写真:たぐち ひろみ
地図を見る全国各地37ヶ所に展開するホテルチェーン「休暇村」は、国立公園・国定公園内という恵まれた立地にあり、豊かな自然が最大の魅力です。その中のひとつ「休暇村 南伊豆」は、静岡県〜神奈川県に拡がる富士箱根伊豆国立公園の最南端の弓ヶ浜に建っています。
写真:たぐち ひろみ
地図を見る「日本の渚百選」にもその名を連ねる一大景勝地の弓ヶ浜。名前の通り、およそ1kmに渡って弓状に続くその海岸線はまるで一幅の絵画のようです。両端が岬で守られていて波がとても穏やかなため、夏には多くの海水浴客が訪れる場所でもあります。
「休暇村 南伊豆」では、そんな美しい海の景色をいつでも堪能できるよう、すべての客室を海側に配置しています。松林越しに紺碧の海や白い砂浜を朝に夕に眺められる贅沢を、ここでは存分に味わってみてください。
写真:たぐち ひろみ
地図を見る「休暇村」のもう1つの魅力は、価格が抑えめなこと。食事の内容やお部屋の広さ、館内設備などを総合して考えると、かなりお得な料金といえます。そして、おひとりさまでの滞在がいつでも可能な点も見逃せません。どの休暇村でも1人用の宿泊料金が用意されていて、基本週末でも予約が可能。一人旅の人を多く見かけるのもこの「休暇村」の特徴です。
部屋タイプは、和洋室(写真)、和室、洋室の3タイプですが、おすすめは中でもモダンな仕様の和洋室。12平米のツインベッドルームに6畳の和室がついていて、椅子に座って海を眺めるのも、ベッドで昼寝を満喫するのもお好み次第。自由気ままな過ごし方のできるこの部屋、うれしいことに1人でも滞在が可能です。
写真:たぐち ひろみ
地図を見る「休暇村 南伊豆」の大浴場「鈴の湯」は、近隣の下賀茂温泉からの引き湯を利用。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉、PH7.8という弱アルカリ性の柔らかい温泉です。源泉は77.8℃ですが、内湯・露天とも常時入りやすい温度に調節されています。
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地図を見るゆっくり温まれる内湯もさることながら、ここは植木や花を配した風情ある庭園露天風呂がおすすめ。大きな石風呂と源泉かけ流しの壺湯2つがあり、気分に応じていろいろ試せる楽しいスポットです。
残念ながら温泉から海を見渡すことはできませんが、じっとしていると心地よい波の音が聞こえてきます。打ち寄せる波の音や川のせせらぎなどの自然音を聴くと、脳内がα波の状態になり、とてもリラックスできるのだとか。この露天風呂では、温泉以外にも効能が期待できそうです。
そしてすきま時間があったら、ぜひ屋上へ。弓ヶ浜や周囲の山々を眺めたり、併設の足湯に浸かってほっこりしてみませんか?
写真:たぐち ひろみ
地図を見る「休暇村 南伊豆」では、朝夕とも食事は基本ビュッフェスタイルになっています。でもそこは海辺の宿のこと、魚介類の充実度はパンパなし!
特に60種類もの料理が提供される夕食では、その豪華さにとにかく圧倒されます。自分で鯛などのお刺身を好きなだけ桶に盛れるコーナー、マグロやサーモンのお寿司が取り放題のコーナーをはじめ、海の幸をふんだんに取り入れたメニューが勢ぞろい。さらに野菜や魚介をその場で天ぷらで揚げてもらえるオープンキッチン、各種サラダや洋食などのコーナーもあり、まさによりどりみどりです。
写真:たぐち ひろみ
地図を見る中でも人気を集めているのが、静岡県ならではの「静岡おでん」。独特な黒いだしで煮込んだ各種のおでんだねが並び、もちろん食べ放題です。
朝食も、和食メニュー各種に始まり、カラフルな生野菜がふんだんに並ぶサラダエリア、ベーカリーから届いたばかりの焼き立てパンが何種類も並ぶパンコーナー、コーヒーはドトールの焙煎豆を使用していたりと、かなり力の入ったラインナップ。朝からぐっと食欲がそそられること間違いなしです。
写真:たぐち ひろみ
地図を見るここ「休暇村 南伊豆」では、なにより自然を満喫する過ごし方がおすすめです。朝は早起きして弓ヶ浜を散歩するのが定番。きれいな弓なりの形に沿って、まずはビーチを端から端まで歩いてみましょう。左前方の高見山から次第に昇ってくる朝日、絶えず打ち寄せては引く穏やかな波。眺めているだけで、何とはなしに心が洗われてくる気がします。
宿では毎朝7時から「おはようウォーク」というプログラムも実施しています。ウォーキングに関するレクチャー付きで、ポールを使用した本格的なノルディックウォーキングが体験できるので、これに参加するのもいいですね。
写真:たぐち ひろみ
地図を見る宿の近辺には、弓ヶ浜以外にもさまざまな散歩コースが設けられていて、日頃の運動不足解消にはまさにもってこい。温泉に浸かる合間に、ぜひ散策に出かけましょう。
歩くのはちょっとという人には、レンタサイクルを利用する方法もあります。これなら風光明媚な青野川沿いへもすぐ。ここは2月中旬〜3月上旬に満開となる河津桜や菜の花で有名なところですが、この季節以外でも十分楽しめる自然豊かなスポットです。
「休暇村 南伊豆」へは、「スーパービュー踊り子号」の利用が便利です。東京駅から伊豆急上田駅までが2時間半、そこからは石廊崎行のバスで休暇村前まで25分。1泊で行くなら、JRが販売するバス乗り放題の「南伊豆フリー乗車券」がお得です。
下田を経由するので、行きまたは帰りに下田観光をするのもいいでしょう。ペリーロード、寝姿山、下田海中水族館など、見どころ盛りだくさんの港町です。
日ごろの生活からちょっと抜け出して、肩の力を抜いてみたい。そう思ったらなら、ぜひ「休暇村 南伊豆」へ。人気の宿なので、なるべく早めの予約をおすすめします。
2020年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/18更新)
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