“さすが京都”と思わず唸る!厳選5つの京雑貨店にはリーズナブルなお土産も

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“さすが京都”と思わず唸る!厳選5つの京雑貨店にはリーズナブルなお土産も

“さすが京都”と思わず唸る!厳選5つの京雑貨店にはリーズナブルなお土産も

更新日:2016/07/15 11:35

万葉 りえのプロフィール写真 万葉 りえ アマチュア写真家

ここではお土産物に定番の和洋菓子や、ガイドブックによく載るコスメ関係は紹介していません。京都の奥深さを感じられること、しかも現代の生活でもちゃんと活用できること――この条件を満たす京雑貨店を厳選して紹介します。

その上で広く店舗展開をしておらず大事に商品を販売している店ばかり。しかもどの店も京都市の中心・四条河原町から徒歩圏内です。京都の路地を歩き回る筆者お薦め。行けば納得!京都の奥深さを実感‼

胸キュン!のキュートなお針箱

胸キュン!のキュートなお針箱

写真:万葉 りえ

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犬に猫、ひよこにウサギ…なんだと思いますか?
実は、これはまち針なんです。しかもすべて手作りで、一つ一つ顔が違います。売っているのは『三条本家みすや針・福井勝秀商店』。店があるのは、三条大橋の近くという京都の中心部の便利な場所です。

このみすや針、1651年には宮中の御用針司となっており、かつては「荷物にならない良質の京みやげ」として全国に知られていました。すぐに折れたり曲がったりする大量生産の針とは違います。今も刀と同じように針を鍛えて作っており、和洋装の仕立てのプロだけでなく趣味の手作りをする人もこの良質の針を求めて来店されているのです。

縫い針、まち針他、用途に合わせてじつに様々な針が揃っています。たくさん縫物をしない人でも、この可愛い針が裁縫箱に入っているだけで箱を開けるのがうれしくなってしまうはず。ちょっとボタンがはずれた時など、針は生活の必需品。小さな桐箱に入ったソーイングセットも旅行に持って行けるほどの大きさなのでお薦めです。

写真の可愛いまち針は一本から購入可。どのコも可愛いのでたくさん連れて帰ってください。

生活の中に“雅”を

生活の中に“雅”を

写真:万葉 りえ

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書道に日本画、香道に茶道具、そして日々の暮らしの中のちょっとしたお便りなど、そんな日本の文化にまつわる品々を幅広く取り揃えているのが寺町通にある『鳩居堂(きゅうきょどう)』です。

こちらも1663年には本能寺の前に店を構えたという古い歴史を持ち、今も寺町通の本能寺のそばにあります。動物の形をした愛らしい香合や美しい色紙など、店内の品々を見ているだけでも雅な気分。目のこえた海外からの方を案内するにも、間違いのない場所です。

お薦めは、衣類とともに引き出しに入れておきたい「にほひ粉」。近頃は本人が気づかなくても洗剤などの合成香料で体調を崩したり周りの人に迷惑をかけていることがあると報じられています。鳩居堂は薬種商として創業した店。しつこさのない自然な香りがほのかに衣類にうつるように作られています。

平安貴族は香を焚きしめて衣に香りをうつしたといいますが、これはタンスに入れておくだけ!ゆかしい、香り美人になってみませんか。

古社寺を彩る伝統の色を身近に

古社寺を彩る伝統の色を身近に

写真:万葉 りえ

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日本人ほど豊かな色の表現を持っている民族はいないといわれています。四季折々の自然の中で重ねてきた色の表現は、次の時代へと渡していかなければならない宝の一つでしょう。

『染司よしおか』は、東大寺や薬師寺、春日大社や伊勢神宮などの古社寺の伝統行事に欠かせない和紙や衣装を天然染料で制作している染屋さん。ここがなかったら有名寺社の伝統行事が成り立たなくなるという、なくてはならない存在なのです。その五代目は、染色の技術についてだけではなく、奈良や京都の社寺についても詳しい本を何冊も出されている方。

お店の場所は、骨董品を取り扱う店が多い新門前町の通り。店内には自然の材料で染められたストールやクッションなど少し大きなものから、カバンやコースターなど小さなものまで揃っています。同じような色でも、材料や染まり具合によって同じ色がありません。

店内にはたくさんの色があふれているというのに、どの色にも優しさがあって色と色がぶつかり合うことがないという不思議さ。小銭だけでなく化粧品やアクセサリー入れなど、お好みで使えるこんなポーチはいかがですか。どの色も美しいので迷って選んでください。

店内にあふれる「かわいい」の声。日本で唯一の木版画専門店

店内にあふれる「かわいい」の声。日本で唯一の木版画専門店

写真:万葉 りえ

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寺町通にあるのは、日本唯一の木版美術書を扱う『芸艸堂(うんそうどう)』。ここは、葛飾北斎や伊藤若冲など江戸の巨匠の版画の版木を蔵している店。そして、現在でも木版で書籍や版画を制作しています。

店内には書籍だけでなく、木版のポチ袋や、クリアファイル、シール、ノートなどたくさんの品々があり、女の子たちがグループで来店すると「かわいい!」の声が店内のあちこちであがる状態になります。ここへ来ると、そう言いたくなるのがきっとわかります。

便りとして出すのもいいのですが、プレゼントに一言添えたりするのにも便利なポストカード(100円〜税別)は種類の多さに大人買いしたくなるほど。若冲など江戸時代の画家だけでなく、竹久夢二から現代作家のものまで幅広いレパートリーにきっと迷うはずです。
たくさんの「かわいい」の中からお気に入りを探してくださいね。

木製品なら、高価な道具から可愛い文具まで

木製品なら、高価な道具から可愛い文具まで

写真:万葉 りえ

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最後にご紹介するのは、竹や木でできた製品を取り扱っている『ばんてら』です。お店の場所は芸艸堂に近く、こちらも寺町通に面しています。

京都のお寺の数の多さは有名ですよね。その中でも金閣寺や南禅寺などの有名なお寺の修理があった際に出た古材は、特別なもの。古材を利用して作られた茶道具などは貴重な一点物として取り扱われます。

そんな貴重な茶道具を扱っている「ばんてら」ですが、それだけではありません。優しい触感のスプーンやフォークなど普段に使いたい物や、ちょっと生活を楽しくしてくれるものなど様々な木製品が店内にたくさん。お手頃で可愛らしい品も作られています。

そんな製品の中で、動物の形をしたマグネットはどれも欲しくなってしまうかも。冷蔵庫にこんなマグネットでレシピを貼ったら料理も楽しくなりそうです。また、先に芸艸堂の項でご紹介した写真をもう一度よく見てください。ここではカード立てとして使っています。シンプルに机上の飾りにしても和めそうですよね。

知る人ぞ知る、名店が隠れている京都

京都の情報はガイドブックでもネットでも大量にありますが、それだけあってもまだまだ紹介できていないものがたくさん。この記事でご紹介した店は一般的な京都案内では詳しく紹介されていません。しかし、京都の路地にはこんな名店が当たり前にあるのです。

今回は四条河原町から徒歩圏という条件でご紹介しましたが、バスや地下鉄を利用すれば隠れた名店はほかにも。それが、京都という町の魅力の一つかもしれません。
あなたも京都で隠れた名店を見つけてみませんか。

掲載内容は執筆時点のものです。

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