写真:彰 伴治
地図を見る世界一有名な時計台「ビッグベン」を彷彿とさせるこの時計台が目印の建物は「シドニー・セントラル・ステーション」。かつてイギリスの植民地だったこの国の歴史を現代に伝えるこの建物は、夜になると幻想的なイメージでライトアップされます。
シドニー国際空港のターミナルからエアポートリンクという電車で約10分、シドニー発の旅は全てここから始まると言われるターミナル駅ですが、今回は電車ではなく歩いて夜のシドニーを散策してみましょう。
写真:彰 伴治
地図を見るシドニー・セントラル・ステーションは電車の発着点であるターミナル駅であるため、ホームは全て駅から片側だけに伸びています。コンコースから改札の向こうに視線を移すと、いかにも長距離らしいメタリックな車両の顔がずらっと並ぶ光景は迫力があります。
そして、運が良ければ写真の様な音楽隊の演奏を聴くことが出来たり、カメラを向けると、陽気な駅員が華麗なステップを踏んでくれたりしますよ!
写真:彰 伴治
地図を見る駅から、夜もたくさんの人で賑わう街のメインストリート「ジョージ・ストリート」を、中心部へ向かいゆっくり歩いて20分ほど行くと、美しくライトアップされた「タウンホール」が見えてきます。1869年に建設されたビクトリア様式のこの建物は、街のランドマークとして待ち合わせ場所にも最適。
市庁舎の建物がこんなに素敵だなんで、住んでいる人達がとてもうらやましいですね。
写真:彰 伴治
地図を見るタウンホールから一本通りを挟んですぐのところにあるのが、あのピエール・カルダンが「世界で最も美しいショッピングモール」と称賛した「クイーン・ビクトリア・ビルディング」。QVBの愛称で親しまれるこの建物は、1898年イギリスのビクトリア女王即位50周年を記念して建てられました。
この美しい建物は内部も豪華なロマネスク様式で、高級ホテルか聖堂の中を歩いているかの様。150以上のショップやレストランなどが軒を連ねていて、買い物を楽しんだ後、豪華絢爛な内装を眺めながら食事をしたり、カフェでカプチーノを飲んでみて下さい。非日常感をたっぷり味わうことができますよ。
写真:彰 伴治
地図を見るシドニーの街にはここで紹介しきれないほどたくさんのライトアップされた美しい建物があります。QVBからジョージ・ストリートをゆっくり歩いて約20分。途中の美しい建物を眺めながらシドニーの代表的な港「サーキュラー・キー」に到着。
そこに待っているのは世界遺産「オペラハウス」。ヨットの帆を思わせるそのあまりにも独創的で美しすぎる建物は、シドニーというよりもはやオーストラリアのシンボル。間近に見える「ハーバーブリッジ」は鉄骨を意識させ、オペラハウスとは正反対の印象。近くの少し高いところにある公園から観るこのライトアップコラボレーションは、シドニーに来て本当に良かったと思える至福の時を与えてくれます。
そして、夜景を満喫した後はレストランやカフェでのんびり。オペラハウス周辺にはリーズナブルなカフェから高級レストランまで、食事処がたくさんあります。席の予約が出来るお店で窓側の席を確保しましょう。オペラハウスを見ながらのディナーは、最高の思い出になること間違いなしですよ。
いかがでしたか?
今回はシドニーお勧めライトアップスポットを歩いて巡りましたが、もっと楽に移動したいという方にお勧めなのが電車(地下鉄)です。今回ご紹介したスポットの近くには全て駅があり、列車の本数も多いので安く楽に回ることが出します。
他にバスという方法もありますが、乗り降りが難しくお勧めしません。またライトレールも手軽な乗り物ですが、残念ながらタウンホールやオペラハウス方面は走っていませんのでご注意下さい。
また、シドニーは安全な街ですが、人混みを歩く際は日本と同じぐらいの注意は必要です。特に夜は景色に見とれてばかりではなく、周囲に注意を払いながら楽しまれるようお願い致します。
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(2024/11/2更新)
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