宇佐海軍航空隊の歴史や、宇佐の空襲についての資料が集まった宇佐市平和資料館は、2013年6月29日に開館しました。館内には、当時使われていた武器や飛行機についての資料や実物が展示されていたり、映像で当時の映像を見たりすることができます。
特に目を引くのが、映画「永遠の0」で実際に使われたゼロ戦の展示。大きさに圧倒されるのはもちろん、実際にコックピット近くまで登ることで、その迫力にも圧倒されてしまいます。映画に使われたコックピットのセットに実際に入って記念撮影をすることができます。
実際に体験しながら、宇佐の空襲や宇佐海軍航空隊の歴史について学べるスポットです。
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日 :火曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始(12/29~1/3)
入館料 :無料
掩体壕とは軍用機を敵の攻撃から守るための施設で、当時50基以上を格納するための掩体壕が作られました。現在は10基の掩体壕が残っています。
この地にはかつて、飛行場、滑走路がありました。滑走路跡にはフラワーロードと呼ばれる道ができており、モニュメントやアメリカから送られたハナミズキが植えられています。このフラワーロードからいくつかの掩体壕を見ることができます。
城井1号掩体壕は史跡公園として整備されており、掩体壕を間近で見ることができます。掩体壕の中には、大分県の国東沖で引き揚げられたゼロ戦のエンジンとプロペラが展示されています。
閑静な住宅地の中に宇佐海軍航空隊落下整備所はあります。レンガ造りの2F建ての古い建物です。ぜひ近づいて見てほしいのは、壁に残っている数えきれないほどの機銃弾の跡です。当時の攻撃の激しさを感じます。
現在は宇佐市指定史跡になっています。宇佐市が戦場であったという証として見ていただきたいスポットです。
1945年の大空襲の時に、蓮光寺の本堂や周辺の民家が全壊した中で、唯一残ったのが「生き残り門」です。門に近づいてみると、門柱に爆弾片が残っているのを見ることができます。当時の空襲の凄まじさを感じることでしょう。1855年に建てられた門は、空襲で生き残り、現在も蓮光寺の入り口としてずっしりと構えています。
現在、宇佐市登録有形文化財として保存されています。
今回ご紹介した4選以外にも宇佐市にはたくさんの戦跡があります。車で巡ることは可能ですが、場所によっては農道や民家が並ぶ狭い道が多いです。そんなときにオススメしたいのが、レンタル自転車での戦跡巡りです。
宇佐サイクリングマップには、戦跡だけでなく、美味しいもの巡りの地図が載っています。歴史について学びながら、美味しいものをいただき、街並みを楽しむなら、サイクリングが断然オススメです。
レンタサイクルについて
貸し出し時間:9時半〜16時
貸し出し場所:JR柳ケ浦駅 菜々彩畑
定休日:なし(年末年始を除く)
利用料金:1日300円(1泊2日は600円)
お問い合わせ
宇佐市観光協会
住所:宇佐市南宇佐2179-3
連絡先:0978-37-0202
奇跡的に現在まで残っている戦跡を巡り、実際に目で見ることで戦争の恐ろしさや平和の大切さを感じることが出来るスポットをご紹介しました。
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