2016年の開催地、青森県の夏祭りといえば、青森ねぶた祭りですよね。開催地のお祭りは一番登場回数が多く、さらにパレードの最後のライトアップもメインとして登場します。
ねぶた祭りは、七夕祭りの灯篭流しが原点といわれ、大型のねぶたが出陣。極彩色の巨大な武者燈籠が縦横無尽に動き回るさまは圧巻です!
ねぶたの前では、「ラッセーラー、ラッセーラー」の掛け声とともに、派手な衣装を着たハネトが躍動感あふれる踊りを披露しています。横笛や太鼓をたたく人でさえ、飛び跳ねている、にぎやかなお祭りです。
ねぶたに明かりがともると、さらに迫力倍増!ぜひ、昼のねぶたと夜のねぶたの両方を堪能してください。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る優雅な踊りをみたいなら山形花笠まつりです。「ヤッショ、マカショ」の威勢のいい掛け声と花笠太鼓の音色にあわせて、あでやかな衣装をきた踊り手たちが優雅に踊り歩きます。県花の紅花をあしらった笠の波がうねる様子に見とれるはず。
手の動きが美しい盛岡さんさ踊りは、さんざん悪さをしていた鬼の退散を喜んだ人々が「さんささんさ」といって踊ったという伝説に由来する踊りです。幸せを呼び込むといわれている「サッコラ」という掛け声と滑らかな手の動き、軽快な太鼓のリズムに思わず、手を動かしてしまいます。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る真夏の病魔や邪気を払う、ねぶり流し行事として長い歴史を誇る秋田竿灯まつり。重さ50キロ、高さ12メートルもの巨大な竿灯を、「ドッコイショードッコイショー」の掛け声とともに、自由自在に操る妙技は必見です。
手のひらから、額、肩、腰と竿灯を移していく熟練の技に、あちこちから歓声があがります。竿灯の棒の部分を継ぎ足して、どんどん高くしていくと、写真のようにかなりしなってきます。それでも、バランスを取りながら竿灯を上げている様子は、ハラハラしつつも、目が離せません!
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る古来より健脚を願い、地元の神社に奉納される大わらじ。法被姿の男衆が「ワッショイワッショイ」と声を張り上げ、長さ12メートル、重さ2トンもの大わらじを担いで練り歩きます。
途中ランダムに観客に向けて大わらじを傾けるパフォーマンスがあります。これは、大わらじを触ることで、無病息災・五穀豊穣・家内安全・商売繁盛のご利益があると伝わっていることから、観客が触りやすいようにしてくれているもの。もし、自分のところで大わらじが突入してきたらぜひ、触ってくださいね。
大わらじの前で踊るヒップホップのダンスチームのダンスも必見です。
また、仙台の七夕まつりは、会場で大きな色とりどりの七夕が飾られているほか、パレードでは、派手な扇子を持ちながら、軽やかに踊る「仙台すずめ踊り」も見ることができます。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見るパレードの最後には、「東北の元気」をアピールすべく6市長がそろって参加。踊り手たちも加わり、華やかに終焉を迎えます。
さて、東北六魂祭の会場は、東北の祭りが集結するとあって、予想通りの人ごみです。長い時間、場所取りをする体力がない、イスに座ってゆっくり祭りを鑑賞したいという人は、個人観覧席の申し込みができます。
この予約は、2016年5月29日より、各チケットサイトで申し込むことができます。ただ、このサイトの購入も席数が決まっているので、発売当日に申し込むのがいいでしょう。
東北六魂祭では、東北各県のB級グルメも楽しむことができます。青森の味噌ラーメン、岩手三陸のホタテ焼き、山形どんどん焼き、宮城仙台の牛タン、福島川俣のシャモ地鶏焼き、秋田の横手焼きそばやみそタンポなど、どこで食べようか迷うほど出店しています。
また、開催地青森では、青森特設ブースを設け、観光PRブースやまだ全国区になっていない穴場グルメなどが出展します。
東北6県のお祭りが集結するのは今年が最後!6月下旬は、一足早い夏祭りを体験しに青森県へ!
※写真は全て2015年に秋田で開催された時のものです。
2016年は青森市の青い森公園前(国道7号)から橋本交差点先(国道4号)にかけてが会場となります。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/10/12更新)
- 広告 -