シアトルから船で!名物グルメと歴史を感じる「ベインブリッジ・アイランド」へ

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シアトルから船で!名物グルメと歴史を感じる「ベインブリッジ・アイランド」へ

シアトルから船で!名物グルメと歴史を感じる「ベインブリッジ・アイランド」へ

更新日:2017/09/27 17:11

いしい ひいのプロフィール写真 いしい ひい 元旅行会社勤務、アメリカ旅行ライター、フードコーディネーター

「ちょっと島まで、日帰りで行ってこようか。」思い立ってすぐシアトルからフェリーで行ける島が、ピュージェット湾に浮かぶベインブリッジ・アイランド。かわいいダウンタウンに、お洒落なショップやグルメなお店が集まっているのが嬉しい!さらに島の歴史を知る博物館と、広大な自然庭園も魅力です。シアトル観光の穴場を、じっくり探検してみませんか?

フェリーに乗って、観光クルーズ気分!

フェリーに乗って、観光クルーズ気分!

写真:いしい ひい

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シアトルの水辺をスイスイと進む白と緑のフェリー、ベインブリッジ・アイランドに向かっています。所要時間は35分。島民の多くがシアトルに通勤している一方、シアトル住民にとっては、気軽に行ける観光地として人気があります。
フェリーの発着場所であるピア52は、シアトルのダウンタウンから徒歩圏内。乗船券は8ドル10セント、フェリー乗り場で購入でき、帰路は無料です(2016年4月現在)。

船内ではコーヒーや軽食も販売されていて、大きな客室でゆったりくつろぐことができます。お天気が良ければ、デッキに出てみましょう。太陽と潮風を感じながらピュージェット湾の景観を楽しんでいると、あっという間にベインブリッジ・アイランドに到着。35分のクルーズで、既に観光気分!

島に着いたら、フェリーの港から5分ほど歩き、ウインスロー・ウエイ沿いのダウンタウンに到着。お洒落なカフェやベーカリー、スーパー、本屋や雑貨店などかわいいお店がコンパクトに集まっていて、楽しい街歩きができますよ。

島の恵み!グルメなレストランでランチ

島の恵み!グルメなレストランでランチ

写真:いしい ひい

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豊かな地元食材を使ったグルメな店が多いのも、観光客にとって嬉しいところ。焼きたてのパンやパイが美味しいBlackbird Bakery、朝食時には行列ができるアメリカンなダイナーStreamliner Diner、さらに日本やタイなどアジア料理のレストランや、ワインのテイスティング・ルームもあります。

一番人気なのが、海を望むハーバー・パブリック・ハウス(Harbor Public House)。地元ビールやワインの豊富な品揃えを持つカジュアルなパブハウスです。お料理がとっても美味しいので、お酒を飲まない人でも大満足!フィッシュ&チップスやオイスターなどのシーフードはもちろん、パブ特製のキムチを使ったチャーハン、ミディアムレアに焼いたマグロのサンドイッチ Tuna Slidersもキムチがアクセントになっていて、やみつきになる美味しさ!
お店の外にはウォーターフロント・トレイルが整備され、水辺を気持ちよく歩くことができます。

これを食べずに帰れない!全米で評価されたアイスクリーム

これを食べずに帰れない!全米で評価されたアイスクリーム

写真:いしい ひい

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グルメなレストランがたくさんあるベインブリッジ・アイランドですが、地元住民がこよなく愛すのが、モラ・アイス・クリーマリー(Mora Iced Creamery)というアイスクリームショップ。ローカルのフレッシュ食材を使ったアイスの美味しさは別格的で、これを食べずには帰れません!
65種類以上のフレーバーがあり、チョコレートだけで約10種類も。店名にもなっているMora(ブラックベリーのこと)、ピスタチオのチャンクが香ばしいPistachio、さらに旬のフルーツを使った季節メニューもおススメです。
さわやかな美味しさの秘密は、一般的なプレミアム・アイスに比べて、乳脂肪分が控えめであることだそうです。脂肪少なめだから、フレッシュなフルーツなど素材の味が引き立つのですね。アメリカのグルメ雑誌「フード&ワイン・マガジン」や地元新聞に、「アメリカで最高のアイスクリーム」に選ばれたのも納得!

話題の映画にも描かれた、島の悲しい歴史

話題の映画にも描かれた、島の悲しい歴史

写真:いしい ひい

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島の歴史を知るには、「ベインブリッジ・アイランド歴史博物館」に足を運びましょう。もと学校だったという建物は、素朴で親しみやすい感じです。
かつて何千年もスクワミッシュ部族などネイティブ・アメリカンが居住していたこと、1792年にバンクーバー海軍士官が到着して製材業や造船業が盛んになったこと、1880年代には日本やフィリピンなどアジアからの移民が入ってきたことなど、小さいながらも充実した内容の博物館です。

この島に住んでいた日系人の歴史を学ぶ場所でもあります。1942年当時、ベインブリッジ・アイランドには約250人の日系人が住んでいましたが、戦時下の大統領令により、全員が島を追われ、アイダホ州などの強制収容所に送られました。
その日系人の不遇な時代を描いたのが、1999年のアメリカ映画「ヒマラヤ杉に降る雪」。工藤夕貴とイーサン・ホークが共演した話題の映画は、この島が舞台です。
平和でフレンドリーな雰囲気に満ちたこの島にそんな過去があったとは、現在は想像もできません。

バスに乗って、島でいちばん人気の自然公園へ!

バスに乗って、島でいちばん人気の自然公園へ!

写真:いしい ひい

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以上は全て、ベインブリッジ・アイランドのフェリーターミナルから徒歩圏内ですが、島の北部にある自然公園、ブローデル・リザーブ(The Bloedel Reserve)にも足を運びたいところ。ここは島でいちばん人気の観光スポット。火曜日から土曜日まで1日7便、フェリーターミナルから送迎バスが出ていて、料金は2ドルです。

150エーカーの広大な敷地にはワシントン州固有の樹木が木立を作り、園内の川や池ではカモなどの水鳥が遊び、カエルがにぎやかに鳴き、季節ごとにさまざまな花が咲く、自然の恵みあふれる公園なのです。日本庭園もあり、石庭のある静寂な空間や鯉の泳ぐ池などは、地元住民にひときわ人気の場所です。
ニューヨークタイムズ紙に「アメリカで最も独創的で野心的な公園」と評価されたブローデル・リザーブ。緑豊かな癒しの空間を楽しんでくださいね。

まとめ

ベインブリッジ・アイランドは、1日ゆっくり過ごせる美しい島。帰りのフェリーからは、シアトルのダウンタウンが次第に近づく様子が、とてもきれいに見えますよ。アメリカ最大のフェリーシステムを誇るワシントン州だからこそ、フェリーでの観光も便利!島への日帰り旅行を是非お楽しみください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/04/03 訪問

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