写真:下川 尚子
地図を見る山手十番館は、1967(昭和42)年に「明治100年」を記念して建てられた洋館。外国人墓地を臨む場所に建ち、山手のシンボル的存在として愛されてきました。周辺にはえの木てい本店、山手資料館など、山手観光で立ち寄りたいスポットが多くあります。
もともとは老舗のカツレツのお店「勝烈庵」の十番目のお店としてオープンした山手十番館。その後、馬車道十番館、別館馬車道十番館なども開館し、今に至っています。
いかにも西洋館らしい外観を持つ山手十番館は、このエリアの散策でぜひ見たいスポット。記念撮影をしている観光客の方も多くいらっしゃいます。
写真:下川 尚子
地図を見る山手十番館を訪れる方は、お目当てのメニューがあるというよりは、「西洋館の見学」を兼ねてカフェタイムを過ごされる方が多いそう。内部は、レトロなステンドグラスやアンティークな家具が配置され、重ねてきた歴史を感じさせる空間です。
一階はカフェで、気軽に入りやすい雰囲気。二階はフレンチレストランとして利用されています。カフェは18時(ラストオーダー17時)まで、レストランはランチ・ディナーともに営業していますので、観光スケジュールに合わせて利用しましょう。
写真:下川 尚子
地図を見るこちらはカフェの人気メニュー、プリンアラモード。オーブンで蒸し焼きにされた昔ながらのプリンは、満足感のある食べ応え。「正統派」のプリンアラモードです。そのほか、ショートケーキや、横浜土産としても人気のお菓子「ビスカウト」などもいただけます。
もちろん、コーヒーだけでもOK。館内のレトロな雰囲気に浸りつつ、ゆっくりと時間を過ごしましょう。
二階はフレンチレストランとなっています。フレンチの味わいを求めて訪れる方も多数ですが、昔ながらの「洋食」の味を求めていらっしゃる方も多いのだとか。
人気メニューは特製タンシチューやハヤシライスなど。写真は「特選和牛の開化ステーキ重」。馬車道十番館の伝統料理「開化ステーキ」をお重スタイルにアレンジしたメニューです。
写真:下川 尚子
地図を見るこちらは二階のバルコニー。山手十番館は見晴らしがよく、「絶景カフェ」という一面も持ちます。目の前の外国人墓地から、遠くランドマークタワーまで見渡すことができます。晴れた日には、二階の窓から富士山が見えることもあるそう。
サンセットタイムは特に美しい景色が見られますので、お時間が合えば、ぜひ景色を楽しんでみてください。二階は基本的にレストラン利用ですが、サンセットタイムにバルコニーへ出てみたい方は、カフェ利用でも「気軽にスタッフに声をかけてください」とのこと。日没時間は季節によって異なりますが、タイミングが合えば、心に残る景色に出会えるでしょう。
横浜・山手の西洋館カフェ「山手十番館」をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
夏には、ガーデンでビアガーデンも行われます。内容はスタンダードなビアガーデンとのことですが、観光の合間に訪れるビアガーデンはまた一風違った趣が感じられるかもしれません。夏の山手観光の際には、立ち寄ってみるのもよいですね。
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(2024/11/5更新)
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