写真:下川 尚子
地図を見る三浦半島の東に位置し、軍港のある街として発展した横須賀市。アメリカ海軍の基地があることからアメリカらしい雰囲気のお店も多く、海軍カレー、ヨコスカネイビーバーガーなどご当地グルメも有名な土地柄です。
今回ご紹介する「横須賀ビール」は京急「横須賀中央駅」より徒歩約7分、横須賀の繁華街にあります。横須賀の観光スポットのひとつ「どぶ板通り」の端に位置しますので、そぞろ歩きを楽しみながらランチやちょい飲みをするのに最適。また、戦艦「三笠」のある三笠公園からも徒歩10分ほどの立地です。
写真:下川 尚子
地図を見るお店はレンガ造りの特徴的な建物。1Fが醸造所・2Fがレストランとなっており、外からも仕込中のタンクが見られます。醸造量は年間約40キロリットルほどと多くはなく、樽生が飲めるのは直営店など一部店舗のみ。まさに「ここでしか飲めない」ビールです。
気になるビールの銘柄はというと、「ドブイタハッピー」「フォレストジンジャー」「スーザンダーク」「カマリヤシイタケ」など、名前を聞くだけでも個性的なラインナップ。
横須賀ビールは周辺でとれた食材をビールにも生かしていることが特徴的で、たとえば「フォレストジンジャー」は林地区でとれたしょうがを、「カマリヤシイタケ」は横浜の釜利谷地区でとれたしいたけを使用。「ビールにしいたけ!?」とびっくりの組み合わせですが、しっかり「しいたけ感」があり、なかなか面白い味わいですよ。
写真:下川 尚子
地図を見る店長の松崎さんいわく、ビール造りで意識しているのは「笑顔になるビール」。「奇をてらうわけではないですが、これなんだろう?って思ってもらえるようなものを意識しています」とのこと。確かに、「これ、どんな味だろう?」「珍しい!飲んでみる?」そんな会話が聞こえてきそうな銘柄の数々です。
迷った方は、まずは代表銘柄の「ドブイタハッピー」からどうぞ。ここ横須賀ビールがあるどぶ板通りから名前をとったペールエールで、さわやかな柑橘系ホップと、しっかりした苦みが印象的。
なお、横須賀ビールで醸造されるビールはすべて、日本ではまだ数が少ないエールタイプのビール。その特徴的な「香り高さ」を楽しむため、ほとんどのビールはあえて泡をたてずにグラスに注がれます。「泡がない!」とがっかりせず、その味わいを楽しんでくださいね。
写真:下川 尚子
地図を見るそして、横須賀ビールはその店名に「ビール」とついていながら、ビールを飲まずにお料理だけでも満足できるお店です。
それもそのはず、横須賀ビールの経営は「たのし屋本舗」という、横浜などに数店舗を出店している飲食店なのです。もともと飲食店として培ってきた信頼関係をもとに、三浦半島にある農家や漁港から直接仕入れができることが、おいしい食材をリーズナブルに届けられるヒミツなのだそう。
こちらは夜(15時から提供)の看板メニュー「三浦半島地魚刺身盛 どっさり盛」1980円。キンメダイ、クロムツ、コショウダイ、生しらすなどその日獲れたばかりの新鮮な魚がすきまなく「どっさり」盛られた名物メニュー。必食です!
写真:下川 尚子
地図を見るランチメニューでは、その日のお刺身、天ぷら、小鉢がついた「三浦半島まるごと定食」や「半島カレー」などが人気。いずれもボリュームたっぷりでリーズナブルです。
写真:下川 尚子
地図を見る店内の雰囲気についてもご紹介しましょう。お店が2Fにあるため「中が見えないので入りづらい」という方もいらっしゃるかもしれませんが、ぜひお気軽にどうぞ。2Fレストランはテーブル席を中心としたカジュアルな空間。店舗の奥には個室があり、グループで気兼ねなく過ごしたいときには予約も可能です。
写真:下川 尚子
地図を見る写真の壁にあしらわれているのは、三浦半島と「YOKOSUKA PRIDE」の文字。三浦半島の恵みをいただけるお店ならではの内装です。
動画:下川 尚子
さらにお得な楽しみ方としては、毎週月曜の15時から行われる「ドリンク飲み放題」1500円はリピーターも多く、クラフトビールを含む約30種類のドリンクが飲み放題となる人気のイベントです。三連休など祝日の月曜日も行われますので、お勤めのある方は祝日を狙って行ってみてくださいね。また、ランチでも飲み放題コースが2980円とお得なプランもあります。
最後に、横須賀ビールの魅力を動画でもダイジェストでご紹介します!ぜひご覧ください。
住所:神奈川県横須賀市大滝町1-23
電話番号:046-874-8588
アクセス:京急「横須賀中央駅」より徒歩7分
営業時間:11:00〜22:00
※2018年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/7更新)
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