写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る中嶋記念図書館は、「本のコロセウム」をテーマとした「半円」のユニークなデザインが特徴的な図書館です。この見た目の美しさから数々のメディアにも取り上げられ、日本経済新聞社が調査した「美しい図書館ランキング」では東日本1位に選ばれました。
その他、ドラマ「戦う!書店ガール」のオープニング映像や、参天製薬のCM、図書館を紹介する雑誌の表紙を飾るなど様々な媒体に採用されるほどの人気ぶりです。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る木造架構には、秋田の自然と伝統を伝える「秋田杉」を使い、天井部分は秋田の伝統技術を駆使し、傘を広げたような半円状のデザインにすることで、解放感を出しています。
館内は段上にずらりと書架が並び、背面はすべて閲覧席になっています。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る背面の閲覧席はこのようになっています。階段状に本が並び、その後ろ側に机があることで、視界に人が入らず、勉強に集中できる環境が整っています。
イスにも特徴があり、ベージュ、グレー、茶色と高さが違うイスが3種類。さらに、温度や明るさの違う照明など、利用者の好みで選ぶことができます。長時間図書館で勉強する学生にとってはうれしい配慮ですね。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る床面積約4千平方メートルの館内には、300席が置かれ、約76000冊の図書、約200種の雑誌や新聞、約3000タイトルの視聴覚資料と豊富に取り揃えられています。
2013年には国連の会議録や刊行図書の提供を受けることができる「国連委託図書館」にも認定されました。
英語に重点を置いた大学の図書館らしく、6割以上が洋書ですが、初代学長の中嶋氏が収集した日本の小説や本、地図なども置かれています。日本書があるエリアは、通常の図書館のようにソファが置かれていたり、気軽に本を読めるスペースになっています。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る中嶋記念図書館はデザインの美しさだけではありません。なんと、図書館としては異例の365日24時間オープンしているんです。学生はいつでも時間を気にすることなく勉強をすることができます。
もちろん一般の人も利用可能です。一般利用の時間は決まっており、平日は午前9時〜午後10時、土日祝日は午前9時45分から午後6時までとなっています。一般利用ができない日もあるので、図書館を利用する際はHPで確認をしてからお出かけください。
また、所定の手続きを行うと本を借りることもできますよ。
中嶋記念図書館は、秋田市郊外にあるため、JR秋田駅から行くと、在来線のJR和田駅までいき、そこからバスに乗るか、イオンモール秋田経由のバスで行くことになりますが、いずれも乗り換えが必要です。
秋田空港からが一番近く、車で約10分で到着します。
秋田空港から帰る場合、早めに空港に行き、タクシーでぜひ足を運んでみてください。本好きでなくても、スケールの大きさに驚くはずです。見て損はない図書館、ご自身の目でお確かめください!
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(2024/4/20更新)
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