写真:吉田 彩緒莉
地図を見る自由が丘駅正面口を出たら、みずほ銀行の角を右へ折れ、まっすぐ進みます。5分ほど進み、ベネチアを模した商業施設「ラ・ヴィータ」の手前、右側に、突如として現れる一軒屋が「古桑庵」。一目見たらすぐにわかるはずです!
まるで古くから自由が丘に住んでいる地主の方のお宅のよう…本当に入っていいの?と思ってしまう厳格な雰囲気が漂います。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る大正末期に建てられた古民家に入るにためには、玄関で靴を脱ぎます。思わず「お邪魔します」と口から出てしまいますよね。中には田舎のおじいちゃん・おばあちゃんに会いに来たような感覚になる人も多いのではないでしょうか?そんな人は「ただいま」ですね。
店に入ると、エプロンを付けた上品なお母さんたちがにこやかに迎えてくれます。ここも他のカフェとは違う所。いかにもカフェが好きで働いてますよ!と言う雰囲気の若い店員さんではなく、この家にやってきたお客さんをもてなす、というさり気ない雰囲気の店員さんばかり。いやー、癒されます。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る店員さんに導かれ、店内に入ると、思わずほっと溜息が出てしまいます。大正時代からある母屋の和室は、襖・小物・欄間にいたるまで、非常に趣きがあり、時が刻んだ飴色の柱の美しさや、抑えめの照明にうっとり。
混み合っていなければ、縁側の席を選ぶと良いでしょう。苔むした庭園を眺めながら、やわらかな陽の光を受けて寛げば、今日はここでずっと過ごしてもいいな!と思ってしまうはずです。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見るメニューは一軒屋和カフェらしく、抹茶と和菓子のセットや、あんみつ、夏季限定のかき氷など、和スイーツメニューがずらり。
お腹が減っていないので、コーヒーだけでいいや、なんていう人は、きっと驚くかもしれません。530円でコーヒーを頼んだら、パインドケーキがついてきます。これはうれしいサービスですね!もちろんホットコーヒーだけではなく、アイスコーヒーにもしてくれますよ。
530円でお菓子と飲み物が頂けるのは、東京プライスではかなりお得。しかも一軒家の古民家カフェで庭園を眺めながら、という条件ではなかなかありませんよ!
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る建物の圧倒的な存在感に魅かれ、後から後からお客さんがやってきます。日本人だけではなく、最近都心ではめったに見なくなった木造建築の古い一軒家に魅かれて、外国人観光客の姿もちらほら。
ギャラリーも併設されているので、一息ついたら店内を見てまわるのも良いかもしれません。
かわいらしい手作りの和小物も売られています。一味違うセンスの良い自由が丘土産に喜ばれそうです。
洗練されたカフェが建ち並び、どこに入ろうか悩む自由が丘。話題の最先端カフェなどは、行列に並び散策疲れを取るはずが、逆に疲れちゃった、なんてこともあるんですよ。
「古桑庵」は常に安定した人気を保ちながら、話題のカフェを目当てに来る人たちとはまた違う客層がやって来るので、長い行列ができていることはあまりありません。
畳に足を延ばして、ゆったりと寛ぎつつ苔むした庭を望みながらくつろぐ。時にはそんな自由が丘のひと時を楽しんでみませんか?
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(2024/9/18更新)
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