日本百名山!美しい稜線を行く神奈川丹沢表尾根縦走の魅力

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日本百名山!美しい稜線を行く神奈川丹沢表尾根縦走の魅力

日本百名山!美しい稜線を行く神奈川丹沢表尾根縦走の魅力

更新日:2016/04/05 14:21

佐久田 隆司のプロフィール写真 佐久田 隆司 トレッキングハンター、ネイチャーカメラマン

神奈川県丹沢山塊は日本百名山!中でも、二ノ塔・三ノ塔・烏尾山・行者岳・新大日・塔ノ岳と続く表尾根稜線は変化にとんだ景観に魅力があります。様々なルートが存在する丹沢山塊ですが、表尾根縦走はだれもが憧れる日本でも屈指の山岳ルート!1500m以下の山々を巡る十分手ごたえある登山になるでしょう。記事内では丹沢表尾根縦走ルートを美しい4K動画でも紹介しています。

表尾根縦走は丹沢の稜線を行く素晴らしいルート!

表尾根縦走は丹沢の稜線を行く素晴らしいルート!

写真:佐久田 隆司

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作家・深田久弥による『日本百名山』に登場する「丹沢」。丹沢山の名称の山もありますが、ここで言う「丹沢」は丹沢山塊のすべてを指しています。表尾根縦走は、二ノ塔(にのとう1144m)・三ノ塔(さんのとう1205m)・烏尾山(からすおやま1136m)・行者岳(ぎょうじゃたけ180m)・新大日(しんだいにち1340m)・塔ノ岳(とうのだけ1491m)の尾根筋を踏破するものです。

丹沢表尾根縦走の正規ルートは、標高900mほどのヤビツ峠から二ノ塔に向けて縦走路が始まります。二ノ塔の前にトイレもあるので済ませておくのもいいでしょう。ヤビツ峠までバス利用の方は、小田急電鉄が発売する「丹沢・大山フリーパス」を利用すればお得に利用できます。

※ヤビツ峠までは小田急電鉄秦野駅よりバス(シーズンには増便もありますが、日に数本しかありません)もしくはマイカーで(駐車場は少ない)。丹沢・大山フリーパスは小田急電鉄各駅にて発売
※写真は三ノ塔尾根から見た烏尾山

美しい丹沢表尾根縦走を4K動画で確認!

動画:佐久田 隆司

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表尾根縦走は、三ノ塔尾根登山口からも始められます。これだと一気に三ノ塔まで登り縦走ルートに入ることになります。三ノ塔尾根は比較的歩きやすく整備もされていて、三ノ塔頂上からは雄大な丹沢山塊が望め富士山も視界に入ってきます。

登山口は大倉バス停から秦野戸川公園の「風のつり橋」を渡り、3時間強の登山標準時間になっています(休憩時間含まず)。三ノ塔尾根を含む東丹沢地域では春から夏場にかけてヒルの被害が報告されています。登山には長袖長ズボンを着用し、虫よけ剤を衣服に噴霧しておくことをお勧めします。

※動画は三ノ塔〜表尾根縦走〜大倉尾根の様子を4Kで収録してあります。

累計登山標高差はアルプス並み!山小屋泊でゆっくり登山も視野に

累計登山標高差はアルプス並み!山小屋泊でゆっくり登山も視野に

写真:佐久田 隆司

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丹沢表尾根縦走はヤビツ峠から出発して塔ノ岳まで5時間、塔ノ岳から大倉尾根を下り大倉まで2時間半と、秦野市の観光協会が標準時間を提示しています。健脚なら日帰りも十分可能です。

表尾根の最高峰「塔ノ岳」の標高は1490mとさほど高山ではありませんが、登山口の大倉バス停で約200m、ヤビツ峠でも800m弱とかなりの登山標高差があり、これはアルプス登山と比較しても遜色ありません。体力に自信のない方や初心者はヤビツ峠から、経験者は大倉バス停から始めるとしても、余裕を持った計画を立てて山小屋泊を視野に入れるのもいいでしょう。

※丹沢山塊は「丹沢大山国定公園」に指定されていて、各所にトイレの設備や山小屋が常設されています。

塔ノ岳は丹沢有数の人気山!通称「バカ尾根」を踏破

塔ノ岳は丹沢有数の人気山!通称「バカ尾根」を踏破

写真:佐久田 隆司

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表尾根の最高峰「塔ノ岳」はいつも人が絶えない人気の山です。それは大倉登山口からストレートに「大倉尾根」が伸びているからです。大倉尾根は通称「バカ尾根」で全国に知られるバカのようにひたすら続く尾根筋!塔ノ岳への最短ルートでもあり日帰り登山者には欠かせないルートです。

表尾根縦走ルートは最終的にこのバカ尾根を下りますが、途中にトイレや休憩場所も多く整備状態もいいので心配はありません。ですが表尾根を縦走してきた足の疲労がピークに達するタイミングで、標高差1200m以上を下るのはなかなか大変です。自分のペースを保ちながら一歩ずつ下山しましょう。

※写真は塔ノ岳山頂より「丹沢山たんざわさん1567m」方面の景色
※三ノ塔尾根から始める詳細ルートは関連MEMOのヤマレコをご参照ください

ルートが豊富な丹沢!日頃のトレーニングにも最適

ルートが豊富な丹沢!日頃のトレーニングにも最適

写真:佐久田 隆司

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丹沢は都心からも近く多くの登山客が訪れます。標高からすると侮りがちですが、有名アルプスなどより登山標高差が大きいことがあるなどしっかりした準備は欠かせません。そして様々なルートを使った日々のトレーニングとしても最適です。

とくに行者岳あたりは山塊崩壊が激しく、鎖場や狭い稜線を行く危険が伴います。事前のチェックをしてしっかりした登山計画を立てましょう。登山口では「登山カード」に記入することも忘れてはなりません。大倉バス停や、秦野駅、渋沢駅などでもカードが用意されています。

さらに丹沢山塊は雨が多いことでも有名ですから、天候のチェックも怠ってはいけません。山小屋は非常時に宿泊を断ることはありませんから、急な天候変化の場合は予定を変更する勇気も必要です。

※三ノ塔からの富士山と丹沢山塊

丹沢は日帰りから山小屋泊まで楽しめる

表尾根縦走ルートのほかに様々なルートがある丹沢。一度登れば再び足を向けたくなるのは間違いありません。ご自分の体力と余裕のある登山計画で丹沢の素晴らしさを体感してください。日本百名山としての資質を十分感じられると思います。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/03/31 訪問

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