写真:東郷 カオル
地図を見る琵琶湖に突き出た海津大崎では、岬を囲むように東西約4kmにわたり約800本のソメイヨシノが桜のトンネルを作り、例年4月10日前後に満開を迎えます。自然のことですのでその年の天候によって左右されますが、京都市内より1週間程度開花が遅くなります。是非この時期を狙って海津大崎を訪れてみてください。
写真:東郷 カオル
地図を見る毎年多くの花見客やカメラマンが訪れ、カメラマンが大きな機材を担いでベストポイントを探す姿が見られます。
6時にもなっていない早朝でも、沿道ではすでに大勢のカメラマンが三脚を立てて場所取りをしています。
混雑がキライな方は、前日からの宿泊がおすすめ。MEMO欄で紹介する「ヴィラ山水」は琵琶湖のほとりに建ち、自転車でのアクセスも楽なお宿。目の前からはお花見船も出ていますので、海津大崎の桜目当てなら覚えていて損はないお宿です。
写真:東郷 カオル
地図を見る海津大崎周辺では桜の開花に合わせて交通規制が行われます。交通規制の詳細はMEMO欄でご確認ください。
アクセスは、徒歩かシャトルバス、コミュニティバスを上手く利用しましょう。先ほど少し触れましたが自転車もおすすめです。
最寄りのマキノ駅から写真の海津大崎の桜並木の入り口までは、徒歩で30分程度、コミュニティバスはマキノ駅から出ています。
写真:東郷 カオル
地図を見る海津大崎は琵琶湖八景「暁霧(ぎょうむ)・海津大崎の岩礁」として有名な景勝地。
朝霧が発生することが多く、早朝には琵琶湖とソメイヨシノの神秘的な景色を楽しむことができます。
日本全国から海津大崎の桜を一目見ようと観光客が訪れ、地元の人もゆっくりとお花見できないだろうなと他人事ながら心配。ですが地元の人いわく、一番の贅沢なお花見はカヤックやカヌーを出して琵琶湖から桜を眺めることだそう。地元民はマイカヤックや友人に借りたカヤックで贅沢なお花見を楽しんでいるそうで、確かに陸地が大混雑の中、水面をスーッと進むカヤックは羨ましく思えます。
岸辺の私たちは絵になる写真を撮らせていただきましょう。
写真:東郷 カオル
地図を見るマイボートやマイカヤックを持っていない人でも、琵琶湖からの海津大崎の桜を楽しむ方法があります。写真はヴィラ山水の前のマキノサニービーチから出ている「お花見遊覧船きらり」。ピンクの旗が目印です。
写真:東郷 カオル
地図を見る航路はマキノサニービーチ〜大崎〜二本松までの往復で約60分ほど。今では複数ある海津大崎のお花見船は、きらりが元祖。船長は漁師さんで、桜の季節以外は漁をしておられます。気さくな方ですが、海津大崎の地形や気候に関する知識は流石漁師さんといった感じです。
1枚目の湖からの写真は、この「きらり」から撮影したものです。
圧巻の桜並木は陸地からも琵琶湖からも一度は見てみたい光景ですが、なんせ混雑必至。朝早くに訪れて、午前中には撤収というのが理想。午後は彦根城のお花見なんかもおすすめです。
※2020年武漢肺炎の影響による注意点
・JRマキノ駅前からの「臨時シャトルバス(交通規制日の土日2日間)」および「お花見バス(平日)」の運行を中止
・JRマキノ駅前および海津大崎内の仮設トイレの設置を中止
・JRマキノ駅前臨時駐車場の設置を中止
・JRマキノ駅前での特産品販売を中止
・JRマキノ駅でのレンタサイクルの貸出、および駅前でのお花見レンタサイクルの貸出を中止(3/23より中止)
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(2024/11/2更新)
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