関西一厳しい日帰りコース?!鈴鹿峠から油日岳縦走にチャレンジ

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関西一厳しい日帰りコース?!鈴鹿峠から油日岳縦走にチャレンジ

関西一厳しい日帰りコース?!鈴鹿峠から油日岳縦走にチャレンジ

更新日:2016/04/14 10:35

SHIZUKOのプロフィール写真 SHIZUKO 舞台演出者

日本の東西を分ける本州の最も狭い部分にある山脈が鈴鹿山脈。三重県と岐阜県、滋賀県に跨る山脈です。その南端が油日岳。鈴鹿峠は国道1号線が通っていることからもわかるように、古来より、交通の難所&要所として、また盗賊の住処として、嬉しくない汚名を馳せてきた場所です。そんな鈴鹿山脈中央部の鈴鹿峠からスタートして、油日岳まで、日帰りなら関西随一とも言われるロングコースを歩いてみませんか。達成感がたまらない。

いくつの山を越えると油日岳に到達?

いくつの山を越えると油日岳に到達?

写真:SHIZUKO

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古来より東海道の西の難所と呼ばれてきた鈴鹿峠。気象の激しさ、坂の厳しさは箱根に匹敵すると言われていたほど。鈴鹿山脈の中央辺りに位置する最低部ゆえに、日本の東西を行き来するにはどうしても通らなければならない峠だったようです。茶畑が広がる鈴鹿峠には、万人講常夜灯(ばんじんこうじょうやとう)があります。江戸時代に、遠く、四国の金毘羅神社の常夜灯として設置された高さ5メートルを超える巨大な常夜灯。現在は国道1号線の鈴鹿峠から、車の往来を見守っています。

関西随一のロングコースのスタートはこの常夜灯。南端の油日岳まで到達するには、高畑山・溝干山・唐木山・那須ヶ原山・三国岳と、名前がある山だけでも5峰を越えていきます。さあ、覚悟して出発。

ガレ場の細い尾根を越えて高畑山の眺望が一番

ガレ場の細い尾根を越えて高畑山の眺望が一番

写真:SHIZUKO

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鈴鹿峠から植林されたスギ林を登って行くと、やがてナイフリッジと呼ばれる砂礫の細い尾根にでます。ガレ場と呼ばれる場所で、足もとの砂交じりの石道は滑りやすいので、左右に滑り落ちないように慎重に進みます。ちょっと怖いけど、軽いアドベンチャーでワクワクする場所です。それから小さな起伏をか何度か超え、急坂を登ると高畑山頂上に。このコース一番の展望が楽しめますから、存分に堪能しておきましょう。

坂下峠からキレットを越えて唐木山で昼食

坂下峠からキレットを越えて唐木山で昼食

写真:SHIZUKO

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馬酔木(あせび)の群落が気持ちいい道を溝干山に向かって進みます。一気に下ると坂下峠。谷底の風情の場所。もう一度強い傾斜を登って、キレットと呼ばれる岩場の激下りと激登り。そして、大雨で流された登山道にロープが張ってあるちょっとスリリングな場所を通り、唐木山への急坂を登り切ると、やっと昼食タイム。

那須ヶ原山の頂上は広々

那須ヶ原山の頂上は広々

写真:SHIZUKO

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唐木山からは、これから向かう那須ヶ原山が見えてきます。鈴鹿の山々が見える稜線に出たと思えば、またまた崖。というような道が続き、やっと那須ヶ原山へ。那須ヶ原山の頂上部分は広々。山頂にはお寺の跡の石の建物がドンと構えています。ここで一息。縦走路は、後半へ。まだまだ厳しいアップダウンは続きます。

三国岳から油日岳も激しいアップダウン

三国岳から油日岳も激しいアップダウン

写真:SHIZUKO

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目的地の油日岳への分岐でもある三国岳山頂まで、1時間30分。もうかなり疲れてきたところで最後の分岐。分岐からはまたまた激下りの道。大丈夫かなと心配になるでしょうがゆっくり確実に下って行きます。すると、眺望が開け、今まで縦走して来た山々が一望できます。こんな瞬間が縦走の最大のお楽しみ。本当に自分の足で歩いたの?と、信じがたい気持ちになる道のりを見渡せてしまいます。素晴らしい風景に励まされ、最後の登りを頑張ると祠のある油日岳の山頂に到着。ああ、よく歩いたーとホッと一息。最後の下りを慎重にこなして、関西随一のロングコースを完走です。

翌日の筋肉痛覚悟で!

一つ一つの山を登るコースはハイキングコース。ですが、それらを繋いで縦走するとなれば、それはもう立派な登山上級の道。日帰りとしてはかなりのロングコースに加えて、アップダウンが激しいので、歩き応え十分。翌日は太ももから全身の筋肉痛は必至です。それだけに完走した時の充実感、達成感はかなりのものです。
途中、危険な場所もありますから、充分注意して、一歩一歩確実に歩いて下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/03/30 訪問

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