スウェーデンの古都ルンド!北欧最大の大学をかかえる学園都市の見所

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スウェーデンの古都ルンド!北欧最大の大学をかかえる学園都市の見所

スウェーデンの古都ルンド!北欧最大の大学をかかえる学園都市の見所

更新日:2016/04/16 17:08

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家

スカンジナビア半島の東側を占めるスウェーデンは、北欧最大であり、国土の半分が森林に覆われ9万以上の湖が点在する国です。南部のスコーネ地方だけは穀倉地帯で、その南端の古都ルンドは「西の都」ロンドンに対して「東の都」とも言われ、かつては北海を中心に周辺諸国にまたがる大帝国の中心地でもありました。現在は、北欧最大の学生数を誇る大学を中心とした学園都市です。鉄道駅を基点に徒歩で回れる見所をご紹介します。

町全体がキャンパス?北欧最大&スウェーデン最古のルンド大学

町全体がキャンパス?北欧最大&スウェーデン最古のルンド大学

写真:Hiroko Oji

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スウェーデン最南端に位置するスコーネ州の古都ルンドは、スウェーデン語で「林」を意味する名前を持ち、990年にデンマークのヴァイキング王が教会を建てたことから、その歴史が始まりました。

大聖堂に神学校が設立されたのが1438年、それが前身となり、デンマーク領だった時代も含めてスウェーデンで最古の大学が、現在のルンド大学です。鉄道駅を背に、5分もかからないところから広がる大学は、白亜の外観が眩しいほどの重厚な本部の建物に続き、煉瓦造りの建物が点在し、歴史を感じさせてくれます。

町の中を歩いているといつの間にか大学の敷地内につながります。町全体が一つのキャンパスになっている感じのルンド大学。学生数からみても北欧最大であり、大学の職員と大学生が人口の約4割を占めるほど。だれでも自由に入れる構内の庭園には綺麗な花や木々が溢れています。緑に囲まれた噴水がある風景は、訪れた人々を和ませてくれる所です。

ルーン文字が迎える民俗野外博物館のクルトゥーレン!

ルーン文字が迎える民俗野外博物館のクルトゥーレン!

写真:Hiroko Oji

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大学の広大な敷地の南側に隣接して1882年に開設された民俗野外博物館「クルトゥーレン」は、11世紀からの風俗や文化の中にどっぷりと浸かることのできる空間。門を入ると、緑に囲まれた庭の一角にルーン文字が刻まれた岩が、出迎えるように展示されています。

ルーン文字は、ゲルマン人がゲルマン語の表記に使っていた古い文字体系で、初期のルーン銘文は2世紀〜3世紀頃のもの。8世紀頃より北欧を中心に使用され始めました。「呪術や儀式に用いられた神秘的な文字」ともいわれますが、実際には日常の中で使われていたようです。後にラテン文字が取って代わり使われなくなりました。

クルトゥーレンで昔の生活に浸ろう!

クルトゥーレンで昔の生活に浸ろう!

写真:Hiroko Oji

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クルトゥーレンの敷地内に入ると、正面には1854年に建てられた博物館があります。この中でチケットを購入し、展示されている民族衣装や発掘品の土器、ルンドの歴史にかかわる資料など見学しましょう。

その後、裏庭に出て小さなトンネルをくぐると、野外博物館となっている広い敷地に出ます。昔ながらの小道に沿って、17〜19世紀の民家や木造の教会が集められており、当時の生活の様子がそのまま再現されています。屋根全面には草がおい茂り、質素ながら使い勝手の良いように工夫された家の造りになっています。今でも生活できる家具の設置に、奥から当時の服装の人がヒョイと顔をのぞかせるような錯覚を覚えます。

家庭菜園や花壇のある広い庭を持つ家と家の間は、緑地帯が設けられていて、ベンチも置かれていますので、長閑な農村の中にいるような感じで一休みできます。

ルンドの顔「大聖堂」は美しい総石造りのロマネスク様式の建築

ルンドの顔「大聖堂」は美しい総石造りのロマネスク様式の建築

写真:Hiroko Oji

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ルンド大学の南側に広がる公園の南端に、堂々たる姿を見せているのが、ルンドの顔ともいえる大聖堂。1145年に建てられた総石造りのロマネスク様式の教会は、2本の塔を両脇に備え、全体が黒ずみ長い歴史を感じさせる、どっしりと貫禄のあるものです。

この大聖堂は、12世紀には北欧で初めてローマ教会直属の司教会となり、北欧全体の教会を統括したという重要な役目も果たし、13世紀にかけては最盛期を迎え、文化や経済の中心となっていました。

地下礼拝所に下りると、教会を壊そうとして失敗した伝説上の巨人「フィン(Finn)」の、柱の根元部分にしがみついたまま石になってしまったという姿を見ることができます。

仕掛けを持った天文時計は必見!

仕掛けを持った天文時計は必見!

写真:Hiroko Oji

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大聖堂の一番の見所は、教会ホールに入って左側に設置されている天文時計。この時計は14世紀から動き続けている、歴史を感じさせるものです。毎日15時になると、キリストと聖母マリア、3人の聖者たちの人形仕掛けが動き出すというもので、是非時間を上手く調整してこの仕掛けをご覧くださいね。

デンマークからの日帰り圏内にあるルンド

ルンドは、首都のストックホルムから訪れるよりは、隣国のデンマークから、ヘルシンボリやマルメと合わせて、鉄道やフェリーで訪れる方がず〜っと近くて日帰りできる位置にあります。デンマークのヘルシンオアからヘルシンボリまでフェリーで20分、コペンハーゲンからルンドまで鉄道で1時間ほどと便利で短時間で訪問できますので、国境を越えての観光を楽しんでみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2006/07/29 訪問

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