他の欧州の国同様、ここベルギーでもまずは食前酒をゆっくり味わってから食事をスタートするのが一般的です。
食前酒としてよく飲まれるのは、キールといってクレームカシスを白ワインで割ったものが好まれます。
ちなみにキールロワイヤルといってクレームカシスをシャンペンで割ったものは、特にお祝いのディナーの前や大晦日に好んで飲まれます。
ジントニックやマティーニ、オレンジの色が鮮やかなミモザなどに加え、色々な種類のビールを食前酒として楽しめるのも世界一のビール大国ベルギーならでは。
ミモザとは、シャンパンをオレンジ・ジュースで割ったもので正式名称は『シャンパーニュ・ア・ロランジュ』といいます。
アペリティフを楽しむ場所はこんな素敵なホテルのラウンジはいかがですか？
ここ Grand Hotel Casselbergh のラウンジはマルクト広場にも近く、比較的値段もリーズナブルでお薦めです。
海に近いブルージュは魚介類も豊富です。
トマト・クレベット（小さい海老のカクテルソ－ス和え）、海老のニンニクオイル炒め、カエルの脚の料理、カルパッチョの盛り合わせ、魚のクリ－ム仕立てス－プなどもおいしいですが、こんなム－ル貝のハープバター添えは、海に近いブル－ジュならではの一品です。
この前菜は普通エスカルゴで食べますが、ムール貝でもとても美味しいです。
＊レストラン名「De Koetse」
農業国ベルギーのお肉は大変柔らかくおいしいですが、こんな子牛のフィレ肉料理は本当に絶品です。
まさしく頬っぺたが落ちそうなおいしさとはこのことを言うのではないかと思うほどです。
お肉と共にいただくソースはワインソースやキノコソースなど好みで選べますし、もちろんフライドポテトやポテトグラタンやサラダなどもお好みで付いてきます。
＊レストラン名「Bistro de Schaar」
中でもベルギー人に好まれるのがこの骨付きラム肉です。
ラム肉というと臭みが気になって、と思われる方もいるでしょうけれど、上質の子羊の肉はおいしい独特な旨味があり、それこそ病み付きになりそうなくらいです。
このとってもおいしい骨付きラム肉はベルギー人愛用のスーパーマーケット「デレイズ(Delhaise)」で買うこともできて、自宅でただフライパンで焼いて、ハープバターをのせて、そしてお醤油もちょっとかけていただいても簡単なのに美味しいです！
オマール海老やホタテ料理、そして典型的なムール貝などの海の幸がおいしいブルージュレストランですが、実は本格的なイタリアン料理もお薦めです。
海に近い街ならではということで、ボンゴレ・スパゲッティのおいしさは格別ですし、海の幸のピザもおいしいです。
ボンゴレ・スパゲッティはメニューには書いてないこともありますが、注文したら用意してくれるお店もありますので、どうしてもボンゴレを食べてみたい方はウェイタ－さんに聞いてみましょう。
おいしいボンゴレ・スパゲティをいただけるイタリアン・レストラン「La Gondola」は内装もおしゃれです。
また、ブルージュの街には、中華料理や日本食のおいしいレストランもあります。「上海」や「たぬき」などは地元客にも評判のレストランなので、日本食が恋しくなったら訪ねてみるのもよいでしょう。
＊レストラン名 「La Gondola」
世界遺産の街ブルージュは観光客が多いのに犯罪が少なく、夜に街の中を歩いても危険の少ない、ベルギー内でも指折りの安全な街です。
中世の古都の美しさに酔いしれながら、おいしいビール、ワイン、そして食事を堪能し、ヨーロッパ滞在の楽しみを深く味わってくださいね。
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(2024/4/19更新)
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