写真:斎 信夫(いつき)
地図を見るスープレストランは、薬膳スープが主役のお店です。でも、看板メニューは「サンスイジンジャーチキン(三水姜茸鶏 Samsui Ginger Chicken)」。どのテーブルを見ても必ず注文されている程の人気です。サイズは大と小が選べて、写真は小の方。それでも軽く2〜3人分はあります。
薄くスライスされたキュウリの上にふっくらと蒸された鶏肉が並び、真中のお皿になみなみと盛られているジンジャーソース。このソースが絶品なんです!生姜が沢山入っているのに辛くはありません。ピーナツオイルも少しも油っこくなく、まろやかな口当たりとふくよかな風味が広がって、ヤミツキになる事間違い無しの美味しさ!
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る別皿にこんもりと盛られてくる1口大のレタス、それを1つ手に取り、キュウリと鶏肉、そしてたっぷりとジンジャーソースをのせて頂けば、サッパリしたサラダに旨みたっぷりの鶏肉と香り豊かなジンジャーソースが混ざり合って、それはそれは美味しいハーモニーになり、いつまでも食べ飽きる事がありません。ボリューミーなひと皿が奪い合いするかのように無くなっていきますよ。
シンガポールでは「クーラーを効かせすぎてお迎えする」のがおもてなしの心とされ、建物の中はどこでも寒い位です。生姜は「薬膳では体を温める生薬」と言われているので、調子よく過ごしたい旅の道中にこそうってつけ。沢山食べると身体の芯から温まり、体調も整います。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見るジンジャーチキンと一緒に注文していただきたいのがこの焼きそば(檳城炒面线 Penang Fried Mee Suah)。焼きそば自体のお味もとっても美味しいのですが、ジンジャーソースをからめて頂くとさらに美味しく!
スープレストランは、お値段が良心的なのでついつい沢山注文しそうになりますが、どれもボリューミーなので、まずは少なめにしておく位がオススメです。出てくるまでにそんなに時間もかからないので、お腹の膨れ具合をみながら、次のを頼むくらいで丁度良いです。日本人の口に合う、マイルドで旨味のある味はどれを食べても納得の満足感を得られますよ!
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る「スープレストランは薬膳スープが主役なので身体に良いなら一つ試してみよう」と思っても、薬膳に馴染みがないと、一体どれが何に良いのか分かりませんよね。そこは安心してください。
スープレストランのメニューは、カラー写真で分かり易く、健康増進(wellness)や痩身(slimming)と効能が書いてあり、具材も丁寧に説明されているので注文し易いですよ。更に注文方法は、テーブルの上のメニューを印字した紙に個数を記入して渡すタイプ。言い間違いもなく、食べたい物が確実にお店に伝わるのでその点でも安心です。
写真:斎 信夫(いつき)
地図を見る今回ご紹介したのは、シンガポール・チャンギ国際空港ターミナル2にあるお店。チェックインカウンターのあるフロアから、ひとつ階を上がった2階にあります。竹をあしらった外観で遠目に見てもすぐに分かりますよ。
お店の中も清潔で広く、何より店員さんの接客がとても良いのです。丁寧で素早く、押し付けず、かゆいところに手が届くサービスで、居心地良くゆったりした気分で過ごす事ができます。ただ、空港内のレストランなので、飛行機の待ち時間に立ち寄る方も多く、時間帯によっては大変混雑して並んでいる場合もありますのでご注意を。
そして、美味しさのあまり「ジンジャーソースをお土産にしよう」と思った方は要注意!「瓶に入った液体」は手荷物では機内持ち込みが出来ません!受託手荷物を預ける前に購入しましょう。でも「大きな荷物は預けてからゆっくり食べたい」方がほとんどでしょうね。そういう時は市内の他の店舗で購入するか、または、お店の入り口で先に購入するなどして、荷物に入れて預ける方が安心です。
こんなヤミツキになる料理を提供している「スープレストラン(三盃雨件)」は、シンガポール市内に13店舗、マレーシアにも2店舗展開しています。(2016年4月現在)
旅の始まりに寄るもヨシ、帰りの出発までの時間に最後のシンガポールの味を楽しむのもヨシ、そして、旅の道中に体の調子を整える為に頂くのもヨシ!
鶏を使ったシンガポール名物は、チキンライス(海南鶏飯)だけじゃありません!
「スープレストラン(三盃雨件)」のジンジャーチキンも、是非シンガポールの旅の想い出として持ち帰ってくださいね。
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(2024/9/10更新)
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