パワースポットから縁結びまで!銀座で開運神社めぐり

パワースポットから縁結びまで!銀座で開運神社めぐり

更新日:2016/04/13 14:40

村松 佐保のプロフィール写真 村松 佐保 嬬恋村案内人
お洒落な街、東京銀座の片隅にいくつもの小さな神社が点在しているのをご存じですか? 路地裏の細い道の奥に鎮座するお稲荷様、ビルの屋上に祀られたご本殿やビルの谷間でひっそりと木々におおわれた神社。銀座No.1といわれるパワースポットから縁結びや隠れパワースポットまで魅力があふれています! きらびやかな銀座の街で味わう非日常の開運神社めぐりを、ぜひお楽しみください。

銀座No.1のパワースポット! 「豊岩稲荷神社」

銀座No.1のパワースポット! 「豊岩稲荷神社」

写真:村松 佐保

地図を見る

銀座No.1のパワースポット豊岩稲荷神社(とよいわいなりじんじゃ)は、江戸時代から縁結び・火防の神として信仰され銀座の人々をまもってきました。昭和初期からは芸能関係者の崇敬も厚く、縁結びの神社としても多くの女性たちが訪れています。ご祭神は、五穀、食物をつかさどる倉稲魂命(うかのみたまのみこと)です。

豊岩稲荷神社には入口が2か所あります。中央通り銀座7丁目の交差点に直角に交差する花椿通りと、その先に交差する金春(こんぱる)通り。どちらも標識柱が建てられていますが、うっかりすると見落としてしまいます。少し不安になるほどのビルの谷間の細い路地を薄明かりの中進むと、写真のお狐様が鎮座しています。

ご参拝が終わりましたら、戻らないでもう一方の出口に向かって歩いてみてください。華やかな銀座の街の路地裏でひっそりと息づく非日常を味わえます。通りの名前は、下記【MEMO】「ちゅうおうナビ」をご覧ください。

住所:中央区銀座7-8-14

ビルの1階に拝殿、なんと屋上に本殿! 「朝日稲荷神社」

ビルの1階に拝殿、なんと屋上に本殿! 「朝日稲荷神社」

写真:村松 佐保

地図を見る

朝日稲荷神社は、ビル一部の1・2階が吹抜けの拝殿、屋上が本殿です。パイプで大地とつながり、拝殿での参拝が本殿に届くようになっているつくりは、時代を先駆ける銀座の地にふさわしい神社といえるのではないでしょうか。

朝日稲荷神社の創建年代等は不詳ですが、街の守護神として遠近の崇敬を集めてきました。安政大地震で社殿が倒壊してから放置されていましたが、1983年(昭和58年)に、隣のビルの改築にともなって、この地に祀られました。ご祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。商いの神として商売繁盛や、縁結び、家内円満にもご利益があります。

朝日稲荷神社までは、銀座3丁目の交差点から松屋通りを昭和通り方面に向かって進み、2本目の路地を超えると通りに面して鎮座しています。写真は屋上の本殿です。肌を撫でる風と頭上をおおう空が開放的! 建物の8階までエレベーターで上り、そこから外階段で屋上に上がれます。本殿は日曜祝日は参拝できません。

住所:中央区銀座3-8-10 大広朝日ビル

銀座三越9階銀座テラスに鎮座! 「銀座出世地蔵尊/三囲神社銀座摂社」

銀座三越9階銀座テラスに鎮座! 「銀座出世地蔵尊/三囲神社銀座摂社」

写真:村松 佐保

地図を見る

銀座のど真ん中、地上31メートルの憩いの空間銀座三越9階銀座テラスの一角に、銀座出世地蔵尊と三囲神社(みめぐりじんじゃ)銀座摂社が安置されています。ご祭神は、地蔵尊と倉稲魂命(うかのみたまのみこと)です。銀座出世地蔵尊は、明治のはじめ三十間堀(江戸時代につくられた堀川)から掘出されて空地へ安置していました。近隣の信心の篤い人々が花や団子を供えて参詣するようになり、やがてこの地蔵尊は出世や商売繁盛などの御利益があるといわれるようになりました。

1968年(昭和43年)に銀座三越の全面改装に合わせ屋上へ安置されたことで、道端のお地蔵様が百貨店の屋上に上りつめたことから出世地蔵と呼ばれるようになりました。芝生が敷きつめられ、四季の草木が広がるテラスの片隅にたたずむお地蔵様をぜひご参拝なさってください!

住所:中央区銀座4-6-16 銀座三越9階

子育て祈願! 「宝童稲荷神社」

子育て祈願! 「宝童稲荷神社」

写真:村松 佐保

地図を見る

宝童稲荷神社(ほうどういなりじんじゃ)は、江戸中期に江戸城内の子育て祈願の稲荷神社を町内の守り本尊として分祀し、町内の氏神様としてお祀りしたのが始まりといわれています。ご祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)です。商売繁盛や五穀豊穣のほかに、健やかな子供の成長の御利益があるといわれています。かつて、江戸城で将軍の子が早死にしたことから、厄払いのために祀られたといわれています。

宝童稲荷神社までは、銀座3丁目の交差点から有楽町方面に向かって松屋通りを歩き、4本目の細い路地(並木通りの1本手前)を左に入ると右手にこじんまりとしたきれいな神社が鎮座しています。うっかりすると行き過ぎてしまうような路地です。子育ての神様の信仰を集める宝童稲荷神社にぜひお出かけください!

住所:東京都中央区銀座4-3-14

隠れパワースポット! 「安平神社」

隠れパワースポット! 「安平神社」

写真:村松 佐保

地図を見る

江戸時代、この地にあった新庄美濃守(しんじょうみののかみ)の屋敷神として稲荷神社が祀られていました。1882年(明治15年)に高級料亭万安樓(まんやすろう)を創業する際に、そこに祀られていた稲荷神社を安平神社(やすひらじんじゃ)と名づけて料亭内に祀りました。その後、2003年(平成15年)に近隣にタワーマンションが竣工されましたが、安平神社の周囲の自然は残されました。

拝殿に向かって左の狐が持っているものは望みを叶えてくれる玉(宝珠)です。右側の狐が持っている鍵でその望みを引き出してくれます。ビルの谷間の木々に囲まれた小さな空間にパワーが秘められた神社です。

安平神社へのルートは、中央通り銀座1丁目の交差点を昭和通り方面に向かって銀座柳通りを真っ直ぐ歩きます。さらに昭和通りを渡って(左手の歩道橋)5本目の路地を左に曲がった左手に鎮座しています。
銀座の異空間にたたずむ隠れパワースポット安平神社で開運祈願を!

住所:中央区銀座1-22-8

おわりに

銀座の開運神社めぐりはいかがでしたでしょうか? 一歩路地裏に入るだけで、銀座の華やかさからがらりと変わって非日常に浸れます!豪華な街並みに包まれながら、その一角にひっそりと鎮座する神社をめぐる旅は、普段見ることができない銀座という街の奥深さを教えてくれます!

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/04/11 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -