世界最古の文化を持つ国、アルメニア。その首都「エレバン」の魅力に迫ってみる

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世界最古の文化を持つ国、アルメニア。その首都「エレバン」の魅力に迫ってみる

世界最古の文化を持つ国、アルメニア。その首都「エレバン」の魅力に迫ってみる

更新日:2016/03/29 14:07

中川 康雄のプロフィール写真 中川 康雄 ご当地グルメ探検家

東欧の国・アルメニアは、世界でもっとも古い文化を持つ国のひとつ。また、人類史上はじめてキリスト教を国教として定めた国でもあります。地理的にユーラシア大陸の東西を結ぶ要衝に位置していることから、古来よりとても複雑な歴史を有しています。ここではこのアルメニアの首都・エレバンの魅力の一部をご紹介。歴史や建築、グルメや文化まで、とても豊かな体験ができる街となっています。

その歴史を今に伝える博物館や記念館

その歴史を今に伝える博物館や記念館

写真:中川 康雄

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アルメニア共和国は西にトルコ、北にグルジア、東にアゼルバイジャン、南にイランと接する南コーカサスに位置する内陸国で、1991年にソビエト連邦から独立しました。世界最古の文明のひとつメソポタミア文明発祥の地でもあるアルメニア高原にあり、小さな国なのですが、ユーラシア大陸の東西を結ぶ要衝に位置していることから、古来から紛争に巻き込まれ続けてきました。

そんな複雑で重厚な歴史を有するアルメニアでは、その歴史を知るための博物館などが大変充実しています。

まず必見のスポットとして挙げることができるのが、共和国広場に面しているアルメニア歴史博物館。この博物館の見ごたえは抜群で、石器時代から現代までのアルメニアの歴史に関する展示がみられます。その石器時代から始まるその歴史や文化が、日本やアジア圏とはまったく異なることを実感させてくれます。

また、エレバンの郊外にある「ツェツェルナカベルト(虐殺記念館)」は、1915年にオスマン帝国によって行われたとされるアルメニア人虐殺を忘れないための施設。とくに4月24日は特別な日で、多くの人びとがここに集まって花を捧げていきます。ここでは、尽きることのない炎が今も燃え続けています。

2つの世界文化遺産に日帰りで行ける

2つの世界文化遺産に日帰りで行ける

写真:中川 康雄

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アルメニアは、世界最古のキリスト教を国境とした国でもあります。また、アルメニア高地にある「アララト山」は、ノアの箱船が漂着した地とする説で有名。3件ある世界遺産も、すべてキリスト教の教会と修道院となっています。そして、エレバンから日帰りができるのは、その中で、「ゲハルト修道院」と「エチミアジン大聖堂」の2件となっています。

「ゲハルト修道院」は、アルメニアでも古い歴史を持つ修道院。

4世紀に建設され、13世紀に岩壁をくり抜いた4つの洞窟聖堂が建設されました。「ゲハルト」とはアルメニア語で「槍」という意味で、キリストの脇腹を突いたとされる聖槍の一部がここで発見されたことに由来するとのこと。しかし現在では、発見されたのは聖槍ではないことを、アルメニア教会が認めています。

そこに彫ってあるレリーフなどのデザインは、とてもユニークです。院域のいくつかは岩盤を穿って作られているので、「洞窟修道院」とも呼ばれて、アルメニア歴代の王の墓も安置されています。

「エチミアジン大聖堂」は、アルメニア教会の総本山で、街の歴史の中心地でもあります。301年から303年にかけて、啓蒙者・グレゴリオスによって、アーチ型のものが建てられたのが始まり。4世紀初頭に基礎の部分が築かれ、その後、何度も増築が繰り返されてきました。

この大聖堂の建設を機に、アルメニア高地に次々と珠玉の宗教建築が建てられるように。

街の中心にある「オペラ・ハウス」

街の中心にある「オペラ・ハウス」

写真:中川 康雄

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エレバンの街の中心に位置している「オペラ・ハウス」は、1932年にアルメニア国立オペラ劇場と名付けられ、1933年に開館しました。そして1940年、アルメニアで最も有名な建築家・アレキサンドル・タマニャンによって新しく建設。

このオペラ・ハウスでは、日本では考えられないほどの安さで、バレエやオペラ、クラシック・コンサートなどを観ることが可能。席は全席指定席なので、早めに予約しておくことをおすすめします。

ザリガニやチョウザメも名産の食材!

ザリガニやチョウザメも名産の食材!

写真:中川 康雄

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トルコやイランなど、様々な文化から料理の影響を受けたアルメニア。エレバンはアルメニアの首都だけであり、世界の様々な料理を食べることができるのですが、やはりせっかくなのでアルメニア料理を楽しみたいですよね。しかもそれなりの高級店でも、1000円くらいの予算から食べることができる物価の安さも魅力。

アルメニアの料理で、とくに日本人が興味を引かれるのは、ザリガニやチョウザメなどの、他の国ではなかなか食べることが難しい食材を使った料理。これらにもぜひチャレンジしてみてください。きっと後悔はしないはずです。

飲みものとしては、コーヒーはトルコなどと同じように濃い粉が沈殿するタイプが伝統的なもの。お酒なら、キリキアなどの地元ビールやアルメニア産コニャック「アララト」。そして珍しいところでは、アルメニア名物のザクロを使ったワインも美味しい。

また、街中にはたくさんのオシャレカフェが点在しているので、カフェ好きの人ならカフェ巡りしてみるのもオススメ。全体的にカフェのレベルは高く、とくにスイーツなどは食べてみる価値大です。

おわりに

いかがでしたか?

東欧の国、アルメニアの首都・エレバンの魅力の数々。歴史や世界遺産、グルメから文化まで、短期間ではその魅力を汲み尽くすことが難しいほど盛りだくさんです。

また、じつはアルメニアは、世界でもっとも美人が多い国とも言われています。それが事実なのかどうか、実際に確かめてみるのもいいかもしれませんね。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2016/02/01−2016/02/21 訪問

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