写真:藤田 聡
地図を見るDIC川村記念美術館は、知る人ぞ知るつつじの名所。DIC(旧大日本インキ化学工業)が運営する美術館で、色鮮やかなインクを連想する、戦後アメリカ美術の収集に注力している事で知られます。同様に色鮮やかなのが、隣接するDIC総研のつつじ山。普段は立入禁止ですが、4月下旬の期間限定で、庭園の一部として一般公開されます。
つつじの生育に合わせて開催するので、具体的な日程は4月上旬までに美術館ホームページで発表されまが、例年一番の見頃は期間後半の4月下旬からGW中です。
写真:藤田 聡
地図を見るDIC川村記念美術館のつつじは、単独でも美しい上に、周囲の緑とのコントラスト(対比)で、一層美しく感じます。つつじも場所により赤や朱色、桃色や白など、様々な色が混ざり、グラデーションする様子も素敵。大人気のスポットで、観光客も大勢訪れますが、通路も非常に広いので、ゆとりを持ってお花見出来ます。
写真:藤田 聡
地図を見るDIC川村記念美術館のつつじが美しい理由は、几帳面に刈り揃えられている点にもあります。玉のように丸くなっている部分や、テーブルのように平面でありながら、波のように優雅に曲線を描いているなど、バリエーションも様々です。
DIC川村記念美術館のつつじの魅力を、再度まとめると以下の三点に集約されます。
・つつじ自体の鮮やかな色と、豊富な色彩の魅力
・周囲の緑が、つつじの赤を引き立てる
・美しく刈り揃えられた、つつじの造形美
奥深い魅力に溢れたつつじの絶景は、単なる花見の領域を超越。美術品の鑑賞と同等に楽しめる、アートな花見といえます!
写真:藤田 聡
地図を見るDIC川村記念美術館の庭園は、美術館の奥に広がる広大なエリア。2015年春から有料化されましたが、2019年春に再度無料化。休館日の月曜日と年末年始以外は、9時30分から17時まで無料で楽しめます。
庭園の奥には、写真の休憩所も完備。緑豊かな庭園に合わせて、木のぬくもりを感じるウッドテラスが併設され、スタイリッシュなカフェのようなレストハウスです。
写真:藤田 聡
地図を見るDIC川村記念美術館の庭園は、四季折々の草花も非常に魅力的。さらに魅力的なのが、休憩所の居心地です。内装は暖色系の落ち着く色使いで、シンプルながら座り心地抜群の椅子も好印象です。
DIC川村記念美術館は車でないとアクセスし難い場所にあるので、京成佐倉駅とJR佐倉駅から無料送迎バスがあります。人気の美術館なので、館内のレストランは常時混雑気味。京成佐倉駅の送迎バス停留所前にある清祥庵が、美術館利用者に人気です。詳細は別記事で紹介しましたので、是非ご覧下さい。(記事最後の「関連MEMO」内にリンクあり)
住所:千葉県佐倉市坂戸631番地
電話番号:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間:9:30〜17:00
DIC総合研究所の散策エリア(つつじ)一般開放日:2019年4月20(土)、21日(日)、27日(土)、28日(日)、29日(月・祝)
DIC総合研究所の散策エリアの開放時間は16時まで
休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日に休館)、年末年始
アクセス:無料送迎バスで、京成佐倉駅より約30分、JR佐倉駅より約20分
2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2023/12/1更新)
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