写真:下川 尚子
地図を見るまずご紹介するのは、洋館「エリスマン邸」の一画に開かれた「しょうゆ・きゃふぇ」。素材にこだわった絶品メニューがいただけるカフェです。
緑の木立に囲まれたエリスマン邸は、洋館ならではの風情あるたたずまいが魅力的。アンティークな内装と、窓から見られるマリンタワーや美しい緑を楽しみながら、ゆったりと時間を過ごせます。
人気メニューの「生プリン」は、卵黄がそのままのせられたビジュアルが印象的。卵黄をくずし、カラメルソースとプリンをからめながらいただくと、とろける食感とほろ苦いカラメルが混じり合ってとても美味。メディアにも多く取り上げられる話題のメニューです。
エリスマン邸は、貿易商フリッツ・エリスマン氏の私邸として大正14年から15年にかけて建てられました。近代建築の父と呼ばれるアントニン・レーモンド氏が設計を手掛けたことでも知られている、貴重な建築物です。現在も応接間やサンルームなどが公開されていますので、お時間のある方は見学してみてはいかがでしょう。
写真:下川 尚子
地図を見る続いてご紹介するのは、「えの木てい」本店。白と赤のかわいらしい外観は、山手エリアでもひときわ目を引く存在。店名は、お店の前の大きな榎の木にちなんで名づけられたのだそう。
かつてアメリカ人検事が暮らしていた洋館を現オーナーのご両親が自宅用として買い取ったのは、昭和46年のこと。当時、リビングとして使われていた一階のスペースを、現在はティールームとして使用。チーズケーキやシフォンケーキなどのスタンダードなケーキや、季節のフルーツを使ったデザート、軽食などがいただけます。
二階は販売店舗となっています。お持たせとしても人気の「チェリーサンド」をお土産に購入するのもおすすめ。
外のテラス席も気持ちよく過ごせますので、気候の良い時期はテラス席でティータイムを過ごしてみてはいかがでしょう。
写真:下川 尚子
地図を見る外国人墓地の前に位置する山手十番館は、山手エリアのシンボル的存在。昭和42年に「明治100年」を記念して建てられた洋館です。
現在は洋館の一階をカフェ、二階をレストランとして利用しており、中に入ってみると、ステンドグラスが印象的なレトロな空間が広がります。タイムトリップした気分で、そのレトロ空間に浸りましょう。
2階のレストランからは外国人墓地や横浜の街並みを見渡すことができ、遠くにランドマークタワーも見えます。カフェ利用だけでなく、眺望を楽しみながらランチやディナーに利用するのもおすすめです
写真:下川 尚子
地図を見る港の見える丘公園の南端に位置するスパニッシュスタイルの洋館が、山手111番館。ここにはローズガーデンを見下ろす可愛いカフェ「カフェ・ザ・ローズ」があります。
港の見える丘公園からこの山手111番館周辺は、横浜でも有名なバラの名所として知られているエリア。バラが見頃を迎える時期(初夏:5月上旬〜7月、秋:10月上旬から12月上旬)には、多くの人が訪れます。
カフェは、どこかかわいらしさを感じさせる内装が魅力。オリジナルのローズティーやローズソフトなど、バラにちなんだメニューも多く揃っています。バラの綺麗な時期に、ぜひとも訪れたいカフェです。
写真:下川 尚子
地図を見る最後にご紹介するのは、横浜らしい港の眺望を楽しめるスポット。「港の見える丘公園」に隣接するポートヒル横浜の一階にある「山手ローズテラス」です。
こちらはレストランですが、カフェ利用もOK。メニューはカフェタイムに気軽にいただけるケーキセットから、本格的なコース料理まで幅広く揃っています。店内はクラシックな雰囲気で、窓際の席に座ると、眼前に広がるのは海。ベイブリッジの爽快なビューを楽しみながら、食事やお茶が楽しめます。
山手には眺めのよいカフェがいくつかありますが、港を眺められるカフェは多くはありません。横浜らしい景色を眺めながら時間を過ごしたい方に、おすすめしたい場所です。
以上、山手エリアのおすすめカフェについてご紹介しました。
山手は、横浜開港後に外国人居留地が開かれたエリア。西洋館や外国人墓地など、往時をしのばせる場所が多くあります。無料開放の洋館やガーデンもあり、見どころの多いエリアですので、ぜひ十分に時間を取って訪れてみてください。
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/12/2更新)
- 広告 -