写真:浅井 みら野
地図を見る大島公園動物園で一番大きいケージのサイズは50m以上!「フライングケージ」と呼ばれ、15種類の鳥類がのびのび暮らしています。フラミンゴやショウジョウトキの鮮やかなピンクに目が奪われ、マガモやオシドリの落ち着いた栗色に癒されるなど、鳥のカラフルさが楽しめます。
フライングケージ内には遊歩道が設けられ、その周りには1mほどの手すりで仕切られています。しかし、クジャクにとっては簡単に飛び乗れますので、予想以上に近づいて観察できることも。また、ここにいるのは鳥だけではありません!カピバラやワラビーも一緒に暮らしています。水飲み場で鳥と仲良くしている姿は微笑ましく、こちらまで笑みがこぼれてしまいますね。
写真:浅井 みら野
地図を見る鳥類の展示に力を入れている大島公園動物園。フライングケージとは別にインコやハワイガンのケージもあり、こちらも入場できます。大きな羽を羽ばたかせ、頭上を飛ぶ姿に驚かされることもしばしば。まるで鳥が人間を観察しているようです。
希少動物の飼育、繁殖を行う、ズーストック事業という取り組みがあります。大島公園動物園では、カラスバトやハワイガンと鳥だけでなく、アルダブラゾウガメを担当。日本天然記念物のカラスバトは現在も絶滅が危惧されていますが、こちらの動物園では国内初の繁殖に見事成功しました。是非訪れた際には、鮮やかなインコと一緒に、カラスとハトの間のようなカラスバトも見てくださいね。
写真:浅井 みら野
地図を見る黄色いくちばしが特徴のオニオオハシ。ジャングルのポスターやイラストによく登場しますね。2012年よりゾウガメ室内展示場の一角に新しく展示されました。ズーストック事業で取り組んでいるにアルダブラゾウガメ、それにケヅメリクガメは冬季のみオニオオハシがいる室内展示場で飼育されています。夏季になればカメたちは屋外の放飼場で、のんびり歩く姿が見られますよ。
写真:浅井 みら野
地図を見る鳥が目立つ大島公園動物園ですが、他の動物だって負けていませんよ!動物園奥の「なかよし広場」「なかよし牧場」では、小さくてかわいいうさぎやモルモット、餌やりができるヤギ、ロバ、ヒツジなども見ることができます。土曜、日曜の午前11時から12時まで、うさぎやモルモットを抱っこできる、ふれあいの時間が設けられており子供たちに大人気です。
なかよし広場の横には、顔が愛くるしいレッサーパンダがお待ちかね!室内と室外のケージが専用通路で繋がっており、通路は下から見上げることができます。ひっきりなしに移動するレッサーパンダが右へ、左へ。思わず追いかけたくなる、遊び心がくすぐられる設計です。
写真:浅井 みら野
地図を見るくりくりした目が可愛いワオキツネザルがいる「サル島」。1周約300mの広大な敷地で木登りをしたり、毛づくろいをしたり。2008年に完成したサル島を両断する「サル島橋」のおかげで、敷地の隅々まですばしっこいワオキツネザルを観察することができます。サル島には、ほかにヒツジとヤギ両方の特徴を持つバーバリーシープも一緒に暮らしていますよ。
サル島の敷地は伊豆大島から噴出した溶岩を利用したもの。黒くいびつな地形は、伊豆大島が火山であることを教えてくれます。また動物園のすぐ目の前には海があり、サル島橋からも美しい景色を望めます。常に吹き続ける海風により、動物臭さがあまり感じられないのも、景色とは別の海の恩恵ですね。
大島公園動物園内には大きな道が環状線に走っていますので、その道をたどっていけば1〜2時間で見終えることができます。大規模でない丁度良い広さと、入園料が無料なので気軽に行きやすい場所です。それにもかかわらず、伊豆大島ゆかりのものあり、動物を身近に感じてもらいたい職員さんたちの想いありと、お得感が十分感じられます。同じ敷地内には、伊豆大島で有名な椿園や植物園もある、大島公園動物園。この機会にふらっと訪れてみませんか。
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(2024/10/15更新)
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