岡山県「勝山」で白壁・格子窓・草木染め暖簾の町並みを散策しよう!

岡山県「勝山」で白壁・格子窓・草木染め暖簾の町並みを散策しよう!

更新日:2018/01/15 16:38

さと しほのプロフィール写真 さと しほ 旅行会社勤務
昭和60年に町並み保存地区に指定された岡山県真庭市の勝山。白壁と格子窓の建物が特徴の勝山では、軒先の草木染めの暖簾をチェック!「角樽」なら蔵元、「車」なら自動車屋さんと、暖簾の絵が看板がわりになっています。細い路地の奥にある小さなカフェも素敵。ほっこりと心あたたまる岡山へ出かけませんか?

岡山県初の町並み保存地区

岡山県初の町並み保存地区

写真:さと しほ

地図を見る

岡山県には古い町並みがあちこちに点在しています。「倉敷」以外にもいい場所がたくさんあるんです。今回ご紹介する真庭市「勝山」もそのひとつ。

勝山は、昭和60年に岡山県初の「町並み保存地区」に指定され、平成21年には「美しいまちなみ大賞」を受賞しました。
のんびり10分も歩けば、すみからすみまで歩けてしまうような小さな町ですが、その小ささがいいんです。町の人たちが大切に保存している土蔵や白壁の建物が並ぶ町並みを、ぜひ訪ねてみてください。

軒先の暖簾をチェック!

軒先の暖簾をチェック!

写真:さと しほ

地図を見る

勝山の面白いところは、家々の軒先に草木染めの暖簾がかかっているところです。ここは藤原モータース。車屋さんなので暖簾の絵も「車」です。蔵元の暖簾は「角樽」、床屋は「くし」。暖簾の絵を見ながら、ここは何のお店かな?と想像しながら歩くのも楽しいですよ。

なつかしいポスト!

なつかしいポスト!

写真:さと しほ

勝山の暖簾の中で、いちばんわかりやすいのがここ。ポストの暖簾が目印のお宅です。
旧式の赤いポスト、なつかしいですね。

蔵元で限定酒をゲット!

蔵元で限定酒をゲット!

写真:さと しほ

地図を見る

1804年創業の白壁の蔵元「辻本店」をたずねてみましょう。ここは造り酒屋なので、暖簾には慶事の際に用いられる「角樽(ツノダル)」が描かれています。試飲もできるので、あれこれ飲みくらべてお気に入りのお酒を見つけましょう。

おすすめは、ここに来ないと買えない純米原酒「蔵元探訪」。純米原酒をその場でサーバーから瓶に詰めて売ってくれます。「蔵元探訪」は蔵元を訪れた人しか購入することができない限定酒です。

<御前酒蔵元辻本店の基本情報>
住所:岡山県真庭市勝山116

休憩は小さなカフェへ!

休憩は小さなカフェへ!

写真:さと しほ

地図を見る

勝山の散策が終わったら、休憩の時間。狭い路地を入ったところに手造り感満載の小さなカフェ「かぴばらこーひー」があります。店内の小物や食器がかわいくて、まるで雑貨屋さんのよう。笑顔のステキな女性オーナーが出迎えてくれる、心がほっこり温まるカフェです。

ここでのおすすめは、自家製レモネード。ホットでもアイスでもどちらでも!オーガニックのレモンは皮まで食べられますよ。

<かぴばらこーひーの基本情報> 
住所:岡山県真庭市勝山158

勝山でほっこり!のんびり散策しよう

岡山県真庭市の勝山、いかがでしたか?
勝山は観光客が大勢訪れるような観光地ではありません。倉敷にくらべると、お店も少なくて規模は小さいですが、静かでのどかでいいところです。
ここから車で10分ほどのところに「旧遷喬尋常小学校(きゅうせんきょうじんじょうしょうがっこう)」があります。建築に興味がある方には必見の古い小学校なので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

※「旧遷喬尋常小学校」に関して、別の記事に詳しくまとめています。
記事下のMEMOにリンクがありますので、あわせてご覧ください。

2018年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -