写真:吉田 彩緒莉
地図を見るバンコクの絶景レストランは、主に高層階にある店、チャオプラヤー川沿いにある店に分かれます。
「イン・ラブ」はチャオプラヤー川沿い。チャオプラヤーエキスプレスのテゥェート船着き場に隣接しています。数多くのバックパッカーが泊まるカオサン最寄りの船着き場より、2駅上流です。船を下りたらすぐレストランなので、とても分かりやすいですよ!
ここまで来ると、高層ビルはほとんどなく、のどかな本来のタイの姿を見ることができます。席に座れば雄大なチャオプラヤー川と、洗練されたラマ8世橋の雄姿が!
店内は華美ではありませんが、清潔感があり明るく居心地のよさも抜群です。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るここ数年、タイの物価はものすごい勢いで値上がりしています。以前は日本人からすると100円以内で食べられた屋台も、今は150円から200円に値上がり。これはタイ人の給与が上がった事にも関係しているので、仕方がない事です。
以前は地元タイ人の行くお店は100バーツ以内(2016年3月のレートで約300円)で食事ができたものですが、タイ人の多いレストランでも100バーツから300円バーツが普通になってきました。
「イン・ラブ」の嬉しい所は安い料理なら未だに100バーツ以内のもの用意されていること。育ち盛りの学生さんが数人で大盛りのカオパット(タイ風チャーハン)をモリモリ食べている姿も見ることが出来ます。
タイ東北料理のコームーヤーン(トントロの炭火焼き)も100バーツ程度。景色の良いきれいなレストランでこの値段はありがたいですね。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る他にもローカルタイフードのオンパレード!タイのサラダ「ヤム」も安くて種類豊富です。
日本人にお勧めしたいのが、焼きなすのヤム「ヤムマクアヤーオ」です。「イン・ラブ」の「ヤム・マクアヤーオ」は、海老がゴロゴロ入った豪華なもの!これで100バーツ台とは嬉しい限り。焼きなすがトロトロでとても美味しいんです!
炭火焼の施設がない店や、長なすを仕入れていない店も多いバンコク。意外とメニューにないことが多いので、この店ではぜひトライしましょう。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るやがて日が落ちると、チャオプラヤー川にかかる橋で最も美しいと言われているラマ8世橋がライトアップされ、圧倒的な存在感を放ちます。頂きに黄金のオブジェが輝き、両手を広げたようなケーブルは、ハープのよう。
灼熱のバンコク。日が落ちてからは気温が下がり、川風もあいまって、2階テラスの居心地は最高。まったりと長居できる雰囲気に…。
チャオプラヤー川沿いには沢山のリバービューレストランがあり、その種類も様々。下流の方にはタイダンスを楽しみながら、食事が楽しめるレストランも多く、外国人観光客の姿を多く見かけます。
でもこの店の客はほとんどがタイ人。しかも富裕層ではなくごく普通のサラリーマンや学生です。
手ごろな値段でロマンティックな景色を楽しめるとあり、デートで訪れるカップルの多いこと!観光客だらけの店では絶対に見ることができない、本来のタイ人の姿を見ることが出来ます。
彼女の前で歌い出す男性が現れたり、お節介で明るい店員さんに癒されたり…洗練されていない分気取りがありません。タイに求めていた「微笑みの国」の雰囲気がここにはあるんです。
テゥェート船着き場はサトーン船着き場から20分〜30分。遅くまで運行しているツーリストボートが通らないため、帰りはタクシーになります。お店でタクシーを呼んでもらいましょう。その際は泊まっているホテルの住所や連絡先が印刷された「ホテルカード」を持っていると便利です。
タクシーが不安、という人は通常のチャオプラヤーエキスプレスが運行しているランチタイムから夕方にかけて出かけてみてはいかがでしょうか?
オリエンタルホテルが経営する「サラ・リムナーム」や「スパトゥラーリバーハウス」など、豪華で高価な料理を提供するリバーサイドレストランや、ホテルの高層階に絶景レストランは沢山あります。
でもそこで感じられるのは本物のタイやバンコクではなく、外国人が「きれいだな、素敵だな」と思うように作られた世界です。それはそれでおしゃれな良い思い出ができるでしょう。
でも、現在の普通のバンコクを感じたいなら、こんな地元タイ人しかいないような、ローカルレストランで食事をしてください。
タイ人の仕事終わりの一杯、週末の家族揃った外食、恋人同士のデートといった普段の楽しみにふれていると、自分はタイにいるんだなあ、とウキウキした気持ちになれますよ!
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(2024/10/12更新)
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