ラオス側の駅は「タナレーン」駅。ひとまずここでタイ国境の町、ノンカーイ駅までのチケットを買い、出国手続きを済ませれば見かけは結構立派なディーゼル機関の車両が目の前に現れます。中はとりあえず座れる程度ですが、所要時間15分程度なので十分でしょう。駅や周辺にはお店どころか売店と呼べるものさえなく、前もってビエンチャン市内で飲み物などを買っておくのがいいでしょう。
タナレーン駅を出発するとゆっくりと列車はラオスとタイを結ぶ友好橋の上を走っていきます。列車が走る1日4回のその間はすべての車を通行止めにし、一時的に鉄道橋に変えてしまうのも、「激レア」と呼ばれる理由の一つです。お勧めは夕方のラオスからタイに行く列車、晴れている日は写真のような綺麗なメコン川に沈む夕日が見られますよ!!
とにかく乗るだけで人に自慢が出来るラオス〜タイ国際鉄道に乗って15分、今度はタイ国境の町「ノンカーイ」に到着。入国手続きを済ませ、バンコクまでの夜行列車のチケットを買いましょう。夜20:00前後のノンカーイ発の列車は毎日運行しています。列車内では少しだけ食べ物を買うことはできますが、ノンカーイ駅前には賑やかな食堂が数軒ありますので、そこでご飯をすませるか、テイクアウトをして列車に持ち込むこともできますよ!列車の中は旅行者でいっぱいですので、防犯上ここではあまり飲み過ぎてしまわないように気をつけましょう!
車両のクラスは1等寝台から3等寝台までありますが、その中でもコンパートメントになって内側から鍵がかけられるのは1等寝台のみ。長い夜をエアコンが効いている個室(2段ベッドなので最大定員2名)で快適に過ごせるので特にお勧めします。
早朝6時すぎに「バンコク」に到着。暑い季節でもエアコンがしっかり効いた車内で心地よい揺れにぐっすり寝たら、あっという間に終点のバンコク。ノンカーイから約11時間の列車の旅も決して長いと感じることはありません。大都会バンコク駅で早めの朝食を取りながら、旅の計画なども十分にできますね。
寝台列車の旅いかがでしたでしょうか?普段は寝ている時間を有効的に移動に当てることができるのも魅力ですね。11時間の旅は決して短いものではありませんが、「激レア」列車や旅情たっぷりの寝台列車、乗ること自体がすでに旅を体験することではないでしょうか。是非楽しんでみてください!
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