写真:浦賀 太一郎
地図を見る創業1675(延宝3)年、その更に前身の温泉宿から数えると、その歴史は500年を超え、日本最古の旅館とも言われる、「あさば」。
日本を代表する旅館として、『西の玉の湯 京の俵屋 東のあさば』と称される「あさば」には、泊まれないまでも写真だけでもと、重厚な門構えを背景に記念撮影をしていく旅人が後を絶ちません。
門の向こう側には、別世界へつながる唐破風の様な意匠の玄関があり、その高級感に気圧されるのは必定ですが、係の方の気さくなお出迎えに、心が解きほぐされ、スッと「あさば」の世界観に入りこんでいくことができます。
せっかくの高級旅館。臆することはありません。ここでは、自分自身も「あさば」の風景の一つになりきりましょう!
写真:浦賀 太一郎
地図を見る写真の部屋は「浅葱(あさぎ)」。12畳の和室と、板間のリビング12畳の構成で、源泉掛け流しの内風呂が付いています。
大きな窓からは、能舞台「月桂殿」が広大な池に浮かんでいます。能舞台は、夜はライトアップされ、「幽玄」という言葉がぴったりの趣で、和室からもリビングからも、眺めることができます。
他にも、桜の木を眺めながら半露天風呂に入浴できる離れの客室や、竹林と紅葉が楽しめる客室など、一部屋づつに素敵な趣向が凝らされています。
写真:浦賀 太一郎
地図を見る温泉はもちろん修善寺温泉の源泉掛け流し。
野天風呂は男女入替制で、竹林や紅葉を眺めながらゆったり。
内湯は高野槙と伊豆石が使用されている。殿方の内湯はお洒落な扇型(写真)。
予約不要で貸切に出来る家族風呂は、木の温もりを感じる檜造りで、家族で、カップルで、気兼ねなく楽しめます。
それぞれ大きくはありませんが、清潔で、時間がゆっくりと流れていくのを感じながら温まれる雰囲気が醸成されています。
修善寺温泉は、アルカリ単純泉で、神経痛や筋肉痛、リウマチに効能があるとされます。弘法大師が開湯したと伝わり、実に1200年もの歴史を誇る、伊豆三古湯です。
温泉街には修善寺温泉の由来となったお寺「修禅寺」や、シンボル的存在の足湯「独鈷の湯」、野趣あふれる「竹林の小径」など見所が多いです。
写真:浦賀 太一郎
地図を見る夕食は選び抜かれた食材で、伊豆の地鶏である、「天城しゃも」が、スープ煮や炭火焼、冬場は鍋で頂け、春には駿河湾で捕れた太刀魚が吸鍋で。
狩野川支流で育った鮎を、その場で炭火焼(写真)にしてくれたり、釜炊きの鮎ご飯は箸がとまらなくなるほど。黒米の穴子寿司や、もろこしの掻き揚げなど、魅力的な和食の数々が味わえます。
職人気質な女将さんのもと、次々と料理が運ばれて来るので、次はどんな料理なのかと、ワクワクが止まりません!
写真:浦賀 太一郎
地図を見るロビーやサロン、池のほとりのバルコニーには、それぞれイスとテーブルが用意され、思い思いにくつろげるように配置されています。
能舞台を眺めながら読書に耽るもよし、鷺が散歩する池を眺めながらお茶をするのもよし、記念写真もお忘れなく!近くの係の方にお願いすれば、快く撮影してくれますよ。
サロン(写真)は、旅館の和風が一転、白を基調としたアーティスティックな内装で、「あさば」の不思議なギャップを演出しています。
深川の富岡八幡宮から移築された能舞台では、能狂言や雅楽の演奏など、一年を通じ様々な催しが行われます。気になる催物はHPをチェックしてください。
修善寺温泉の老舗旅館「あさば」いかがでしたか。
どのプランでも、1人約4万円はするので、そうそう訪れることなんて、なかなかできないですよね。
だからこそ、人生の大切な時に訪れ、素敵な休日を過ごすことができるのです。
「大切な人にサプライズ」なんていうのも、アリですよ!
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(2024/9/18更新)
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