写真:田中 六花
地図を見る「漢聲巷門市」はMRT國父記念堂駅から徒歩約10分の所にあります。少し行きづらいのでタクシーがおススメ。ただし、タクシーでも見つけにくく迷う場合があります。そのために住所と一緒に「面向市民大道,靠近京華城」と書いて見せるか、ホームページの地図を見せるとスムーズに到着します。
現れたひょうたん型のユニークな入口が、好奇心をくすぐります。
写真:田中 六花
地図を見る漢聲出版社の核となる「漢聲雑誌」。1971年に英語版の雑誌「ECHO of Things Chinese」を創刊、本当の中国文化を世界に発信することが目的でした。その役割は姿を変え今に続く中国語版の「漢聲雑誌」では、近代化の波にのまれ消えつつある中国の伝統文化を記録し伝えています。
テーマは伝統衣装や女性の手仕事、食から凧のデザインや昔の広告など、暮らしの中にあるさまざまなものばかり。その内容の濃さはもちろんのこと、装丁へのこだわりも一見の価値あり。その丁寧さとモダンさは素晴らしく、コレクターがいるというのもうなづけます。
写真:田中 六花
地図を見る店内の品ぞろえは雑誌のバックナンバーからここにしかない希少なものまで直営店ならではで、どれもこれも手に取って見入ってしまいます。良い出会いがあれば、後悔しないようにしましょう。子ども向けコーナーもあり、絵本なども充実。
「漢聲巷門市」ならではの雑貨も見どころの一つです。切り絵は縁起物の動物や文字をモチーフにした、どれも手作りの1点モノ。可愛過ぎる作品の中から、お気に入りを見つけましょう。また藍染や伝統的な飾り物、普段使いにちょうど良いミニノートやポストカードが所狭しと並びます。文化を感じるお土産選びにぴったり!
写真:田中 六花
地図を見る日本でも多くのファンを持つデザイナー・鄭惠中の洋服が、実は台北一そろっているのが「漢聲巷門市」です。店内をくるっと見渡しても、その服は見当たりません。奥の小部屋になりますので、こちらがお目当ての場合は店員さんに声を掛けましょう。
性別や年齢や流行に左右されない、鄭惠中さんの日常服。色鮮やかで心地良く、リラックスできると大人気です。この機会をお見逃しなく!
写真:田中 六花
地図を見る「漢聲巷門市」で一番人気のお土産は、4種類のティーバックが入った「吉祥茶」。女の子柄の箱をはじめ、各袋の裏にも中国のおばあちゃんの切り絵がデザインされています。開けるのがもったいないほどの可愛さ!99元とお手軽で、いろいろな台湾茶が味わえるのも魅力です。
お店のオープンは月〜金曜13〜20時・土曜11〜20時、日曜はお休みなのでご注意を。
伝統文化の継承という使命に取り組む、漢聲出版社。その心意気が伝わる素晴らしい本ばかりです。難しいことは抜きで、ぜひ一度手に取ってみてください!本・雑貨・カルチャー好きさんの心をくすぐる「漢聲巷門市」で、アートな台湾を満喫しましょう。
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この記事を書いたナビゲーター
田中 六花
旅・台湾・おいしいもの・人・ルーツ・音楽・可愛いもの・自然・ユニーク・生活…。これらにピンときて思わず心のシャッターを押した、あんなことやこんなことを綴っていきます。旅は道連れ、良い旅の友となりますよ…
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(2025/2/11更新)
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