更新日:2016/04/15 10:04
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る「アッパーデッキトーキョー」ができたのは、羽田空港の第2ターミナルのリニューアル時。出発ロビーの吹き抜け部分に張り出すように作られた100mもの広い空間で、開放感抜群です。
更に嬉しいのはフードコートだから、食べ物の好みが違う人とも一緒に過ごせること。ここのフードコートには世界各国の料理を提供するお店が並んでいるんです。違う国の友達と来ても、遠慮なく、そしてお互いに、自分の好きなものが食べられます。
和食、トルコ料理、中華、韓国、イタリアン他9種のレストランがあり、テイクアウトして、広いテラス席部分で食べるという仕組み。このテラス席が、話題を呼んでいるんです。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る椅子が好きな人は、このテラスに出ただけで感動もの。イームズ、ジョージ・ネルソンといった超高級ブランドの稀少なデザイナーズチェアーがずらり。しかも一つ一つデザインが異なるのです。たかが椅子と侮るなかれ!中には美術館で展示されているような芸術品レベルの椅子もあるんです。なんと、普通に購入すれば1脚100万円を超えるものまで…。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る空港の公共エリアを使っているとは思えないほどのおしゃれな空間には、あのKettal Maiaのスイングチェアもあります。まるで高級リゾートホテルにでも来たようなデザインに思わずうっとり。もちろん自由に腰かけていいんですよ。ゆらゆらと椅子に揺られながら、ドリンクを飲んでいると、思わず肝心なフライトを忘れてしまいそうです。
椅子は無秩序に置いてある訳ではなく、和食のお店の前には日本のデザイナーの手による椅子を配置するなど、その店の食事に合わせた空間造りがなされています。その店のテラス席だというコンセプトはきちんと守っているんです。
そうそう!もう一つ嬉しいことも。それは、椅子の配置されたテラス部分は、飲食物の持ち込みが自由だということ!お弁当、飲み物を持ち込んで、ここでゆっくりと食事しても良いんです!そのため、空港職員の方々の姿をとてもよく見かけます。
羽田空港には多彩な空弁も販売されているので、空弁ランチも楽しそうだし、コンビニで買ったビールを飲んでも良いんです。到着・出発のターミナルのベンチで、お弁当を食べるのはちょっと、と言う人も、ここでは贅沢な気分になれてしまいますね。
写真:吉田 彩緒莉
地図を見る丸くかわいいクッションをつなげたジョージ・ネルソンのマシュマロソファもあります。そして、その前ではすやすやと眠る人まで!でもここではそれもOK。
東京や横浜の観光を終えてフライトを待つ人や、仕事を終えて帰る人にも、ありがたい空間です。
出発ロビー3階に位置しているので、テラスにいれば、飛行機の搭乗時間を記したインフォメーションを眺めながら、過ごすことができます。これなら最新のフライト情報が確認できて安心。
いかがでしたか?おしゃれなデザイナーズチェアーで、思い思いの時が過ごせるアッパーデッキトーキョー。何も購入しなくてもおしゃれな空間を提供してくれる場所は、なかなかありません。誰でも好きなだけ寛いでください、というおもてなしの心に満ち溢れています。
都内に住んでいるカップルの方は、空港デートついでにここでまったりするのもいいですよ。空港と言う非日常空間を眺めながら、美しいデザイナーズチェアーで寛げば、次の旅行のプランも浮かんでくることでしょう!
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
吉田 彩緒莉
貧乏なのに、贅沢したい!そんな理由から日本よりホテルの価格が安いタイのホテルにはまり、タイのホテルをメインに記事を書くホテル専門家です。タイを含め海外で泊まったホテルは200軒以上。今も仕事で通いつづ…
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