レーサーの夢を叶える!ラスベガス「エキゾチックレーシング」でサーキットを駆け抜けろ!

レーサーの夢を叶える!ラスベガス「エキゾチックレーシング」でサーキットを駆け抜けろ!

更新日:2017/09/27 17:16

ザーカー 久美子のプロフィール写真 ザーカー 久美子 アメリカ在住ライター、歌人、フローリスト、馬愛好家
プロ野球観戦が好きで草野球をする、という方は多いと思いますが、「カーレース観戦」となると難しいですよね。テレビゲームでレーサー気分は味わえますが、実際にサーキットを疾走してみたいと思いませんか?

今回は、レーサーの夢を叶えてくれる場所、アメリカ・ラスベガスの「エキゾチックレーシング」をご紹介します。ポルシェなど高級スポーツカーで、颯爽とレーシングコースへ!あなたも音速の世界を体感してみませんか?

カーレースファンの人気スポット「エキゾチックレーシング」

カーレースファンの人気スポット「エキゾチックレーシング」

写真:ザーカー 久美子

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ラスベガスの巨大ホテルが林立する大通り・ラスベガスストリップ (Las Vegas Strip) から車で北へおよそ20分。ラスベガスモータースピードウェイ (Las Vegas Motor Speedway) のとなりに「エキゾチックレーシング (Exotics Racing) 」はあります。

プロのレーサーとして、母国フランスで5度の優勝を果たし、マッド・デイモン主演映画「ボーン・アイデンティティー (The Bourne Identity) 」ほか150以上の作品でカースタントを務めたロマン・ティーヴァン (Romain Thievin) は、レーサーやカースタントマンとして得た素晴らしい瞬間を多くの人に経験してほしい、と彼の古い友人で銀行投資家のディビッド・パリセ (David Perisset) とともに、2009年、「エキゾチックレーシング」を立ち上げました。

この非日常的でスリリングな体験は話題を呼び、地元の車好きはもちろん、世界中から年間4万5000人のカーレースファンが訪れる人気スポットとなっています。

ラスベガスストリップ沿いのホテル「アリア (Aria) 」と「ウィンラスベガス (Wynn Las Vegas) 」から無料の送迎サービスがあります。詳しくは、ウェブサイトをご覧ください。

夢のスポーツカーとピットレーンで撮影会☆

夢のスポーツカーとピットレーンで撮影会☆

写真:ザーカー 久美子

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受付カウンターのある建物の横にはピットレーンがあり、磨き上げられたスポーツカーが並んでいます。

設立当初は5台だったスポーツカーは、現在では10倍の50台以上を所有。フェラーリやポルシェ、ランボルギーニなど、2000〜3000万円クラスの高級スポーツカーの中から、常時20台ほどを取り揃えています。

受付で身分証明書を提示すると、入場許可のブレスレットを無料でもらえます。ピットレーンでは、運転を希望するしないにかかわらず、運転席に座って写真を撮ることができます。ぜひ、乗り心地を試してみてくださいね。

安全講習&コース説明で準備はバッチリ!

安全講習&コース説明で準備はバッチリ!

写真:ザーカー 久美子

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普通乗用車の運転免許証(日本語表記の場合は国際免許証)があれば、だれでもレーサー体験ができます。日本語の話せるインストラクターを希望する場合は、事前に予約することをおススメします。

まずは、受付カウンターで車種と周回数(5周以上)を選びます。安全講習説明会では、通常の車より車高の低いスポーツカーを運転する姿勢や、コーナーを曲がる際のステアリングの操縦方法などを学びます。

次に、インストラクターの運転するポルシェ(カイエン)に乗り、レーシングコースを2周しながらコース説明を受けます。コースの全長は1.9km、最も長い直線はおよそ550m、コーナーは7ヶ所あります。

運転はしたくないけどコースを走ってみたい、という方は、20ドルで乗車体験ができますよ。

アドレナリン大噴出!?いざ、レーシングコースへ!

アドレナリン大噴出!?いざ、レーシングコースへ!

写真:ザーカー 久美子

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ついに、レーサー体験の始まりです。

まずは運転席に座り、インストラクターからパドルシフトなどの操作方法の説明を受けます。みなさんは「パドルシフト」で運転したことはありますか?最も一般的なシフトレバーは、運転席と助手席のあいだにあるフロアシフトですが、パドルシフトは、ハンドルの左右にレバーがついているため、ハンドルから手を離さずにギアチェンジができます。

いざ、ピットレーンからレーシングコースへ!
助手席に座るインストラクターから、アクセルやブレーキを踏むタイミングの指示を受けつつ、コースを周回していきます。

コーナーから直線へ向かってエンジンをふかし、時速200km!
アドレナリンが大噴出し、髪の毛が逆立つような感覚。あまりのスピードに、身体が座席へ押しつけられるように重力がかかります。ジェットコースターを自ら操縦している感じ!?

3周目くらいで少し運転に慣れ、スムーズにコーナーを曲がれるようになり、次の2周で他車を追い越したりして、カーレースを満喫。と思うころには、ピットレーンへ戻ります。想像しているよりも、あっという間に5周を駆け抜けることでしょう。

まずは、基本の5周から体験してみて、それから周回数を増やしたり、別の車種を試してみたり。本格的なカーレースをお楽しみください。

なんどもレーサー体験が楽しめるお土産とは?

なんどもレーサー体験が楽しめるお土産とは?

写真:ザーカー 久美子

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家に帰ってからもカーレース体験を楽しみたい、という方は、「オンボードビデオ (On-Board Video) 」をお土産にしてはいかがですか?
これは、運転中の前方の風景、コース上の車の位置、速度計、インストラクターとの会話、自身の表情、そしてラップタイムを録画した、車載カメラの映像が入ったUSBメモリです。

パソコンやテレビの画面上で改めて自分の運転を見ると、その時を思い出して興奮すること間違いなし!旅の記念にぜひどうぞ。エキサイティングなレーサー体験を、家族や友人にも見ていただきましょう♪

ドリフト走行で弾丸スピードを体感しよう!

「エキゾチックレーシング」では、カーレース体験だけでなくドリフト走行に乗車することも。プロのレーサーが運転するコルベット(Z06)に同乗して、アスファルトに噛みつくタイヤの唸り声とコーナリング、弾丸のようなスピードを体感できます。こちらもお見逃しなく。

高級スポーツカーでレース体験ができるラスベガス「エキゾチックレーシング」で、レーサーの夢をぜひ叶えてください☆

〈一旅一首〉
この恋を伝えてみようダメならば戻ればいいよピットレーンに

掲載内容は執筆時点のものです。

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