西瀬戸自動車道(しまなみ海道)には地形や地質などの自然条件、船舶航行などの社会条件を考慮した結果、規模や形式の異なる10の橋が架けられています。
その中でも一番美しいとされる橋が愛媛県と広島県の県境をまたぐ多々羅大橋です。完成当時(1999年5月)、世界最長だった斜張橋は世界でも絶賛され、当時世界2位のフランス・ノルマンディー橋とともに世界2大美橋とされました。
この多々羅大橋は当初は吊り橋として計画されましたが、当時の最長斜張橋だったしまなみ海道の生口橋(1991年12月)で培われた技術の蓄積や周辺環境の考慮などの理由により長大斜張橋の建設が決定したのです。
多々羅大橋を見学する前に橋について勉強する講座があります。
ビデオ講座は多々羅大橋の付け根に位置する今治市上浦(かみうら)歴史民俗資料館で実施。しまなみ海道に架かる橋についての歴史、設計、施工、維持管理などを学ぶことができます。
子ども達の目は今から行く橋の構造に興味津々ですが、それ以上に親の方がビデオを真剣に見ている姿があちらこちらにあります。
歴史民俗資料館での講座が終わると5人前後に班分けされて、班単位で行動することになります。ただしこの場所から橋までは相当な坂道を自力で登ることになりますので服装には注意が必要です。
見学場所はスペースに限りがあります。5人前後に班分けされたグループそれぞれに担当者が帯同し、説明を受けながら各所を回ることになります。
写真は海中基礎と言って、橋建設の一番基礎となる部分。下から橋を見上げると普段は見る事ができない橋の裏側が見えてきます。
基礎は橋を支える重要な部分であり、規模の大きさに圧倒されますが、この基礎の周囲は魚たちの絶好の隠れ家になっていて、鯛やボラなどが群れている姿を間近で見る事もできます。
またこの場所は遊覧船の見学ポイントになっているためにお互いが手を振り合う微笑ましい光景も楽しいものです。なおこの海中基礎までは主塔内部にある階段を自力で下って降りることになります。
海中基礎から橋げたまでは主塔内部にある業務用エレベーターを使ってのぼります。
普段、わたし達が利用している道(アスファルト)の真裏にはメンテナンス用のゴンドラがあり、そのゴンドラに乗って橋の中心部(県境部分)まで行く事ができます。
真下には瀬戸内特有の碧色の海が広がっていますが、橋の真裏にいるために頭上は少し圧迫感があります。
ただし写真のようにゴンドラの両端に出ることも可能で、橋の上(サイクリング道)から見る景色とは、ひと味もふた味も違う景色を堪能することができます。
橋げた部分から最上部(地上8階、226メートル)へも主塔内部にあるエレベーターを使ってのぼります。約3〜4分かけてゆっくり上るエレベーターを降りて階段を少し上がれば、そこには見たこともないような景色が目に飛び込んできます。
主塔の頂上から見る景色は360度の大パノラマ。目の前には「ガラス」の存在はなく、心地よいしまなみの風が頬を伝います。他の見学班との絡みもあり、主塔の頂上にいる時間は10分足らず。しっかりと絶景を目に焼き付けながら写真を何枚も撮りましょう!
写真は主塔の頂上から約30メートル降りた撮影ポイント。ここに滞在できる時間も10分足らずですが、周辺の景色と主塔ケーブルが見事に融合した景色は、まさに絶景の中の絶景でした。
「親と子の橋体験セミナー」は、例年5月頃に開催案内(開催日は毎年7月または8月)を本四高速で記者発表し、参加者募集をしています。
さらに上記の親子体験ツアーとは別企画で「塔頂体験ツアー」が毎年春に開催され、2016年は5月28日および29日(2日間)に実施されます。申込み締切は、2016年4月22日まで!詳しくは下記メモ内の「本四高速公式HP(イベント情報)」をご覧ください。
この機会に親子で記憶に残るツアーに参加してみませんか?
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(2024/9/17更新)
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