写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る宝塚市山本は、埼玉県川口市、福岡県久留米市と並ぶ日本三大植木の産地ですが、宝塚という華やかでおしゃれな土地柄か、和風だけでなく洋風の雰囲気も感じられるところ。
「あいあいパーク」のメインとなる建物は白地に濃茶の木組みで、設計から資材に至るまでをイギリスに依頼。主軸となるオーク材は、イギリスから輸入した程の力の入れよう。こうして建てられた建物は、田園地帯にある地方都市 サリーの17世紀頃のイギリス旧家を再現しています。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る敷地内の南側にある山本新池公園には、バラ園やハーブ園などがある「英国風庭園」があります。ベンチに腰掛けて庭園を眺めているだけで、イギリスに旅行している気分に浸れますよ。住宅地の真ん中にこんなところがあるなんて驚きです。
そして、お家の庭もこんなイングリッシュガーデンにしてみたいなと思われたら、350平米もの広さを誇る「モデルガーデン」へ。地元造園業者が長年培った技術と感性の集大成がこちらに。見ているだけでも庭づくりのヒントになります。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る山本新池公園には「英国風庭園」はもちろん、写真の「日本庭園」や「バラのアーチ」「森林園」に「芝生広場」など、様々な雰囲気の場所があり、その日の気分で散策コースを選べます。
四季折々の花が咲く中、池には鴨が居たりと、自然を身近に感じることが出来る気持ちの良い場所。遊具はありませんが、とても広い芝生があり、思いっきり走り回ることができます。小さなお子様連れのご家族がピクニックを楽しんでいたりと、皆さん思い思いにのんびりとした時間を過ごしています。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見るリンデンバウム(西洋菩提樹)は中世ヨーロッパでは自由の象徴とされ、今では大きな葉のハート型から「愛の樹」とも呼ばれて親しまれています。
そのリンデンバウムの並木道が公園の端から中央あたりまで長く続いています。春の新芽の萌黄色の美しさ、夏、黄色い小さな花の咲く頃の甘い香り、緑の葉が茂ると木陰の涼しさも魅力。秋の紅葉、そして、落葉の物悲しさ、冬の枝の凛々しい美しさ・・・と、季節ごとに様々な雰囲気を感じられる素敵な場所です。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見るイギリスの旧家をイメージした建物の中には、色んなガーデニング用品が販売されているのでついつい買いたくなりますが、たとえガーデニング初心者でも大丈夫。「あいあいパーク」では園芸相談や園芸教室も開かれていて、体験しながら育て方を学ぶことも出来ます。
そして、お腹が空いたら、150種類以上ものパンが全て100円のカフェ・レストラン「ヤキタテイ」へ。パンだけでなく飲み物やパスタもあり、無料のイートインスペースでゆったりとした時間を過ごせますよ。
イギリスの雰囲気をもっと味わいたい方は、建物の中にあるライブラリカフェ「バンブル・ビー」へ。園芸関係の本を読みながら、ウェッジ・ウッドの食器で英国気分満点のアフタヌーンティーセットはいかがでしょう。
「あいあいパーク」へは、電車だと阪急宝塚線山本駅の南口を出て1つ目の信号「阪急山本駅南」を右に曲がり300m程、旧国道176号線との交差点にあります。歩いて5分位です。
車だと中国自動車道「宝塚インター」を出て国道176号線を東に1.5km。「荒牧」交差点を左に曲がり、更に「中筋2丁目」の交差点を右に曲がって1km程行くと急に緑が見えてきます。その左手前が駐車場です。高速の出口から10分位です。
宝塚市では、毎年春になると「あいあいパーク」を中心に美しく作りこまれた宝塚市民の庭が一般公開される「宝塚オープンガーデンフェスタ」が開催されます。
また、「バラフェア」「ガーデンオーナメントフェア」「お庭つくりますフェア」など、常時色々なフェア・イベントを開催しているので、興味のあるイベントの日に合わせて予定を立てると、より楽しく過ごせますよ。春と秋のバラの季節には、バラ園としては関西随一の規模を誇る「荒牧バラ公園」が歩いて15分程のところにありますので、是非併せて楽しみましょう。2016年の「春のバラフェア」の開催期間は、4/16〜5/29です。
ガーデニング愛好家の方必見!ファミリーでも楽しめる宝塚市山本にある「あいあいパーク」。イギリス気分を味わいに、是非訪れてみてくださいね。
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/12/2更新)
- 広告 -