「日本の温泉地といえば?」と聞かれると必ず上位にあがり、知らない人はいないというくらい有名な別府温泉。別府は2300もの源泉数を誇る温泉地です。
日本一の湧出量、源泉数を誇る別府温泉は、湯量もさることながら泉質も豊富。別府の代表的な8つの温泉郷は「別府八湯」と呼ばれています。なかでもおススメなのが、江戸時代から明礬(湯の花)が採取され、「湯の里」の薬用の湯とも云われている明礬温泉です。
特に、薬用と云われるくらい肌に良い効果をもたらします。切り傷や肌荒れ、皮膚病など女子には気になる温泉。溶け込むような肌あたりの乳白色の湯はしっとりしたなめらかさで体の芯から温まることができ、高台に建つ「湯の里」では、眺めの良い景色と美肌に効く温泉でお肌も心も癒されることでしょう。
別府八湯の中でも、別府駅に近く旅行者が訪れやすい別府温泉。気軽に楽しめる共同浴場が多いのも特徴的です。そんな共同浴場の代表格で、風情のある佇まいの外観が別府のシンボルともなっているのが「竹瓦温泉」。
竹瓦温泉には「砂湯」と「普通湯」の2種類があり、砂湯は温められた砂に埋もれるので体の芯から温まりデトックス効果抜群。
温まった砂の上に寝転べば係りの人が砂をかけてくれ、温泉でしっとりとした砂の重さで丁度良い加減になり、体が埋もれじんわりと温まります。10分もすれば浴衣が濡れるくらいにびっしょりと汗をかき、シャワーを浴びてそのまま温泉に浸かる気持ち良さといったら最高です。
普通湯は、かけ湯をしてのんびりと浸かるには良い温泉ですが、結構熱いので体が慣れるまでかけ湯をしながら、水が出ている場所から入ると割とすんなり入ることができるでしょう。
九重連山に抱かれ山麓1000mの山挟に湧き出る筋湯温泉郷。風情のある27件ほどの宿が軒を連ねており、温泉街の中心地には打たせ湯で有名な共同浴場があります。300円でコインを購入し中に入る仕組みです。
2mの高さから落ちる打たせが18本もありマッサージ効果があり、肩凝りや筋肉の疲れや腰痛など「筋の病に効く湯」と云われることから、筋湯温泉と呼ばれました。浴槽はとても広く少し浅め。湯けむりが立ち込める筋湯は、体の芯から温まる温泉となっています。
筋湯温泉郷近くには川も流れており、夏には川のせせらぎ音を聞きながら足湯に浸かるのも非日常的な光景を楽しめ癒されます。また、打たせ湯の他にも温泉街の奥まった場所にある露天風呂の「岩ん場」と、男女入れ替え制の「薬師の湯」も檜造りの落ち着いた雰囲気を楽しめます。
大分県竹田市直入町にある長湯温泉。湯治場として栄えたのは江戸時代からと歴史の古い温泉地です。「飲んで効き、長湯して利く。長湯のお湯は、心臓胃腸に血の薬」と賞されるほど、とても体に良い泉質なのです。
その中でも、特筆すべきはラムネ温泉。ラムネ温泉の特徴は、炭酸効果で血液の流れをスムーズにしてくれ、血液もアルカリにする作用があり、血液の酸化やお肌の老化を防ぐ効果も。お肌に良い美容効果、女子には嬉しい温泉ですね。
更に、エネルギー代謝率が上がりダイエットでも効果抜群!湯冷めしにくいのも特徴のひとつです。また、飲泉をすることにより胃腸を整え便秘も緩和してくれるラムネ温泉。女性には冷え性、便秘の改善など嬉しい効果が期待大です!
内湯は少し熱めのお湯ですが、外湯は開放感ある緑に囲まれた造りになっています。体にびっしりと張り付く、ラムネのようなシュワシュワ感を味わってみませんか?
大分県は「おんせん県」と云われるくらいに個性的で趣のある温泉がたくさんあります。泉質も様々で温泉巡りをするには飽きないくらいの数を誇っています。
また、宿にも一度は入ってみたい!と思うような魅力的な温泉も多数あり国内外からも多くの観光客が訪れるほど。
共同浴場は安く入浴できるため、宿泊しながら色々な温泉を楽しむのも良いかもしれません。大分県では、温泉、観光、食もとても魅力的。是非、大分県の温泉に癒され、楽しまれてみてはいかがでしょう。
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(2024/12/14更新)
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