香港の九龍半島先端、ビクトリアハーバーを望む場所に建っているのが香港を代表する「インターコンチネンタル香港」です。英国統治下だった1980年に「ザ・リージェント香港」として開業しましたが、香港が中国へ返還された後の2001年にリブランドされ、現在のインターコンチネンタルホテルズグループとなりました。
また、このホテルは「風水」を元に設計されていることでも有名です。九龍半島の山に住む龍が水を飲むときに、山を降りてきて、このホテルの正面玄関から中に入り、ロビーを通り過ぎてビクトリアハーバーへと通り抜けていけるよう設計されています。このことから風水的に縁起のいいホテルと言われています。
17階建のホテル内には約500室を数える客室があり、部屋の広さや眺めなどにより10タイプ以上のカテゴリーに分かれています。その中で部屋数が多いのはインターコンチネンタルルームとインターコンチネンタル ハーバービュー ルームの2つ。どちらの部屋も33平米の広さで、違いは部屋からの眺望です。また同カテゴリーのデラックスルームは40平米の広さがあります。
また、どの客室もバスルームは豪華な大理石造りとなっており、バスタブの他にシャワーブースを完備。トイレも独立しており大変使い勝手がよくなっています。バスローブも完備されていますが、日本人ゲストには浴衣の用意まであるというのはうれしいものです。
※写真はインターコンチネンタル デラックスハーバービュー ルーム。
多くの人がこのホテルに泊まろうとする最大の理由が客室の半数以上を占めるハーバービュールームから見える「ホテルからの眺めでは一番素晴らしいと言われる香港の街の夜景」を見るためです。ビクトリアハーバーと香港島を望むその眺望は、九龍半島先端に建つため遮るものなく楽しめます。
この景色を見るのに一番おすすめなのはデラックスハーバービュールーム。通常のハーバービュールームより窓が大きいので、夜景の眺めは息をのむほどの美しさです。部屋の灯りを消して夜景を楽しむと、特等席で素晴らしい景色を独り占めしたような気分になれます。
インターコンチネンタル香港がリブランドされる前から評判だったのは景色だけではありません。開業当初から「ベッド&ブレックファスト」といって最高のベットと朝食を提供することで有名でしたが、インターコンチネンタルホテルズになった今でも変わらず最高の内容が保たれています。
そして、レストラン「ハーバーサイド」は香港一朝食が美味しいと言われています。その朝食メニューは、洋食と中華が中心のブッフェの他、洋食・中華・和食のセットメニュー、さらには、アラカルトメニューまで用意されています。
その中でもおすすめなのはブッフェ。エッグステーションの他にサラダやハムなどの肉類も豊富に揃っているのは当然で、中華メニューになると点心や粥などの他に、日替わりで麺類などをその場で調理しています。また、香港の人気スイーツ、マンゴープリンやエッグタルトまで用意されており、朝食でこれほど豊富なメニューがあることに驚かされます。
インターコンチネンタル香港には食の宝庫香港を代表する高級広東料理レストラン「欣圖軒(ヤントーヒン)」があります。高級レストランが無数にある香港で、ミシュランの星を何年も連続で獲得しているほど評価も高く、大変人気となっています。
こちらのレストランは、伝統的な広東料理が基本で北京ダック(事前の予約が必要)が有名ですが、その一方で有名日本人シェフとのコラボを行うなど味に定評があるだけではなく、創作的な料理なども楽しめるファインダイニングです。
また、高級感漂う店内はビクトリアハーバーを望む眺望、翡翠を用いたテーブルセット、洗練されたスタイリッシュなインテリア、そして完璧なサービスと、最高な食事を楽しむのにふさわしい雰囲気となっています。
今回ご紹介した以外にもインターコンチネンタル香港には、ミシュランの星を獲得したフランス料理レストラン「スプーンby アラン・デュカス」やアフタヌーンティーが人気の「ロビーラウンジ」など話題のレストラン・ラウンジバーがあります。また、風水の理念に基づいて設計された癒しの空間「アイスパ」やビクトリアハーバーを眺めながら利用できる「アウトドアプール&ジャグジー」など魅力的な施設も充実しています。
宿泊するのはもちろんですが、ぜひ、レストランなどの施設を利用するだけでもいいのでインターコンチネンタル香港へ足を運び、素敵な夜景を眺めながら美味しいものを頂いて香港の魅力を堪能してはいかがですか。
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(2024/9/17更新)
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