間を気にせず、海を見ながら空を見ながらぼーっと。島にいる間は自然の一部になって過ごしてみませんか。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/02/18−2016/02/23 訪問

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