写真:乾口 達司
地図を見る2016年で30回目を迎える「渋川藤まつり」は、藤の花が咲き乱れるこの時期を代表する岡山県玉野市のメインイベント。4月末から5月上旬のゴールデンウイーク期間中にとりおこなわれます(2016年は4月29日〜5月5日)。会場はダイヤモンド瀬戸内マリンホテルに隣接する渋川公園。期間中はたくさんの人で賑わいますが、駐車場も完備されているため、お車でのアクセスも可能です。
渋川藤まつりの主役は、藤そのもの。栽培がはじまったのは1982年で、その後も追加で植樹され、現在は約500本の藤が蔓同士を絡めながら園内を延々めぐっています。その全長は何と900メートル!その長さは日本最長クラスを誇っており、実際、延々続く藤棚は圧巻そのもの!ぜひ、その姿をご自身の目でお確かめ下さい。
※…写真は2015年の様子です。
写真:乾口 達司
地図を見るさまざまな品種の藤が植えられているため、一口に藤といっても、花の色はさまざま。藤の花といえば、「藤色」という言葉があるように、多くの人が淡い紫色を思い浮かべるでしょう。しかし、ご覧のように、紫色のあいだにはシロバナフジと呼ばれる真っ白な花も垂れ下がっています。さまざまな藤の色も楽しみましょう。
写真:乾口 達司
地図を見るもちろん、当地を代表する季節のイベントであるため、その魅力は藤だけにあるわけではありません。会場内には地元の特産品などが陳列されたお店なども多数出店されています。藤を堪能した後は旅の記念にお土産を買い求めるのも良いでしょうね。
写真:乾口 達司
地図を見る会場内では、このイベントにあわせて、ミニ列車も走っています。ご覧のように、お子さまたちに大人気!お子さまたちは藤やお買い物よりもミニ列車に夢中になるのではないでしょうか。ぜひ、乗せてあげてください。
写真:乾口 達司
地図を見る渋川藤まつりのもう一つの魅力は、会場そのものにあります。会場のすぐ横はもう瀬戸内海!地元で渋川海岸と呼ばれている浜辺で、夏は岡山を代表する海水浴場となります。
藤まつりの開催期間中はまだ水が冷たく、泳ぐことは出来ません。しかし、日差しの強くなる時期であるため、海に足をつけるだけでも、充分、気持ち良いはず。はるか遠く、瀬戸大橋を眺められるのも大きな魅力であり、藤の観賞に疲れたら、浜辺に腰を下ろし、くつろいでみてはいかがでしょうか。
さまざまな魅了を持つ渋川の藤まつり、いかがでしたか?会場がダイヤモンド瀬戸内マリンホテルに隣接しているため、お腹がすけば、ホテルで食事をとるのも一計。日本最長クラスの藤棚に圧倒されながら、さまざまなイベントや瀬戸内海をご堪能ください。
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この記事を書いたナビゲーター
乾口 達司
これまでは日本文学や歴史学の世界で培った見識にもとづいて数多くの評論や書評を執筆してまいりました。奈良生まれ、奈良育ちの生粋の奈良っ子。奈良といえば日本を代表する観光地の一つですが、地元民の立場からい…
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