更新日:2016/04/12 11:07
「沼津水産祭」は、駿河湾や近海で獲れた魚介類が水揚げされる沼津港で開催。普段あまり立ち入ることができない沼津魚市場「INO(イーノ)」と、隣接する「第一市場」の2会場で行われます。まつり当日は、魚が卸される第一市場に露店が軒を連ね、この日ばかりはお祭りムード満点!
2016年で第44回を迎える毎年恒例行事で、ここ第一市場の会場では、出店の他、ひもの無料試食・販売コーナー、アジのひもの素揚げ販売などが行われ、もう一つの会場「INO(イーノ)」では、あじの釣り堀、大漁輪投げ、鮮魚の特別販売、朝獲れ生しらす試食などの催しが行われます。
「沼津水産祭」
日時:2016年5月21日(土) 8時〜13時
まつりでは、多彩なイベントが行われますが、その中でも一押しなのが「体験さかなセリ市」です。セリを生で見られ、チビッ子でも参加ができるイベントです。ステージに上がった魚の値段を競って、鮮度抜群な魚を安く買い求めようと、誰もがヒートアップ!
周りの熱気に押されて「3千円っ!」なんて、内気なチビッ子もこの日ばかりは熱くなってしまうかも。魚仲買人でなければできないセリ市を体験できる漁港ならではの催しなので、是非如何でしょうか? 因みに、セリ落とした魚は、お買い上げしなければならないので、チビッ子諸君は、声を上げる前に、親子で値段設定しておくことをお勧めします。
ここ沼津市は、全国有数の干物の産地。干物作りは、江戸時代末期からと言われ、これまで干物作りの発展を遂げたきたところ。天日干しに適した浜風と良質な鯵が集まる港で、首都圏などへ輸送するには便利な地理的条件に恵まれ、少なくても100軒以上の干物を製造するお店が点在!
2010年の沼津市の鯵の干物の生産量は、日本全体の43%を占めており、ここに来たら、干物は是非食べておきたい代物。まつりでは、焼き立ての干物が振る舞われるので、はっきり言って食べなくては損!!
香ばしく焼けたふっくらとした身で、しかも焼き立てなので何とも言えない美味しさ。魚嫌いなお子様でも、この日ばかりは、食べれてしまうかもしれませんよ。会場には、鯵の干物の販売コーナーがあり、破格値で売られている干物があるので、主婦の方は必見です!
会場で賑わいを見せるのが、こちらの「駿河湾の珍魚と巨大漁の展示」です。氷を張った水槽に、見たことのない生き物が、何種類も一堂に展示されています。怖そうな顔をした魚や、体長2mはあろう大きなサメまで様々。
沼津港から広がる駿河湾は、日本一の深さがあり、未だ知られていない生き物も生息。港近くに「沼津港深海水族館」など、深海専用の水族館もあるほどで、ここでしか見られない限定の生き物もいます。なので、お魚に興味のある人もない人も、是非覗いてみては如何でしょうか?
沼津水産祭は、2016年5月21日に開催。漁船体験乗船は、天候によって中止となる場合があります。まつり会場の駐車場は、数に限りがある為、電車などの交通機関で来るのがお勧めです。最寄りのJR「沼津駅」から会場近くまで、無料のシャトルバスも運行しますので、ご利用下さい。
ご紹介した以外にも、イベントはまだまだ盛り沢山!「沼津水産祭」は、一日限定で、朝の8時から13時までのたった5時間しか行われません。年に一度の、魚介類をお買い得価格で買えるイベントなので、是非訪れてみませんか?
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
旅行ガイドを検索!
(2025/2/7更新)
- 広告 -